2017年10月24日 (火)

コスモス寺花だより   10・24

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫台風一過、ようやく青空が見えるようになりました。

コスモスの花は一番いい時に長雨と台風で痛められましたが、まだ若い苗も沢山あるので晴天が続けば次の花を咲かせてきます。奈良は風雨の被害は大きくなくて良かったです。もう一度、秋らしい青空に咲くコスモスが見たいですね。

20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。

 

(水仙:12月~2月)

(初夏咲コスモス:6月~7月)

 

≪ニュース≫

◇当寺の西入口は閉鎖されています。最近、駐車場の通り抜けで暴走する車があり、非常に危険になりました。また寺に御用ない人の無断駐車も目立ちます。それで、しばらくの間ご不便をおかけしますが東口のみを開きます。東口は県道754号線に面しており、またバス停「般若寺」からも近いです(50mほど)。

旧の京街道から来られる方は100メートル東の「東口」までお越しください。

 

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*駐車は一時間までは無料。

時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

*駐車場はあくまで参詣者専用です。無断駐車はご遠慮願います。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「菊さくや 我に等しき 似せ隠者」一茶

訳:菊が咲いているよ。私と同じように菊を愛する偽物の隠者。

・芭蕉忌=陰暦十月十二日。時雨忌ともいう。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「みだうなる 九ぼんのひざに ひとつづつ

       かきたてまつれ ははのみために」

(御堂なる九品の膝に一つづつ 柿奉れ母の御為に)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》945

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次堂逹返取諷誦文。到呪願師高座前。乞呪願。

  次呪願師取香呂。唱呪願。

  次堂逹向仏前披読。少揖退去。

  次導師説法。〈置香炉。取如意。〉

  次六種廻向。〈置如意。取香炉。〉

  次発楽。〈千秋楽盤〉】

 

〔次 堂達、諷誦文を返し取る。呪願師(じゅがんし①)高座の前へ到り、呪願を乞う。

次 呪願師、香炉を取り、呪願を唱える。

次 堂達、仏前に向かい読を披(ひら)き、少揖(しょうゆう②)して退去す。

次 導師説法す。〈香炉を置き、如意(にょい③)を取る。〉

次 六種廻向。〈如意を置き、香炉を取る。〉

次 楽を発す。〈千秋楽(せんしゅうらく④)、盤(ばん⑤)。〉〕

 

 呪願師=呪願(祈願の法語)を唱える役の僧。

 少揖=小さくおじぎする。会釈。

 如意=説法・読経の時、導師が手に持つ仏具。先端が巻き曲がって蕨の形をしている。

 千秋楽=唐楽、新楽黄鐘調と盤渉調の小曲。舞はない。後三条天皇の大嘗会に監物頼吉が作ったという。千歳楽、せんじゅらく。

 盤=盤渉調。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

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2017年10月21日 (土)

コスモス寺花だより   10・21

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。満開は10月中。

 

(初夏咲コスモス:6月~7月)

(水仙:12月~2月)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「芭蕉忌に 先(まず)つつがなし 菊の花」一茶

訳:芭蕉忌を迎えて、まずは無事、菊の花がめでたく咲いている。

・芭蕉忌=陰暦十月十二日。時雨忌ともいう。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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コスモス寺花だより   10・21

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。満開は10月中。

 

(初夏咲コスモス:6月~7月)

(水仙:12月~2月)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「芭蕉忌に 先(まず)つつがなし 菊の花」一茶

訳:芭蕉忌を迎えて、まずは無事、菊の花がめでたく咲いている。

・芭蕉忌=陰暦十月十二日。時雨忌ともいう。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

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2017年10月20日 (金)

コスモス寺花だより   10・20

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。満開は10月中。

 

(初夏に咲くコスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「石仏(いしぼとけ) 誰(たれ)が持たせし 艸(くさ)の花」一茶

訳:石仏様よ、誰が持たせてくれた草の花ですか。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

 

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2017年10月19日 (木)

コスモス寺花だより   10・19

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。満開は10月中。

 

(初夏に咲くコスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「石仏(いしぼとけ) 誰(たれ)が持たせし 艸(くさ)の花」一茶

訳:石仏様よ、誰が持たせてくれた草の花ですか。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

 

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2017年10月18日 (水)

コスモス寺花だより   10・18

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫今日は長雨が一休み、少し晴れ間も見えるかもしれません。コスモスの花は満開になったのにお天気が不安定です。予報では一週間ほどぐずつくお天気のようです。開きかかったつぼみはじっと止まり雨が過ぎ行くのを待っているようです。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いたのでお天気回復後に一斉に花開くのではと予想されます。今月後半に秋晴れが戻るのを期待したいです。

可憐な花が青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情を満喫させてくれるでしょう

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」「カップケーキミックス」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

(初夏咲コスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「石仏(いしぼとけ) 誰(たれ)が持たせし 艸(くさ)の花」一茶

訳:石仏様よ、誰が持たせてくれた草の花ですか。 

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 


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2017年10月17日 (火)

コスモス寺花だより   10・17

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫コスモスの花は満開になったのにお天気が不安定です。予報では一週間ほどぐずつくお天気のようです。開きかかったつぼみはじっと止まり雨が過ぎ行くのを待っているようです。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いたのでお天気回復後に一斉に花開くのではと予想されます。今月後半に秋晴れが戻るのを期待したいです。

可憐な花が青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情を満喫させてくれるでしょう

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」「カップケーキミックス」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

(初夏咲コスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「石仏(いしぼとけ) 誰(たれ)が持たせし 艸(くさ)の花」一茶

訳:石仏様よ、誰が持たせてくれた草の花ですか。 

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「やまでらの ほふしがむすめ ひとりゐて

       かきうるにはも いろづきにけり」

(山寺の法師が娘一人いて 柿売る庭も色づきにけり)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》944

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次導師作法神分表白。〈取香炉。〉

  次読願文。

  次堂逹進諷誦文於導師。

  次撃洪鐘。〈三下〉

  次導師諷誦文。

  次発願。〈四弘仏名教化如常。教化之時取如意。〉

 

〔次 導師作法、神分(じんぶん①)、表白(ひょうはく②)。〈香炉を取る。〉

次 願文(がんもん③)を読む。

次 堂達(どうだつ④)、諷誦文(ふじゅもん⑤)を導師に進ず。

次 洪鐘(こうしょう⑥)を撃つ。〈三下〉 

次 導師、諷誦文。

次 発願(ほつがん⑦)。〈四弘(しぐ⑧)、仏名(ぶつみょう⑨)、教化(きょう⑩け)、常の如し。教化の時、如意を取る。〉〕

 

 神分=法会で神祇に擁護を請い般若心経などを読誦して法施をすること。

 表白=導師が法会の趣旨を書いた文を仏前で読み上げて参会者に告げ知らせる。

 願文=仏事を修する時、願意を記した文を読む。

 堂達=法会で会行事の下で導師、呪願師に願文呪願文を渡す役僧。七僧の一人。

 諷誦文=主に追善供養のために、三宝衆僧に布施する意や法会の趣旨などを記して捧げる文章。

 洪鐘=大きなつりがね。

 発願=願をおこすこと。

 四弘=四弘誓願。衆生無辺誓願度、煩悩無量誓願断、法門無尽誓願学、仏道無上誓願証。総願ともいう。

 仏名=本尊、祖師の名を唱え祈願する声明曲。

 教化=教導利益の意を表す章句で、声明で唱えられる賛歌。四句を基本にして八句、十二句の漢文体、和文体がある。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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2017年10月16日 (月)

コスモス寺花だより   10・16

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫コスモスの花は満開になったのにお天気が不安定です。予報では一週間ほどぐずつくお天気のようです。開きかかったつぼみはじっと止まり雨が過ぎ行くのを待っているようです。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いたのでお天気回復後に一斉に花開くのではと予想されます。今月後半に秋晴れが戻るのを期待したいです。

可憐な花が青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情を満喫させてくれるでしょう

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」「カップケーキミックス」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

(初夏咲コスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「蟷螂や 五分の魄(たましひ) 見よ見よと」一茶

訳:蟷螂(かまきり)が斧をふりあげているよ。五分の魂を見よ見よと。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「あしびきの やまのみてらの いとなみに

       おりけむはたと みるがかなしさ」

(足びきの 山の御寺の営みに 織りけむ機と見るが哀しさ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》943

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次梵音。〈頭持香炉。余持花籠。〉

  次打金。〈梵音畢即打。不待降舞台。〉

  次供舞。〈延喜楽乎。〉

  次錫杖。〈頭持錫杖。自余持花筥。〉

  次発楽。〈恒破乎。〉

  次打金。〈楽畢即打。〉

 

〔次 梵音(ぼんのん①)。〈頭(とう②)は香炉を持ち、余は華籠(けこ)を持つ。〉

次 金を打つ。〈梵音畢り、即打つ。舞台を降りるを待たず。〉

次 舞を供す。〈延喜楽(えんぎらく③)乎。〉

次 錫杖(しゃくじょう④)。〈頭は錫杖を持ち、自余は花筥(けきょ⑤)を持つ。〉

次 楽を発す。〈恒破(こうは⑥)乎。〉

次 金を打つ。〈楽畢り、即打つ。〉〕

 

 梵音=声明、清浄な音声で四箇の法要で仏法僧の徳をたたえる意の歌唱。散華の次に唱える。

 頭=声明の曲のあたまを発声(発音・ほっとん)する役の人。頭人(とうにん)。

 延喜楽=右方の舞で、文の舞の代表曲の一つ。四人舞。前奏曲として「意調子」が奏され、次に高麗壱越(こまいちこつ)調の当曲(舞楽の中心となる曲)が奏され、鳥甲(とりかぶと)、襲(かさね)装束の舞人が登台して舞を舞う。法会においては、梵音衆の昇楽(のぼりがく)として用いられる。

 錫杖=四箇法要の一つ。偈を唱え一節の終りごとに錫杖を振ることからいう。三条錫杖と九条錫杖がある。

 花筥=花籠(けこ)。筥は、はこ、かご。

 恒破=

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

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2017年10月15日 (日)

コスモス寺花だより   10・15

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫コスモスの花は満開になったのにお天気が不安定です。予報では一週間ほどぐずつくお天気のようです。開きかかったつぼみはじっと止まり雨が過ぎ行くのを待っているようです。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いたのでお天気回復後に一斉に花開くのではと予想されます。今月後半に秋晴れが戻るのを期待したいです。

可憐な花が青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情を満喫させてくれるでしょう

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」「カップケーキミックス」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

(初夏咲コスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「蟷螂や 五分の魄(たましひ) 見よ見よと」一茶

訳:蟷螂(かまきり)が斧をふりあげているよ。五分の魂を見よ見よと。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「あしびきの やまのみてらの いとなみに

       おりけむはたと みるがかなしさ」

(足びきの 山の御寺の営みに 織りけむ機と見るが哀しさ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》943

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次梵音。〈頭持香炉。余持花籠。〉

  次打金。〈梵音畢即打。不待降舞台。〉

  次供舞。〈延喜楽乎。〉

  次錫杖。〈頭持錫杖。自余持花筥。〉

  次発楽。〈恒破乎。〉

  次打金。〈楽畢即打。〉

 

〔次 梵音(ぼんのん①)。〈頭(とう②)は香炉を持ち、余は華籠(けこ)を持つ。〉

次 金を打つ。〈梵音畢り、即打つ。舞台を降りるを待たず。〉

次 舞を供す。〈延喜楽(えんぎらく③)乎。〉

次 錫杖(しゃくじょう④)。〈頭は錫杖を持ち、自余は花筥(けきょ⑤)を持つ。〉

次 楽を発す。〈恒破(こうは⑥)乎。〉

次 金を打つ。〈楽畢り、即打つ。〉〕

 

 梵音=声明、清浄な音声で四箇の法要で仏法僧の徳をたたえる意の歌唱。散華の次に唱える。

 頭=声明の曲のあたまを発声(発音・ほっとん)する役の人。頭人(とうにん)。

 延喜楽=右方の舞で、文の舞の代表曲の一つ。四人舞。前奏曲として「意調子」が奏され、次に高麗壱越(こまいちこつ)調の当曲(舞楽の中心となる曲)が奏され、鳥甲(とりかぶと)、襲(かさね)装束の舞人が登台して舞を舞う。法会においては、梵音衆の昇楽(のぼりがく)として用いられる。

 錫杖=四箇法要の一つ。偈を唱え一節の終りごとに錫杖を振ることからいう。三条錫杖と九条錫杖がある。

 花筥=花籠(けこ)。筥は、はこ、かご。

 恒破=

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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2017年10月14日 (土)

コスモス寺花だより   10・14

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫コスモスの花は満開になったのにお天気が不安定です。予報では一週間ほどぐずつくお天気のようです。開きかかったつぼみはじっと止まり雨が過ぎ行くのを待っているようです。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いたのでお天気回復後に一斉に花開くのではと予想されます。今月後半に秋晴れが戻るのを期待したいです。

可憐な花が青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情を満喫させてくれるでしょう

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」「カップケーキミックス」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

(初夏咲コスモスは6月開花)

 

≪ニュース≫

◇今月10日に御本尊八字文殊師利菩薩騎獅像(重要文化財)がハルカス美術館での『西大寺展』出陳から御還座されました。これから1116日まで本堂の御厨子内に鎮座されます。また1117日からは山口県立美術館の『西大寺展』に御出座の予定です。本像は網野義彦著『異形の王権』で取り上げられたように、後醍醐天皇の討幕祈願を込めた御願仏としてよく知られます。胎内墨書の文殊種字「マン」字は天皇御宸筆と言われます。願主は文観上人、仏師は康俊、施主は藤原(伊賀)兼光。造顕時より江戸の寛文年間までは経蔵の秘仏本尊として秘蔵されてきました。そのおかげで御本尊の衣文の截金(きりかね)細工、獅子全体の極彩色が大変美しく残っています。小さいながらも出来栄え良く、全身にみなぎる霊力を感じさせる尊像である。八字(真言の字数、オンアクビラウンキャシャラクダン)文殊は「息災法」の本尊で「御敵調伏」(おんてきちょうぶく)の効験ありとされるが、あくまで仏法を害する敵を鎮め、息めるはたらきを

言う。

◇参詣駐車場ご利用について。

*平日は無料。

*休日は時間制限あり。

1時間無料、時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

安全確保のため、係員の指示、誘導に従ってください。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「苦の娑婆や 虫も鈴ふる はたををる」一茶

訳:苦しい世の中だなあ。虫さえも鈴をふり、機をおるのだから。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「あしびきの やまのみてらの いとなみに

       おりけむはたと みるがかなしさ」

(足びきの 山の御寺の営みに 織りけむ機と見るが哀しさ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》943

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次梵音。〈頭持香炉。余持花籠。〉

  次打金。〈梵音畢即打。不待降舞台。〉

  次供舞。〈延喜楽乎。〉

  次錫杖。〈頭持錫杖。自余持花筥。〉

  次発楽。〈恒破乎。〉

  次打金。〈楽畢即打。〉

 

〔次 梵音(ぼんのん①)。〈頭(とう②)は香炉を持ち、余は華籠(けこ)を持つ。〉

次 金を打つ。〈梵音畢り、即打つ。舞台を降りるを待たず。〉

次 舞を供す。〈延喜楽(えんぎらく③)乎。〉

次 錫杖(しゃくじょう④)。〈頭は錫杖を持ち、自余は花筥(けきょ⑤)を持つ。〉

次 楽を発す。〈恒破(こうは⑥)乎。〉

次 金を打つ。〈楽畢り、即打つ。〉〕

 

 梵音=声明、清浄な音声で四箇の法要で仏法僧の徳をたたえる意の歌唱。散華の次に唱える。

 頭=声明の曲のあたまを発声(発音・ほっとん)する役の人。頭人(とうにん)。

 延喜楽=右方の舞で、文の舞の代表曲の一つ。四人舞。前奏曲として「意調子」が奏され、次に高麗壱越(こまいちこつ)調の当曲(舞楽の中心となる曲)が奏され、鳥甲(とりかぶと)、襲(かさね)装束の舞人が登台して舞を舞う。法会においては、梵音衆の昇楽(のぼりがく)として用いられる。

 錫杖=四箇法要の一つ。偈を唱え一節の終りごとに錫杖を振ることからいう。三条錫杖と九条錫杖がある。

 花筥=花籠(けこ)。筥は、はこ、かご。

 恒破=

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

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