« コスモス寺花だより   9・5 | トップページ | コスモス寺花だより   9・7 »

2017年9月 6日 (水)

コスモス寺花だより   9・6

 

〔コスモス開花情報〕

≪咲きはじめ≫:秋咲コスモスの早い種類が咲いています。全体としてはまだ1・2分咲ていどです。少雨干天が生育を遅らせています。

〇コスモス秋桜の見頃は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 満開は10月上旬です。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪満開≫

〇百日紅(さるすべり):≪満開≫

〇夾竹桃(きょうちくとう):≪見ごろ≫

 

≪ニュース≫

◇「般若寺表参詣道」の整備工事は完成いたしました。酷暑と表現された炎天下の下、日々工事を担当された大勢の方々のおかげと感謝いたします。この参道および駐車場ができたことにより般若寺の将来は大きく発展するものと確信しております。

ただし、受付建物と案内標識の準備の都合から、ご利用は99日(土)からといたします。

県道754号線(旧国道24号線)に面した「東口」から入っていただきますと、バス・乗用車の駐車場があり、南面して開いた「正面口」から入山拝観していただけます。以前にくらべ、入口が分かりやすくなり便利になりました。

また「西口」から旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くは会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた北山十八間戸がある般若坂です。

従来の「北口」は一応閉鎖しますが、秋のコスモスシーズンには臨時に開きます。

 

〔俳句〕

「日短かは 蜻蛉(とんぼ)の身にも 有にけり」一茶

訳:日が短いのは、蜻蛉のようにすぐ帰る身にも同じようにあるものだなあ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈東大寺にて〉

「あまたたび このひろまへに めぐりきて

       たちたるわれぞ しるやみほとけ」

(数多度この広前に巡り来て 立ちたる我ぞ知るや御仏)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

934 

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次衆僧降西階。入阿弥陀堂前幷左右廻廊。着座。次楽人止楽。入楽屋。

  次迎両師。〈行時引頭舞人楽人。引時舞人楽人引頭導師十弟子。〉

  引頭率舞人楽人。向両師所。発楽。〈秋風楽。左右一奏一曲〉】

 

〔次 衆僧、西の階を降りて、阿弥陀堂の前、幷に左右の廻廊に入り、着座す。

次 楽人、楽をやめ楽屋に入る。

次 両師(①)を迎える。〈行く時、引頭、舞人、楽人。引く時、舞人、楽人、引頭、導師、十弟子。〉

引頭、舞人楽人を率いて、両師の所に向かう。楽を発す。〔秋風楽(しゅうふうらく②)。左右一奏一曲。〕

 

 両師=導師 西大寺長老、慈朝唯覚上人。呪願師 放生院住持、本芿坊深泉大徳。

 秋風楽=雅楽の唐楽。盤渉調の曲。四人舞。現在廃曲。長殿楽、寿春楽とも。

(つづく)

|

« コスモス寺花だより   9・5 | トップページ | コスモス寺花だより   9・7 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コスモス寺花だより   9・5 | トップページ | コスモス寺花だより   9・7 »