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2017年10月 9日 (月)

コスモス寺花だより   10・9

 

〔コスモス開花情報〕

≪満開≫ようやく満開になりました。今年は台風の影響もあり少し遅れ気味に咲いています。コスモスの花はこれから月末にかけて咲き続け、青空に映える石塔、石仏、楼門など古びた堂塔に色どりを添えて秋の風情をかもし出しています

 

「コスモスの揺れ返すとき色乱れ」稲畑汀子

黄色のコスモス「イエロ―ガーデン」が咲き出し、秋咲き品種の「秋咲大輪美色」、「オータムビューティ」が秋の主役となり存在感のある大きな花を咲かせています。今秋は適度な雨と朝夕の涼しさのおかげで葉が青々と茂り、赤白ピンク黄色の花を引き立てています。

「センセーション」「ベルサイユ」「シーシェル」「サイケ」「ピコティ」「ダブルクリック」など20種類、15万本の花で「宇宙(コスモス)」を構成しています。

花期:9月下旬~11月上旬

〇ヒツジ草・姫スイレン:≪見ごろ≫

 

≪ニュース≫

◇お知らせ・お願い。

参詣駐車場のご利用は平日無料です。

しかし、コスモスが満開になる今度の7日(土曜)、8日(日曜)、9日(祝日)はたいへん込みますので、

駐車1時間以内は無料、時間を超えた場合は有料とし、

駐車場維持協力金500円を申し受けます。

駐車場入場待ちで門前道路が渋滞しますと交通の妨げになりますので

入場を制限しなければなりません。

ご参詣の皆様にはできるだけご入場していただきたく、

1時間の制限にご協力をお願いいたします。

(新駐車場は70台収容)

係員の指示に従ってご協力お願いします。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

〔俳句〕

「蛼(こほろぎ)の ふいと乗(のり)けり 茄子馬」一茶

訳:こおろぎがふっと飛び乗ったよ、茄子馬に。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈浄瑠璃寺〉

「あしびきの やまのみてらの いとなみに

       おりけむはたと みるがかなしさ」

(足びきの 山の御寺の営みに 織りけむ機と見るが哀しさ)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》942

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次左右一者。更登舞台。鼓舞々畢。入楽屋

 次唄師複本座。

 次打金。〈鼓舞畢降舞台訖即打。〉

 次発楽。〈慶雲楽乎。〉

 次讃。〈頭持鈸。自余持花籠。最末持鐃也。〉

次打金。〈讃畢鈸突畢即打。不待降讃衆舞台。〉

次供楽。〈萬歳楽乎。〉

 

〔次 左右の一者(いちのもの)、更に舞台に登る。鼓舞、舞い終わり楽屋に入る。

次 唄師、本座に複(復)す。

次 金を打つ。〈鼓舞畢り、舞台を降り訖って、即打つ。〉

次 楽を発す。〈慶雲楽(きょううんらく①)乎。〉

次 讃。〈頭は鈸(はつ②)を持つ。自余は華籠(けこ)を持つ。最末は鐃(どう③)を持つ也。〉

次 金を打つ。〈讃畢りて、鈸を突き畢り、即打つ。〉

次 楽を供す。〈萬歳楽(まんざいらく④)乎。〉〕

 

 慶雲楽=唐楽、平調の曲。中曲、新楽、舞無し。慶雲年間(七〇四-七〇七)に伝えられたので、この曲名がある。

 鈸=銅鈸。銅製皿型の楽器。真中にひもをつけてあり、両手で合わせて鳴らす。

 鐃=どら(銅鑼)。

 萬歳楽=唐楽、平調の曲。六人または四人舞。めでたい文の舞として、武の舞の「太平楽」とともに即位礼、その他の賀宴に用いる。まざいらく。

(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。


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