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2011年6月 1日 (水)

初夏のコスモス   6・1

  初夏の早咲きコスモス:《見ごろ》6月~7月上旬

5万本

  今咲いている花:花菱草、山あじさい、すいかずら、

てっせん、ていかかずら

  これから咲く花:紫陽花、ひつじ草、睡蓮

きょうから6月、別名「水無月」です。これは水の無い月ではなく、「無」は連体助詞で、「~な」「~の」の意味で「水の月」ということです。田に水を引き入れることから付けられたそうです。しかしこれは旧暦の場合なので今の7月にあたります。梅雨が明けたころ陽光の下、田んぼに満々と水が張られた様子を象徴します。今現在は「さつき・五月」真っ最中、この時期の雨こそ「五月雨(さみだれ)」です。

有名な芭蕉の句、

「五月雨をあつめてはやし最上川」は「奥の細道」を旅して日本三急流のひとつ山形の最上川を下ったときに詠んだものです。529日のことだそうです。

今日の般若寺詠句、

「経櫃の かなしきえにし 露の堂」 敏子

〔俳句〕

「枝払ひ して六月を 迎ふ庭」  千原草之

〔和歌〕

「あやめふく かやが軒ばに 風過ぎて

          しどろにおつる むらさめの露」

           後鳥羽院御製・玉葉345

「五月の節句のために菖蒲の葺いてある、萱葺きの貧しい小家の軒端に風が吹き過ぎて、急に乱れてしたたり落ちる、たまっていた五月雨の雫よ。」

  しどろに=秩序なくみだれて。

〔釈教歌〕

「逢ひ見ても 峰に別るる 白雲の

          かかるこの世の いとはしきかな」

            源季広・新古今1958

「人と互いに逢っても、峰から別れる白雲のように別れるこのような世がいとわしいことよ。」

・『涅槃経』の句「合会すれば別離あり」を詠む。

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