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2017年9月14日 (木)

コスモス寺花だより   9・14

 

〔コスモス開花情報〕

≪みごろ≫中国大陸へ向かっていた台風18号が大きく進路を変え、日本列島を縦断しそうです。大きな影響がなければいいのですが。

コスモスの花は「美色混合」という種類が見ごろを迎えています。花は小ぶりですが、花数が多い昔懐かしい品種です。他にサイケ、コラレット、シーシェル、ダブルクリックという珍しい種類も咲いています。

〇コスモス秋桜の満開は 9月下旬~11月上旬。

15万本。20種類。 10月上旬に開花のピークを迎えます。

 

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

〇秋海棠(しゅうかいどう):≪満開≫

〇百日紅(さるすべり):≪満開≫

 

≪ニュース≫

◇新しい駐車場と受付入口が完成し、ご利用いただけるようになりました。南から入るという般若寺本来の参詣の仕方が何百年ぶりかに復活いたしました。ご参詣者にも好評で、駐車場から十三重石塔や本堂の大屋根がまじかに望め、花に囲まれた堂塔伽藍を予感させる景色が皆様に喜ばれています。

カーナビ案内ではまだ訂正されていませんので、西側入口が表示されますが、

こちらは閉じられています。(国宝楼門横からは入れますが)

これまで狭い旧街道からの入山でしたが、新入口は県道754号線(旧国道24号線)に面しているので、そこはバス停「般若寺」からも近く、バス・乗用車の駐車場があります。

 

旧道の京街道へ出ると、南西300mには今年、重要文化財になった「旧奈良監獄(少年刑務所)」の赤レンガ造りの明治建築があり、その近くは会津八一の歌で知られる夕日地蔵、忍性菩薩が建てた北山十八間戸がある般若坂です。

 

〔俳句〕

「猫の飯 打ちくらひけり きりぎりす」一茶

訳:猫の飯をくっているよ。きりぎりすが。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈これよりさき奈良の諸刹をめぐる〉

「いかでかく ふりつぐあめぞ わがともがら

       わせだのこらの ものいはぬまで」

(いかで斯く降り継ぐ雨ぞ吾が輩 早稲田の子等の物言わぬまで)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》を再開します。

937

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次打金〈伝供畢 即打。〉

  次発楽。〈宗明楽 盤。〉

  次唄師左右登舞台。敷坐具三礼〈中礼〉著座。

  次打金。〈唄師著座位。即打。〉

 

〔次 金を打つ。〈伝(奠)供(てんぐ①)畢り、即打つ。〉

次 楽を発す。〈宗明楽(そうめいらく②)、盤(ばん③)。〉

次 唄師(ばいし④)、左右より舞台に登り、坐具(ざぐ⑤)を敷き三礼〈中礼〉し、著座す。

次 金を打つ。〈唄師、座位に著せば、即打つ。〉

 

 伝供=奠供とも。法会の最初に導師の洒水を見て発音(ほっとん)四智梵語、大日讃、本尊の讃を唱えながら本尊聖衆に供物を捧げるのでこの名がある。三讃を唱えるのが本義であるが、略の時は四智梵語一讃とする。

 宗明楽=唐楽、盤渉調、中曲、新楽、舞なし。

 盤=盤渉調。

 唄師=大法会で、四箇の法要の一つである梵唄の任に当り、如来唄などを歌詠する役の僧。

 坐具=僧の所持すべき六物の一つ。坐臥する時に敷く、長方形の麻布製の敷物。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く自然環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を削除します。

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