春の花だより 5・8
○ 今咲いている花:白山吹、しゃが、日本桜草、紫雲蘭、
花菱草、おがたまの木
○ これから咲く花:山あじさい、梅花うつぎ、てっせん
○ 早咲きコスモス:ただ今咲き始め、チラホラ咲き。
大きな花が見られる。
見頃・5月下旬~7月上旬、5万本
もう初夏の気候になりました。Tシャツ一枚の人もおられます。これからの野外作業は日差しがきつく日焼けしそうです。そこで新しく帽子を買いました。サンバイザーに日よけ覆いが着いてます。形から見るとどうも婦人用です。色は黒ですから男がかぶっていてもまあいいでしょう。当寺で即売していたコスモスのポット苗が好評であと少しになってきました。完売できそうです。2週間前に買われた方が来られて、庭に植えると買った時の3倍ほどの大きさになったと喜んでおられました。初夏はコスモスの季節です。アジサイに負けないように立派に花を咲かせてください。
〔俳句〕
「行春や 撰者を恨む 歌の主」 与謝野蕪村
〔和歌〕
「春はすて まだ時鳥 かたらはぬ
けふのながめを とふ人もがな」
式子内親王・玉葉296
「春は捨て去り、まだ時鳥は親しげに鳴いてもくれぬ、今日の私のつれづれの物思いを、尋ねて来る人があってほしいなあ。」
・かたらはぬ=「かたらふ」は特に時鳥の声低く鳴く地鳴きをいう。「話を交わす」「親しく語る」意をかける。
〔釈教歌〕
「わが心 なほ晴れやらぬ 秋霧に
ほのかに見ゆる 有明の月」
権僧正公胤・新古今1934
「私の心は、まだ晴れきらない秋霧の中にほのかに見えている、有明の月のようだ。」
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