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2017年12月 3日 (日)

コスモス寺花だより   12・3

 

いま境内で一番背の高い木、銀杏の黄葉がきれいです。

〇水仙:≪咲きはじめ≫

日本水仙、寒水仙。白一重咲、八重咲。

花期は12月~2月。数万本。

ちらほらと咲き出しました。

 

「水仙の 花のうしろの 蕾かな」星野立子

 

〇コスモス:≪終わり近し≫

 

「コスモスの 花群がりて はつきりと

       光をはじく つめたき日ぐれ」木下利玄

 

(初夏咲コスモス:6月~7月)

 

〇山茶花:≪咲きはじめ≫

 

〔小林一茶の俳句〕

「むら時雨 山から小僧 ないて来ぬ」

訳:ひとしきり激しく降って通り過ぎる時雨、山から小僧が泣いて来たのだ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈海龍王寺にて〉

「ふるてらの はしらにのこる たびびとの

       なをよみゆけど しるひともなし」

(古寺の柱に残る旅人の 名を読み行けど知る人も無し。

 

≪ニュース≫

 

◇御本尊文殊菩薩様は今月21日から1210日まで、山口県立美術館で開催中の『西大寺展』に出開帳されています。今月16日ご帰還の予定。

 

◇当寺の入口は「東口」に変わりました。従来の「西口」は閉鎖されています。東口は幹線道路の県道754号線に面しており、またバス停「般若寺」からも近いです(50mほど)。

旧京街道から来られる方は100メートル東の「東口」までお越しください。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》951

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『興正菩薩三百年忌舞楽曼荼羅供表白』

(こうしょうぼさつさんびゃくねんきぶがくまんだらくひょうはく)

 

 西大寺圓秀律師作

 

◆【夫以澄々真如之性海。浮隨縁利物之月。峨々菩提之覚山。鮮機興即生之華。】

 

〔夫れ以(おもんみ)るに、澄澄(ちょうちょう①)たる真如の性海(しんにょのしょうかい②)は、隨縁利物(ずいえんりぶつ③)の月を浮かべ、峨峨(がが④)たる菩提の覚山は機興即生(きこうそくしょう)の華を鮮やかにす。

 

 澄澄=澄み渡っているさま。

 真如の性海=真如は一切存在の真実のすがた。性海は悟りのすべてである真如の深く広いことを海にたとえたもの。

 隨縁利物=縁に随って衆生を利益すること。

 峨峨=高くそびえているさま。

 (つづく)

 

《古都奈良の文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

奈良市クリーンセンター問題については新しい動きがあれば掲載しますので

しばらくは長い文章を省略します。

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