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2017年11月26日 (日)

コスモス寺花だより   11・26

 

〔コスモス開花情報〕

≪終わり近し≫今年はまだ花が残っています。観音石像の前はまだこれから咲く花が沢山というところもあります。この分では師走の花になりそうです。コスモスの花の下から水仙の花が咲き出しているというのに、がんばっていますね。

霜が降りるまでは花は残ります。

 

「コスモスの 花群がりて はつきりと

       光をはじく つめたき日ぐれ」木下利玄

 

(初夏咲コスモス:6月~7月)

 

〇水仙:≪咲きはじめ≫

例年の花期は12月~2月。

ちらほらと咲き出しました。今年の水仙は雨が多いせいか成長が早いです。

 

〇山茶花:≪咲きはじめ≫

「山茶花を 雀のこぼす 日和かな」正岡子規

 

〔小林一茶の俳句〕

「行秋を ぶらりと大の 男哉」

訳:晩秋のなかを 、なすこともなくぶらりと歩いてゆく大の男よ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈海龍王寺にて〉

「しぐれのあめ いたくなふりそ こんだうの

        はしらのまそほ かべにながれむ」

(時雨の雨いたくな降りそ金堂の 柱の真赭壁に流れむ)

・しぐれ=時雨。晩秋から初冬に降る小雨。

・まそほ=真赭。まそお。赤い土、赤い色。

 

≪ニュース≫

 

◇御本尊文殊菩薩様は今月21日から1210日まで、山口県立美術館で開催中の『西大寺展』に御出陳されます。今月17日に搬出されるため12月前半はご不在です。

昨日(25日)、文殊菩薩様のご縁日に当たるので山口県立美術館まで行き勤行をさせていただきました。土曜日だったからか、中々の盛況でした。少し薄暗い空間での照明が工夫されていて、獅子の引き締まった体躯、菩薩の理知的な表情が引き立っていたようです。また間近に拝むことができるので、参観者は熱心に拝観しておられました。

 

◇当寺の入口は「東口」に変わりました。従来の西口は閉鎖されています。東口は幹線道路の県道754号線に面しており、またバス停「般若寺」からも近いです(50mほど)。

旧京街道から来られる方は100メートル東の「東口」までお越しください。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》949

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧七百人(六百人とも)の舞楽大法会である。

 

◆引頭    西大寺     栄義坊仙秀大徳

       同寺      淵妙坊義春大徳

堂達             理圓坊  大徳

綱維             深光坊行盛大徳

               正道坊英空大徳

奉行             淨願坊良耀大徳

               圓道坊叡空大徳

衆僧            六百余人〈衲衆二百余口、二十夏已上。〉

楽頭

 

康応元年己巳(つちのと)卯月(うつき)十日之を記す。 

通別兼受比丘英源〈通三十七夏(げ①) 別二十七夏(②)〉〕

 

 通三十七夏=通受、三聚浄戒を通(総)じて受ける菩薩戒を受戒してから三十七歳の夏安居(げあんご)を経たことを表す法﨟。(通常は二十歳で受戒するので生年五十七歳か。)

 別二十七夏=別受は三聚浄戒のうち、摂律儀戒(四分律の戒、比丘の場合二百五十戒)を別して(単独に)受戒すること。二十七歳の夏数(法﨟)

(おわり)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

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