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2012年4月 3日 (火)

般若寺 春の花だより   4・3

◎椿: ≪満開≫

・レンギョウ、沈丁花、黄水仙 ≪満開≫

◎桜: ≪つぼみ≫

◎山吹: ≪つぼみ≫

・シャガ、紫雲ラン、牡丹、八重桜、ツルニチニチソウは4

・空木、矢車草、鉄線、などは5

◎山アジサイ、早咲コスモス、アジサイ: ≪6月―7月≫

*これからは桜の季節です。

「まさをなる 空よりしだれ 桜かな」富安風生

「尼寺や 彼岸桜は 散りやすき」夏目漱石

「花湧くや 枝垂桜の いただきに」山口青邨

花といえば桜、「花は桜木、人は武士」と言われたように、桜は日本を代表する花です。桜には多くの種類があり、ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、マメザクラ、ミヤマザクラ、チョウジザクラなど300種を超えるそうです。

早く咲くのは彼岸桜で、枝垂桜(しだれざくら)もその一種です。

万葉集以来数多く歌によまれ、桜は日本人の自然美鑑賞の原点となっています。

『百人一首』に入っている紀友則(きのとものり)の歌はよく知られるところです。

「久方の ひかりのどけき 春の日に

しづごころなく 花のちるらむ」(古今和歌集)

秋桜、コスモスが百年前わが国に入ってきてすぐに人気の花となったのには、古来からの桜の花への愛着が下地としてあったからだと思います。日本人は桜の花がよっぽど好きなんですね。

〔短歌〕

「人帰り さくらしらみて くるるなり

わが身ひとつは いかにすべけむ」

木下利玄・銀

〔俳句〕

「初蝶の 一途に吾に 来るごとし」橋本多佳子

〔和歌〕

「さきさかぬ 梢の花も をしなべて

ひとつかほりに かすむ夕暮」

朔平門院・風雅144

「咲いたのもあり、まだ咲かぬのもある梢の花、すべてただ一つのほのぼのとした色調の中に霞んでいる夕暮よ。」

・さきさかぬ=開花初期の、花と蕾のまじっている状態。

・かほり=ほのぼのとした美しさ。花の白と蕾の紅とのグラデーションの美をとらえた表現。

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