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2017年11月11日 (土)

コスモス寺花だより   11・11

 

〔コスモス開花情報〕

 

≪終わり近し≫

昨夜来の雨は上がり、曇りがちのお天気。

晩秋の風情です。

桜やケヤキの葉は赤や茶色に色付きもう散りはじめています。

長く咲いていたコスモスはようやく終わりに近づいています。

春の桜のように一気に散ることはありませんが、

ゆっくりと終焉をむかえます。

 

正倉院展は今月13日まで。

当寺の白鳳秘仏公開は一日延長して12日まで。

 

「コスモスの 花群がりて はつきりと

       光をはじく つめたき日ぐれ」木下利玄

 

20種類、15万本

・花期:9月下旬~11月上旬。

(初夏咲コスモス:6月~7月)

 

〇水仙:≪花期は12月~2月≫今年の水仙は雨が多かったから成長が早いです。葉はもう20㎝程になっています。開花はいつもより早いかもしれません。

 

〔俳句〕

「紅葉(もみぢ)より 一段赤し 毛見肴(ざかな)」一茶

訳:紅葉よりいっそう赤いなあ。毛見に出す肴は。

・毛見=検見とも。役人が稲の刈入れ前に出来具合を検査して年貢高を決めること。毛見肴はお役人を接待饗応に出す肴。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈東大寺〉

「おほてらの ひるのともしび たえずとも

       いかなるひとか とはにあらめや」

(大寺の昼の灯火絶えずとも いかなる人か 永久にあらめや)

 

≪ニュース≫

◇般若寺は「石の寺」でもあります。十三重石宝塔(重文)、笠卒塔婆(重文)、般若寺型石燈籠、三十三カ所観音石像、文殊の蓮華石などの日本を代表する石造文化財がある一方で、「おもしろいし(石)」と言ってもよいのが、お腹や背中を押しあてて健康を願う「カンマン石」、手でなでて運気上昇をかなえてもらう「マカバラ石」、もてる女石・もてる男石・もてない男石の「ちから石」です。自然界にある生命力を象徴するのが石です。石にはこの星の霊力、パワーが宿っています。どうぞご利益をお受けください。

 

◇御本尊文殊菩薩様は今月21日から1210日までの山口県立美術館で開催中の『西大寺展』に御出座されます。其の搬出作業が18日夕刻に行われご不在となられます。

しばらくはご参詣の皆さまのご期待に添えなくなりますが、御本山からの要請ですのでご容赦をお願いします。

 

◇当寺の入口は「東口」に変わりました。従来の旧道に面した西口は閉じられています。新駐車場が完成してから通り抜けの暴走車、寺に御用なき車の無断駐車が多発したため、安全管理上閉じざるを得なくなりました。ご参詣の皆さまにはご不便をおかけしますが、東口からのご参詣をお願いします。

東口は幹線道路の県道754号線に面しており、またバス停「般若寺」からも近いです(50mほど)。

旧京街道から来られる方は100メートル東の「東口」までお越しください。

 

◇参詣駐車場ご利用について。

*駐車は一時間までは無料。

時間をこえる場合は維持協力金500円を申し受けます。

*駐車場はあくまで参詣者専用です。無断駐車はご遠慮願います。

 

◇【秘仏公開】 920日~1111日 白鳳秘仏の金銅製阿弥陀如来立像、その体内仏三尊などの宝物の特別公開が始まりました。場所は本堂うしろの宝蔵堂です。9001600、拝観料は別途200円申受けます。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》946

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『宇治孤嶋石塔供養式』

(うじことうせきとうくようしき)

 

*康応元年(一三八九)三月廿五日に、宇治橋寺放生院住持の深泉大徳が勧化して行った、興正菩薩一百年忌追賁(追善供養)と十三重石塔修復落慶を兼ねた石塔供養式の式次第と法会記録。衆僧六百人の舞楽大法会である。

 

◆【次両師下高座。於両高座中央三礼〈中礼〉

礼畢出堂前。著左右座。十弟子取法具。置両師辺。

  次打金。〈両師下高座訖即打。〉

  次入調。〈左右匝供舞。〉

  次舞了。衆僧三礼〈中礼〉

  次還列。〈於楽屋発楽。還城楽破。〉

 

〔次 両師、高座を下り、両高座の中央において三礼す〈中礼〉。

礼畢って、堂前に出で、左右の座に著す。十弟子、法具を取り、両師の辺に置く。

次 金を打つ。〈両師、高座を下り訖って、即打つ。〉

次 入調(じゅちょう①)。〈左右匝り、舞を供す。〉

次 舞了る。衆僧三礼〈中礼〉。

次 還列。〈楽屋において楽を発す。還城楽(げんじょうらく②)、破(は③)。〉〕

 

 入調=楽曲で、調子に合うこと。また、調子に合わせること。

 還城楽=カンジョウラクとも。雅楽。左方(唐楽)。太食(たいじき)調。古楽。一人舞。胡人の扮装に朱の仮面をつけ、桴(ばち)を持ち作り物の蛇を捕えて舞う。見蛇楽(げんじゃがく)。

 破=(再出)雅楽で、曲の構成単位およびその様式(曲風)の名称。拍子が(つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

 

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