2017年9月26日 (火)

コスモス寺花だより   9・26

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり大きな花を咲かせる準備をしています。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。今月末から見ごろになります。ベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫曼殊沙華とも。今年の花は例年になく豪華に咲いています。数は少ないが白花もあります。

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。6台可能で、転回場もあります。

 

新しい駐車場と受付入口が完成して南から入山参詣していただけるようになりました。般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活し、便利が良いと参詣者にも好評です。駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は表示されませんので迷われている方もありますが、50メートル南の国宝楼門横の西口から入れます。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、乗用車60台の駐車スペースがあります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「秋の風 乞食(こじき)は我を 見くらぶる」一茶

訳:秋の風が吹いている。乞食が来てわが身とおれ(一茶)を見比べている。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

940

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【行道一匝。先左方経池北。楽屋後作輪。廻楽屋北。至舞台東階際。左右同時昇舞台東階。自西階降。左方通北廻廊中。経池北楽屋後。渡橋北頬。廻孤島塔北東南西。折返渡橋南頬。経楽屋後池南阿弥陀堂後。通北廻廊中。至舞台西階際。】

 

〔行道は一匝(いっそう①)、先ず左方は池の北を経て、楽屋の後ろに輪を作る。楽屋の北を廻って舞台東階の際に至り、左右同時に舞台の東階を昇る。

西階より降り、左方は北廻廊の中を通り、池の北、楽屋の後ろを経て、橋の北頬(きたほほ②)を渡り、孤嶋の塔の北東南西を廻る。

折り返り、橋の南頬(みなみほほ)を渡り、楽屋の後ろ、池の南、阿弥陀堂の後ろを経て、北廻廊の中を通り、舞台の西階の際に至る。〕

 

 一匝=一めぐり。

 北頬=ホオとも。橋の北側の渡り部分。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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2017年9月25日 (月)

コスモス寺花だより   9・25

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり大きな花を咲かせる準備をしています。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。今月末から見ごろになります。ベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。6台可能で、転回場もあります。

 

新しい駐車場と受付入口が完成して南から入山参詣していただけるようになりました。般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活し、便利が良いと参詣者にも好評です。駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は表示されませんので迷われている方もありますが、50メートル南の国宝楼門横の西口から入れます。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、乗用車60台の駐車スペースがあります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「日の暮や 人の顔より 秋の風」一茶

訳:一日が暮れてゆくよ。ぼんやりした人の顔から秋風が吹いてくる。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

940

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【行道一匝。先左方経池北。楽屋後作輪。廻楽屋北。至舞台東階際。左右同時昇舞台東階。自西階降。左方通北廻廊中。経池北楽屋後。渡橋北頬。廻孤島塔北東南西。折返渡橋南頬。経楽屋後池南阿弥陀堂後。通北廻廊中。至舞台西階際。】

 

〔行道は一匝(いっそう①)、先ず左方は池の北を経て、楽屋の後ろに輪を作る。楽屋の北を廻って舞台東階の際に至り、左右同時に舞台の東階を昇る。

西階より降り、左方は北廻廊の中を通り、池の北、楽屋の後ろを経て、橋の北頬(きたほほ②)を渡り、孤嶋の塔の北東南西を廻る。

折り返り、橋の南頬(みなみほほ)を渡り、楽屋の後ろ、池の南、阿弥陀堂の後ろを経て、北廻廊の中を通り、舞台の西階の際に至る。〕

 

 一匝=一めぐり。

 北頬=ホオとも。橋の北側の渡り部分。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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2017年9月24日 (日)

コスモス寺花だより   9・24

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり大きな花を咲かせる準備をしています。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。今月末から見ごろになります。ベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。

 

新しい駐車場と受付入口が完成して南から入山参詣していただけるようになりました。般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活し、便利が良いと参詣者にも好評です。駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は表示されませんので迷われている方もありますが、50メートル南の国宝楼門横の西口から入れます。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス6台、乗用車60台の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「笛の家や 猫も杓子も 秋の雨」一茶

訳:祭り笛を代々担当している家よ。猫も杓子も来て練習中。外は秋の雨。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

939

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次楽人出楽屋前。吹調子。調子畢散花師発音。楽人発楽〈鳥向楽〉

 舞人楽人左右相分。経衆僧中央。降舞台西階。】

 

〔次 楽人、楽屋の前に出で、調子を吹く。調子畢って、散華師、発音(ほっとん①)す。楽人、楽を発す。〈鳥向楽(ちょうこうらく②)。〉舞人楽人、左右に相分れる。衆僧の中央を経て、舞台の西階を降る。〕

 

 発音=散華声明で頭人(とうにん)が最初の句の頭(とう)を出すこと。

 鳥向楽=雅楽、唐楽盤渉調の曲。現在の雅楽曲の中には含まれていない。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月23日 (土)

コスモス寺花だより   9・23

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり大きな花を咲かせる準備をしています。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。今月末から見ごろになります。ベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。

新しい駐車場と受付入口が完成しました。南から入山するという般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活しました。便利が良いと参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は出ませんので、従来の西入口が表示されます。

しかし、こちらは閉じていますので50メートル南の国宝楼門横の西口から入ってください。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス6台、乗用車60台の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「笛の家や 猫も杓子も 秋の雨」一茶

訳:祭り笛を代々担当している家よ。猫も杓子も来て練習中。外は秋の雨。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

939

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次楽人出楽屋前。吹調子。調子畢散花師発音。楽人発楽〈鳥向楽〉

 舞人楽人左右相分。経衆僧中央。降舞台西階。】

 

〔次 楽人、楽屋の前に出で、調子を吹く。調子畢って、散華師、発音(ほっとん①)す。楽人、楽を発す。〈鳥向楽(ちょうこうらく②)。〉舞人楽人、左右に相分れる。衆僧の中央を経て、舞台の西階を降る。〕

 

 発音=散華声明で頭人(とうにん)が最初の句の頭(とう)を出すこと。

 鳥向楽=雅楽、唐楽盤渉調の曲。現在の雅楽曲の中には含まれていない。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月22日 (金)

コスモス寺花だより   9・22

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり大きな花を咲かせる準備をしています。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。今月末から見ごろになります。ベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。

新しい駐車場と受付入口が完成しました。南から入山するという般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活しました。便利が良いと参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は出ませんので、従来の西入口が表示されます。

しかし、こちらは閉じていますので50メートル南の国宝楼門横の西口から入ってください。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス6台、乗用車60台の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「牛の子が 旅に立也 秋の雨」一茶

訳:牛の子どもが旅に立つのだ。冷たい秋の雨。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

939

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次楽人出楽屋前。吹調子。調子畢散花師発音。楽人発楽〈鳥向楽〉

 舞人楽人左右相分。経衆僧中央。降舞台西階。】

 

〔次 楽人、楽屋の前に出で、調子を吹く。調子畢って、散華師、発音(ほっとん①)す。楽人、楽を発す。〈鳥向楽(ちょうこうらく②)。〉舞人楽人、左右に相分れる。衆僧の中央を経て、舞台の西階を降る。〕

 

 発音=散華声明で頭人(とうにん)が最初の句の頭(とう)を出すこと。

 鳥向楽=雅楽、唐楽盤渉調の曲。現在の雅楽曲の中には含まれていない。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月21日 (木)

コスモス寺花だより   9・21

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫見ごろが続いていた「美色混合」という品種は終わりを迎え、これからは秋本番に咲く「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が主役となり大きな花を咲かせます。朝夕の涼しさのおかげで背丈はぐんぐん伸びています。つぼみも目立って増えてきました。

他にベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇大型バスの駐車が可能になりました。

新しい駐車場と受付入口が完成しました。南から入山するという般若寺本来の参詣方法が何百年ぶりかに復活しました。便利が良いと参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させます。

カーナビ案内ではまだ新駐車場は出ませんので、従来の西入口が表示されます。

しかし、こちらは閉じていますので50メートル南の国宝楼門横の西口から入ってください。

東口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス6台、乗用車60台の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くの般若坂には会津八一の歌で知られる夕日地蔵、鎌倉時代に忍性菩薩が建てた病者救済のために建てた療養施設、北山十八間戸があります。

920日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「夕暮や 鬼の出さうな 秋の雲」一茶

訳:夕暮れ時のあやうさよ、鬼が出てきそうな秋の雲。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈観仏三昧〉

「やまとには かのいかるがの おほてらに

       みほとけたちの まちていまさむ」

(大和には彼の斑鳩の大寺に 御仏たちの待ちて居まさむ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

939

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次楽人出楽屋前。吹調子。調子畢散花師発音。楽人発楽〈鳥向楽〉

 舞人楽人左右相分。経衆僧中央。降舞台西階。】

 

〔次 楽人、楽屋の前に出で、調子を吹く。調子畢って、散華師、発音(ほっとん①)す。楽人、楽を発す。〈鳥向楽(ちょうこうらく②)。〉舞人楽人、左右に相分れる。衆僧の中央を経て、舞台の西階を降る。〕

 

 発音=散華声明で頭人(とうにん)が最初の句の頭(とう)を出すこと。

 鳥向楽=雅楽、唐楽盤渉調の曲。現在の雅楽曲の中には含まれていない。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月20日 (水)

コスモス寺花だより   9・20

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫見ごろが続いていた「美色混合」という品種は台風のあと盛りを越え収束に向かっています。

これからは「センセーション」、「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が主役となり大きな花を咲かせます。「みごろ」から「三分咲き」に戻ったのは主役が交代したためです。

他にベルサイユ、ピコティ、サイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の見ごろは 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

〇彼岸花:≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇新しい駐車場と受付入口が完成し、ご利用いただけるようになりました。南から入るという般若寺本来の参詣の仕方が何百年ぶりかに復活いたしました。ご参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させる景色が皆様に喜ばれています。

カーナビ案内ではまだ訂正されていませんので、西側入口が表示されますが、

こちらは閉じられています。(国宝楼門横からは入れますが)

これまで狭い旧街道からの入山でしたが、新入口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス・乗用車の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くには会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた病院施設、北山十八間戸がある般若坂です。

◇本日より白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物が特別公開されます。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「馬の子の 故郷はなるる 秋の雨」一茶

訳:馬の子が故郷を離れて行く。冷たい秋の雨の日に。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈これよりさき奈良の諸刹をめぐる〉

「いかでかく ふりつぐあめぞ わがともがら

       わせだのこらの ものいはぬまで」

(いかで斯く降り継ぐ雨ぞ吾が輩 早稲田の子等の物言わぬまで)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

938

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次大行道。〈預二人居舞台。昇階左右。衆僧欲登之時。次第賦花籠。〉

 先散花師二人出自左右幄屋。各経池南〈右〉〈左〉

自東階登舞台上。並立西端。

次左右引頭率衆僧相従。】

 

〔次 大行道。〈預二人は舞台の昇階の左右に居り、衆僧之を登らんとする時、次第に花籠(けこ①)を賦(ふ②)す。〉

 先ず散花師(さんげし③)二人、左右の幄屋より出で、おのおの池の南〔右〕北〔左〕を経て、東階より舞台の上に登り、西の端に並立す。

次に、左右の引頭、衆僧を率いて相従う。〕

 

 華籠=法会のとき、散華の仏具として用いる、花を容れる器。竹製、金属製で飾りの紐をつける。はなざら、はなかご、けろうと言う。

 賦=配る。与える。

 散華師=法会で散華をつかさどり、声明の頭を出す役割の僧。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月19日 (火)

コスモス寺花だより   9・19

 

〔コスモス開花情報〕

≪三分咲き≫二日前まではコスモスの「美色混合」という品種の花が盛りを迎えていました。そこへ台風が来たため花は散ってしまいました。

これからはセンセーション、秋咲大輪美色が主役となり大きな花を咲かせます。「みごろ」から「三分咲き」に戻ったのは主役の交代期に当たるからです。他にサイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇新しい駐車場と受付入口が完成し、ご利用いただけるようになりました。南から入るという般若寺本来の参詣の仕方が何百年ぶりかに復活いたしました。ご参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させる景色が皆様に喜ばれています。

カーナビ案内ではまだ訂正されていませんので、西側入口が表示されますが、

こちらは閉じられています。(国宝楼門横からは入れますが)

これまで狭い旧街道からの入山でしたが、新入口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス・乗用車の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くには会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた病院施設、北山十八間戸がある般若坂です。

 

〔俳句〕

「秋風や ともしびうつる 膝頭(ひざがしら)」一茶

訳:外では冷たい秋の雨が降っているよ。行燈の灯が映る自分の膝頭を抱いている。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈これよりさき奈良の諸刹をめぐる〉

「いかでかく ふりつぐあめぞ わがともがら

       わせだのこらの ものいはぬまで」

(いかで斯く降り継ぐ雨ぞ吾が輩 早稲田の子等の物言わぬまで)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

938

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次大行道。〈預二人居舞台。昇階左右。衆僧欲登之時。次第賦花籠。〉

 先散花師二人出自左右幄屋。各経池南〈右〉〈左〉

自東階登舞台上。並立西端。

次左右引頭率衆僧相従。】

 

〔次 大行道。〈預二人は舞台の昇階の左右に居り、衆僧之を登らんとする時、次第に花籠(けこ①)を賦(ふ②)す。〉

 先ず散花師(さんげし③)二人、左右の幄屋より出で、おのおの池の南〔右〕北〔左〕を経て、東階より舞台の上に登り、西の端に並立す。

次に、左右の引頭、衆僧を率いて相従う。〕

 

 華籠=法会のとき、散華の仏具として用いる、花を容れる器。竹製、金属製で飾りの紐をつける。はなざら、はなかご、けろうと言う。

 賦=配る。与える。

 散華師=法会で散華をつかさどり、声明の頭を出す役割の僧。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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2017年9月18日 (月)

コスモス寺花だより   9・18

 

〔コスモス開花情報〕

≪みごろ≫台風18号は兵庫県を経て日本海へ出ました。奈良でも強い風が吹き荒れ、境内のコスモスは背の高いものは倒されました。それでも背が低い「秋咲き大輪美色」の種類は無事でこれから10月にかけて立ち上がって花を咲かせます。今日は復旧と養生の作業に明け暮れそうです。

コスモスの花は「美色混合」という種類が見ごろを迎えています。花は小ぶりですが、花数が多い昔懐かしい品種です。他にサイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇新しい駐車場と受付入口が完成し、ご利用いただけるようになりました。南から入るという般若寺本来の参詣の仕方が何百年ぶりかに復活いたしました。ご参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させる景色が皆様に喜ばれています。

カーナビ案内ではまだ訂正されていませんので、西側入口が表示されますが、

こちらは閉じられています。(国宝楼門横からは入れますが)

これまで狭い旧街道からの入山でしたが、新入口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス・乗用車の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くは会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた北山十八間戸がある般若坂です。

 

〔俳句〕

「ほつほつと 馬の爪切る 野分哉s」一茶

訳:ほつほつと音を立てて馬の爪を切っている。折しも吹き荒れる野分の風よ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈これよりさき奈良の諸刹をめぐる〉

「いかでかく ふりつぐあめぞ わがともがら

       わせだのこらの ものいはぬまで」

(いかで斯く降り継ぐ雨ぞ吾が輩 早稲田の子等の物言わぬまで)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

938

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次大行道。〈預二人居舞台。昇階左右。衆僧欲登之時。次第賦花籠。〉

 先散花師二人出自左右幄屋。各経池南〈右〉〈左〉

自東階登舞台上。並立西端。

次左右引頭率衆僧相従。】

 

〔次 大行道。〈預二人は舞台の昇階の左右に居り、衆僧之を登らんとする時、次第に花籠(けこ①)を賦(ふ②)す。〉

 先ず散花師(さんげし③)二人、左右の幄屋より出で、おのおの池の南〔右〕北〔左〕を経て、東階より舞台の上に登り、西の端に並立す。

次に、左右の引頭、衆僧を率いて相従う。〕

 

 華籠=法会のとき、散華の仏具として用いる、花を容れる器。竹製、金属製で飾りの紐をつける。はなざら、はなかご、けろうと言う。

 賦=配る。与える。

 散華師=法会で散華をつかさどり、声明の頭を出す役割の僧。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

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2017年9月17日 (日)

コスモス寺花だより   9・17

 

〔コスモス開花情報〕

≪みごろ≫昨夜は台風が来たと思わせるような強風が吹きました。台風18号はまだ九州上陸寸前のところにいるようです。境内のコスモスは少し倒されたものがありましたが、さほど影響を受けていません。今夜あたりが台風本番かなと思われます。

コスモスの花は「美色混合」という種類が見ごろを迎えています。花は小ぶりですが、花数が多い昔懐かしい品種です。他にサイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇新しい駐車場と受付入口が完成し、ご利用いただけるようになりました。南から入るという般若寺本来の参詣の仕方が何百年ぶりかに復活いたしました。ご参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させる景色が皆様に喜ばれています。

カーナビ案内ではまだ訂正されていませんので、西側入口が表示されますが、

こちらは閉じられています。(国宝楼門横からは入れますが)

これまで狭い旧街道からの入山でしたが、新入口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス・乗用車の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くは会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた北山十八間戸がある般若坂です。

 

〔俳句〕

「苦の娑婆(しゃば)や 虫も鈴ふる はたをおる」一茶

訳:苦しい世の中だなあ。虫さえも鈴をふり、機をおるのだから。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈これよりさき奈良の諸刹をめぐる〉

「いかでかく ふりつぐあめぞ わがともがら

       わせだのこらの ものいはぬまで」

(いかで斯く降り継ぐ雨ぞ吾が輩 早稲田の子等の物言わぬまで)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

938

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次大行道。〈預二人居舞台。昇階左右。衆僧欲登之時。次第賦花籠。〉

 先散花師二人出自左右幄屋。各経池南〈右〉〈左〉

自東階登舞台上。並立西端。

次左右引頭率衆僧相従。】

 

〔次 大行道。〈預二人は舞台の昇階の左右に居り、衆僧之を登らんとする時、次第に花籠(けこ①)を賦(ふ②)す。〉

 先ず散花師(さんげし③)二人、左右の幄屋より出で、おのおの池の南〔右〕北〔左〕を経て、東階より舞台の上に登り、西の端に並立す。

次に、左右の引頭、衆僧を率いて相従う。〕

 

 華籠=法会のとき、散華の仏具として用いる、花を容れる器。竹製、金属製で飾りの紐をつける。はなざら、はなかご、けろうと言う。

 賦=配る。与える。

 散華師=法会で散華をつかさどり、声明の頭を出す役割の僧。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

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