コスモス寺開花情報 11・3
コスモス寺開花情報 <散り始め>
*いつも更新を担当しているK君が昨日から鎌倉の極楽寺へ出張しています。それで本日のブログは自動更新ですので花の事は書きません。極楽寺のご紹介をします。本日、極楽寺では御開基の北条重時公の750年忌を勤めておられます。重時公は執権義時の子で鎌倉幕府の重鎮だった人です。極楽寺と言えば日本の社会福祉の原点ともいえる寺で、その開山の忍性菩薩の活動を支えた重要人物が重時公です。鎌倉は今世界遺産登録を申請しているそうですが、その重要ポイントの一つが極楽寺となるそうです。般若寺と極楽寺は鎌倉時代以来の深いつながりで結ばれています。K君が帰山したら土産話が聞けるでしょう。本日はこれで失礼します。
「コスモスや ゆるりと咲いて 霜の月」倶咲
「コスモスに 負けじとばかり 水仙も」倶咲
「笠塔婆 秋草の中 そっと立つ」倶咲
〔俳句〕
「旅に見る 十一月の 水や空」 島田みつる
「コスモスを 衣とまとひ 野の仏」 安達加寿子
〔和歌〕
「なきつくす 野もせの虫の ねのみして
人はをとせぬ 秋のふる郷」
朔平門院・玉葉602
「ひたすら鳴いている、野原一面の虫の声だけがして、人はおとずれて来もしない、秋のこの古いわび住まいの地よ。」
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