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2012年4月 1日 (日)

般若寺 春の花だより   4・1

 

◎梅: 紅梅 、豊後梅 ≪散りはじめ≫

 

・椿: ≪見ごろ≫

・レンギョウ、沈丁花、山茱萸、黄水仙 ≪見ごろ≫

 

◎山吹:黄色一重咲、白山吹、黄色八重咲 ≪つぼみ≫

 

・桜、シャガ、紫雲ラン、などは4月上旬

・空木、矢車草、鉄線、などは5

・山アジサイ、アジサイ、早咲コスモス、などは6

 

 

*今日から4月、卯月(うづき)です。この語源はいくつかあり、まず「卯の花月」、これは卯の花すなわち空木が咲く頃という意味です。しかし旧暦の場合で、今の暦では、空木は大体5月初めごろに咲きます。それから「苗植月(なえうつき)」からという説は、稲の田植えのことを意味します。また干支の第4番目の月だからという説もあります。

 

4月は新年度のはじまり、入園式、入学式や入社式など気分一新の時期です。いつもでしたら今時分桜が咲き出しているはずなのに、今年は花が遅れています。あと10日ほどしないと満開にならないでしょう。

 

一方、山吹はつぼみが日に日に大きくなってきました。いつ咲くかは断定できませんが、いつもは桜が終わるころ入れ替わって咲きだしています。

当寺では毎年、425日の文殊会式に満開になっています。

近年は般若寺といえばコスモス寺として知られます。しかし、昔は「山吹の寺」と呼ばれていました。江戸時代から文殊さんを飾る花として植えられたようで、境内一円が黄色い花で埋め尽くされます。その頃、桜もボタン桜に変わり陽春の候となります。

 

 

〔短歌〕

 

「太陽は あたたかにあたたかに 母らしき

愛を送れり 空色の花に」

 

木下利玄・銀

 

〔俳句〕

 

「鳴く雲雀 松風立ちて 落ちにけむ」水原秋桜子

 

〔和歌〕

 

「めぐむより けしきことなる 花なれば

かねても枝の なつかしき哉」

 

俊頼朝臣・風雅141

 

「(桜というのは)芽が出ようとする時からして、様子が格別な花だから、咲く前からすでにもう、その枝がなつかしく、好もしく思われるよ。」

 

・けしきことなる=様子が普通と違う。

・かねて=前もって。あらかじめ。

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