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2012年4月20日 (金)

般若寺 春の花だより   4・20

◎山吹: 黄色一重咲、黄色八重咲、白山吹 ≪見ごろ≫

・シャガ、利休梅、グミ、キランソウ、ツルニチニチソウ≪見ごろ≫

・山アジサイ、矢車草、紫雲ラン、牡丹、黄菖蒲、空木、などは4~5月

◎初夏のコスモス(早咲種):10品種、5万本、6~7月

・チョコレートコスモス ≪5~6月≫

・アジサイ: ≪6月≫

*昨夜から降り出した雨が今日一日つづきそうです。

花に雨といえば「無情の雨」と言われます。しかし外で濡れなければ「風情の雨」かもしれません。

明治34年(1901)、正岡子規が35歳で死を迎える前の年に詠んだ山吹の俳句があります。

「山吹や 三角の蕾 一列に」

「山吹の 雨やガラスの 窓の外」

長らく胸の病でふせっていた子規は、『病床六尺』『病臥漫録』という小説や日記を残しています。病の中でも作家としての客観的で冷静な目を失わず、自身と周囲を見つめていました。この山吹の二句は病床の部屋から見える庭景色をとらえた生命讃歌であり、ほのぼのとした春の風情が感じられます。

〔短歌〕

「かがまりて わが息づかひ したしもよ

菖蒲の(あやめ)の花の かさなりて見ゆ」

木下利玄・紅玉

〔俳句〕

「山吹も 八重のおくるる 莟かな」後藤夜半

〔和歌〕

「やへにのみ ありと見えつる 山吹の

ここのへちかく さきにける哉」

壬生忠見・玉葉269

「八重だとばかり思っていた山吹が、まあ九重の宮中近く咲いたことよ。」

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