2023年12月 7日 (木)

コスモス寺花だより

コスモス寺花だより

12・7

〔コスモスその後〕

「コスモスの白が終りのやうに咲く」細見綾子

コスモスの花はふつう11月で終わるのに、
今年は12月に入ってもけっこう綺麗に咲いています。
盛りのころに比べると背丈は低く花数も減っていますが、
色あざやかな大輪の花が冬枯れの景色の中で目立ちます。

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ桃より白し水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年12月 6日 (水)

コスモス寺花だより

12・6

〔コスモスその後〕

「望郷や土塀コスモス咲き亂れ」星野立子

コスモスの花は11月で終わるはずでしたが、
12月に入ってもけっこう綺麗に咲いています。
盛りのころに比べると背丈は低く花数も減っていますが、
色あざやかな大輪の花が冬枯れの景色の中で目立っています。

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ桃より白し水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年12月 5日 (火)

コスモス寺花だより

12・5

〔コスモスその後〕

「望郷や土塀コスモス咲き亂れ」星野立子

コスモスの花は11月で終わるはずでしたが、
12月に入ってもけっこう綺麗に咲いています。
盛りのころに比べると背丈は低く花数も減っていますが、
大輪の花なのでご参詣の方々の鑑賞にたえています。
一昨日に花のお世話をしていただいているボランティア会「美咲会」の今年最後の作業日で、枯れているコスモスを抜いて片付けていただいたので、
きれいな花だけが残り見違えるほどの美しさになりました。
12月のコスモスは、コスモス寺50年の栽培歴の中でも初めてのことで、おそらく今年だけの珍しい現象ではないかと思います。

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ桃より白し水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年12月 4日 (月)

コスモス寺花だより

12・4

〔コスモスその後〕

「望郷や土塀コスモス咲き亂れ」星野立子

コスモスの花は11月で終わるはずでしたが、
12月に入ってもけっこう綺麗に咲いています。
盛りのころに比べると背丈は低く花数も減っていますが、
大輪の花なのでご参詣の方々の鑑賞にたえています。
昨日は、花のお世話をしていただいているボランティア会「美咲会」の今年最後の作業日で、枯れているコスモスを抜いて片付けていただいたので、
きれいな花だけが残り見違えるほどの美しさになりました。
12月のコスモスは、コスモス寺50年の栽培歴の中でも初めてのことで、おそらく今年だけの珍しい現象ではないかと思います。

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ桃より白し水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年12月 3日 (日)

コスモス寺花だより

12・3

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ 桃より白し 水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年12月 2日 (土)

コスモス寺花だより

12・2

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ 桃より白し 水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年12月 1日 (金)

コスモス寺花だより

12・1

十二月、師走の月となりました。
一年の最後、慌ただしい月となりますね。
当寺ではお正月に向けて水仙の花が咲いてきます。

〔これから咲く花〕

◎ スイセン(水仙):≪つぼみ≫

暖冬のせいかスイセンの蕾はまだ少ないです。
スイセンの原産地は地中海沿岸とされ、ギリシャ神話に
美青年ナルキッソスの話が残されています。
ナルキッソスは泉に映る自分の顔に魅せられ恋をします。
毎日、泉の水面に映る己が美貌に恋焦がれ、とうとう泉に身を投じて死んでしまったそうです。
そのあとに、泉の畔には真っ白な美しい花が咲きましたが、花はみなうつむいて咲き、水面に映る花を愛でているようでした。まるでナルキッソスの精霊が花になったように。
スイセンは地中海からシルクロードを東に旅し中国へ、そして「水の仙人」という意味の「水仙」と名付けられました。さらに日本へは奈良時代に遣唐使によってもたらされました。
純白の清楚な花から芳しい香りを漂わせ、愛でる人の心を清らにしてくれます。

「その匂ひ 桃より白し 水仙花」松尾芭蕉

・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年11月30日 (木)

コスモス寺花だより

11・30

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪名残りの花≫ 

秋の最後の日となりました。
暖冬とはいえ結構寒い日が続きます。
コスモスの花情報は本日をもって終わらせていただきますが、きれいに咲いている花はまだしばらく残しておきます。
明日からは冬の花、水仙の花情報を始めます。

「コスモスより目を離す空揺れてをり」今瀬剛一

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年11月29日 (水)

コスモス寺花だより

11・29

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪名残りの花≫ 
まだ3分程度の花が残っています。
今月中は片づけをひかえて名残りの花を愛でていただくことにいたします。

「コスモスより目を離す空揺れてをり」今瀬剛一

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年11月28日 (火)

コスモス寺花だより

11・28

 

〔コスモスの開花情報〕

 

◇コスモス(秋桜):≪名残りの花≫ 
まだ3~4分程度の花が残っています。
今月中は片づけをひかえて名残りの花を愛でていただくことにいたします。

 

「コスモスより目を離す空揺れてをり」今瀬剛一

 

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

 

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

 

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

 

 

 

 

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