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2012年4月27日 (金)

般若寺 春の花だより   4・27

◎初夏のコスモス(早咲種):13品種。5万本。≪5月末~7月≫

・チョコレートコスモス ≪5月~7月≫

◎山吹:一重咲、八重咲、白山吹 ≪満開≫

・八重桜、椿、グミ、シャガ、など ≪満開≫

・矢車草、牡丹、紫雲ラン、花菱草、鉄線、空木、

黄菖蒲、山アジサイ、など ≪5月≫

・紫陽花、未草、など ≪6月≫

*春の花は寿命が短いです。桜に始まり椿、山吹と順々に咲いてきました。雨風が多いので花も傷みやすいです。山吹はあと数日でしょう。

*これからのコスモスはもともと秋に咲く花です。太陽光の日照時間が短くなると、冬が来ることを察知するのか花を咲かせ実をつけます。こういう性質を短日性開花と言います。奈良ではだいたい秋のお彼岸ごろから咲きだし1010日ごろ満開になります。

それに対し、5月末から7月にかけて咲くコスモスは品種改良により短日性を無くしており、適度な温度さえあれば一年中咲くことができます。その代表種がセンセーションというコスモスです。ほかにベルサイユ、シーシェル、ピコティ、サイケ、ダブルクリック、ソナタなどがあり、花の形もさまざまです。

早咲のコスモスは呼び名はいろいろで定まっておりません。「春咲きコスモス」と呼ばれることが多いです。しかし4月に咲くのであればそれでいいのでしょうが、5月も末頃に咲くのでは春咲きとは言えません。それで当寺では「初夏咲きコスモス」とか「初夏のコスモス」と言っています。この種類を植えだしてまだ10年あまりと歴史が浅いので名前も定着していません。

そのため一般にはあまり知られていません。初夏のコスモスが一般に知れ渡るまではあと10年はかかりますね。

〔短歌〕

「枳殻(からたち)の かたくかぐろき 刺(とげ)の根に

黄いろの芽あり 春たけにけり」

木下利玄・紅玉

〔俳句〕

「花の鹿 はこぶ脚線 ととのへり」渡辺水巴

〔和歌〕

「行きてみん 深山がくれの をそざくら

あかず暮れぬる 春の形見に」

藤原長能・風雅297

「行ってみようよ 、山奥にひっそりとかくれて咲く遅桜を、十分味わい切らないうちに終わってしまった春の形見として。」

・あかず=飽かず。満足し得ずに。

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