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2018年1月14日 (日)

コスモス寺花だより   1・14

 

 

〔いま咲いている花〕

〇水仙:≪見ごろ≫

種類:日本水仙、寒水仙。

白一重咲、白八重咲。

本数:数万本

花期:12月~2月。

冬枯れの庭に、清楚な白い花が咲いています。

西国三十三所観音石像の足下は満開の花でいっぱいです。

 

「有明の 水仙剪るや 庭の霜」正岡子規

 

〇山茶花:≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月中旬~下旬)

・夏:初夏咲きコスモス(6月上旬~7月上旬)

   紫陽花(6月上旬~6月下旬)

・秋:コスモス(9月中旬~11月上旬)

・冬:水仙(12月上旬~2月上旬)

 

その他、山茱萸、梅、蠟梅、侘助、桜、椿、紫雲蘭、射干、金鳳花、真弓木、樒、梅花空木、烏瓜、唐種小賀玉木、枇杷、定家葛、酔葛、黄菖蒲、山紫陽花、未草、百日紅、秋海棠等が咲いて四季を彩ります。

 

〔小林一茶の俳句〕

「出序(でついで)に ひんむしつたる わかな哉」

訳:新年の挨拶に出るついでに、ひんむしった若菜であるなあ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈西大寺〉

「まがつみは いまのうつつに ありこせど

       ふみしほとけの ゆくへしらずも」

(禍鬼は今の現にありこせど 踏みし仏の行方知らずも)

 

≪ニュース≫

◇参詣入口の変更:当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、9月より県道754号線に面した東参道「東口」を入って、かつての中大門跡近くの「南入口」に変わりました。なお、駐車場の場内安全管理のため従来の「西口」は閉鎖されています。旧道より来られた場合、ご足労ですが「たねや」さんの角を東へ曲がり、100メートルあまりの「東口」へお越しください。バス停「般若寺」からはまっすぐ北へ50mです。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》976

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『興正菩薩四百年忌諷誦文』

(こうしょうぼさつよんひゃくねんきふじゅうもん)

 

◆【亜奏悦仏之舞楽。讃伽陀具人々莫匪被祖毓。各々曷不霑師徳。親修赤寸之精誠。用酬円極之雄恩。吾祖之霊如月耀天。大寂光中蓮眸洞鑑】

 

〔亞(ついで)仏を悦(した)うの舞楽を奏し、伽陀を讃し、具(つぶさ)に人々は彼の祖(おや)に毓(はぐく)まれるに匪(あら)ざるはなし。各々、曷(なんぞ)師の徳を霑(うるお)さん。親しく赤寸(せきすん①)の精誠(せいせい②)を修し、用(もって)円極の雄恩に酬(むく)いんや。吾が祖の霊、月の如く天に耀かん。大寂光中の蓮眸洞鑑(れんぼうとうかん③)たり。

 

 赤寸=尺寸。少しばかりの。

 精誠=真心を込めること。

 蓮眸洞鑑=蓮の実のような慈悲のひとみと、暗い洞の中で智恵の光を照らす鏡。

(つづく)

 

《古都奈良の宗教的文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

 

古都奈良は1300年の歴史と仏教伝来以来の宗教的、文化的伝統があります。仏教という宗教文化抜きには奈良の歴史は語れません。しかし長い歴史の中では人間の無知と欲望のため貴重な文化遺産が壊されてきました。現在を生きる私たちには、先祖から受け継いだ人類の宝としての宗教的文化遺産を未来へつなぐ責任があります。日本の文化遺産は世界に誇れる高度な精神文化のあかしです。古きよきものを大切にしましょう。

 

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