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2010年11月12日 (金)

「水仙のこと」

日本国内には古来の水仙群生地があります。房総半島、伊豆半島、越前海岸、淡路島などは古くからの自生地です。外来でありながらどうして自生しているのか疑問ですが、その地が海沿いばかりであるところから、一説には海流に乗って漂着しその地に定着したのだろうと推測されています。

地中海からシルクロードを運ばれさらに海流に乗って日本列島までたどり着くとは、壮大なドラマ、歴史をもっているんですね。

水仙はヒガンバナと同じように毒があります。特に球根に強い毒があるそうです。その毒素はリコリンとシュウ酸カルシウムです。食べると強い腹痛を起こし、量が過ぎると死ぬそうです。でも昔は飢饉のとき非常食で食べたようで、数日水に晒しておくと毒が消えるようです。おいしいんでしょうか。

〔俳句〕

「水仙の 花の高さの 日影かな」 河合智月

〔和歌〕

「空きよく 月さしのぼる 山のはに

とまりてきゆる 雲の一村」

永福門院・玉葉643

「空は清く澄んで、今しも月の昇って来る山ぎわに、ちょっと止まってたゆたい、やがて消えて行く雲の一むらよ。」

〔釈教歌〕

「かくてしも あるはあるにも あらぬ世も

すてんとすれば またぞかなしき」

慶政上人・玉葉2629

「こうして生きていても、何の生き甲斐があるというわけでもないこの世でも、いざ捨ててしまおうと思えばまた悲しくて捨てかねることよ。」

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↑ノコンギク

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↑ホトトギス

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↑コゲラ

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