2019年11月14日 (木)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「思ひ出すたぐひやはやき水仙花」舍羅(榎並氏、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月13日 (水)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「暖さ水仙がああ莟んだぞ」広瀬惟然
(いぜん、?‐1711、美濃国関の人、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月12日 (火)

コスモス寺花だより


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「暖さ水仙がああ莟んだぞ」広瀬惟然
(いぜん、?‐1711、美濃国関の人、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月11日 (月)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や茎みじかくと己が園」炭太祇(たんたいぎ、1709-1771)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1158
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)


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2019年11月10日 (日)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」中村汀女

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙やぞつと出揃ふ畑のすみ」岱水(たいすい、江戸蕉門の一人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1158
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 9日 (土)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスや我より問ひてきく話」星野立子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や武士風俗の美少年」三宅嘯山
     (みやけしょうざん、1718-1801)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1157
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 8日 (金)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスの花はあれども冬の空」原石鼎

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や藪の付いたる売屋敷」浪化
     (ろうか、1672-1703、越中井波の瑞泉寺十一世。)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1157
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 7日 (木)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「風去れば色とり戻す秋桜」稲畑汀子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「寒いめにあふてやひらく水仙花」涼菟(りょうと、1661-1717)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1156
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)


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2019年11月 6日 (水)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「風去れば色とり戻す秋桜」稲畑汀子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙の葉は綿入と見ゆるかな」桜井梅室
         (1769-1852、加賀金沢の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1156
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)


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2019年11月 5日 (火)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「常にわがコスモスは彼の花園の花」中村汀女

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた「最終ランナー」が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙の名所らしき月夜かな」成田蒼虬
         (なりたそうきゅう、1761-1842、加賀金沢の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1155
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)

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