初夏のコスモス 5・21
○ 初夏の早咲きコスモス: 《見ごろ》
・ 今季の花は7月上旬まで、5万本
○ 今咲いている花:花菱草、梅花うつぎ、
てっせん、すいかずら
○ これから咲く花:山あじさい
毎日暑いです。奈良では昼間は28度、29度と夏のようです。明日は久しぶりの雨模様で少し涼しくなるのでしょうか。でも今日はからからに乾いていたので、朝から久しぶりにコスモスに水遣りをしました。早咲きコスモスは秋にくらべて水遣りの手間がずっと少ないです。大体は自然の雨で足りていますから助かっています。
もう1メートル30センチに達した花もあります。これから雨が降るごとに大きくなって秋のコスモスにまけないほどになるでしょう。
今の作業は花柄つみです。花が大きいので、咲き終わった花は摘まないと種が実って幹が弱ります。忙しくなります。
〔俳句〕
「駿河路や 花橘も 茶の匂ひ」 松尾芭蕉
〔和歌〕
「ゆふかけて いづちゆくらむ ほととぎす
神なび山に 今ぞなくなる」
藤原仲実朝臣・風雅339
「夕方になったよと告げつつ、どこへ行くのだろうか、時鳥は。神南備山に今こそ鳴くのが聞える。」
〔釈教歌〕
「底清く 心の水を 澄まさずは
いかが悟りの 蓮(はちす)をも見ん」
入道前関白太政大臣(藤原兼実)・新古今1947
「底まで清く、心の水を澄まさなかったならば、どうして、悟りの蓮華をも見ようか。」
・仏のそなえる五智の一つ、「妙観察智」を詠む。「蓮華智」ともいい、巧妙に諸法を観察し正邪を区別する智。
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