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2018年1月 1日 (月)

コスモス寺花だより   1・1

 

謹賀新年。

平成30年。西暦2018年。仏暦2561年。干支は戊戌(つちのえいぬ、ボジュツ)。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

「オリオンの 楯新しき 年に入る」橋本多佳子

 

〔いま咲いている花〕

〇水仙:≪見ごろ≫

種類:日本水仙、寒水仙。

白一重咲、白八重咲。

本数:数万本

花期:12月~2月。

冬枯れの庭に、清楚な白い花が咲いています。

場所によっては5分咲き以上になっています。

 

〇山茶花:≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月中旬~下旬)

・夏:初夏咲きコスモス(6月上旬~7月上旬)

   紫陽花(6月上旬~6月下旬)

・秋:コスモス(9月中旬~11月上旬)

・冬:水仙(12月上旬~2月上旬)

 

その他、山茱萸、梅、蠟梅、侘助、桜、椿、紫雲蘭、射干、金鳳花、真弓木、樒、梅花空木、烏瓜、唐種小賀玉木、枇杷、定家葛、酔葛、黄菖蒲、山紫陽花、未草、百日紅、秋海棠等が咲いて四季を彩ります。

 

〔小林一茶の俳句〕

「元日や 上々吉の 浅黄空」

訳:めでたい元日を迎えたなあ。今年一年を占うかのようにすばらしい浅黄色の空。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈春日野〉

「かすがのに ふれるしらゆき あすのごと

       けぬべくわれは いにしへおもほゆ」

(春日野に降れる白雪褪すのごと 消ぬべく我は古しえ思ほゆ)

 

≪ニュース≫

◇当寺の入口は県道754号線に面した東参道「東口」よりご参詣いただきます。駐車場の場内安全管理のため従来の「西口」は閉まっています。京街道旧道より来られた場合、ご足労ですが「たねや」さんの角を東へ曲がり、100メートルあまりで「東口」に至ります。バス停「般若寺」からは北へ50mです。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》966

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『同願文』

◆【故今為厳興正菩薩深重本願。老少奉修曼荼羅大供。貴賎進飜廻雪鳳鸞袖。所修抽懇念。上綱垂哀憐。助衰末広廃。夫大樹幹堅者。杖葉修栄。本寺再昌者。末寺盍勇以之。】

 

〔故に今、興正菩薩の深重(じんじゅう①)なる本願(ほんがん②)を厳(おごそ)かにせんため、老いも少(わか)きも曼荼羅大供を修し奉る。貴きも賎しきも飜廻(ほんかい③)の雪鳳鸞袖(せつほうらんしゅう④)を進めん。修する所は懇念(こんねん⑤)を抽(ひ)き、上綱は哀憐(あいれん⑥)を垂れ、衰末広廃(すいまつこうはい⑦)を助く。夫れ大樹の幹堅ければ、杖葉も修栄す(ちょうようもしゅうえいす⑧)。本寺再び昌(さか)んなれば、末寺は盍(なん)ぞ勇みて以って之(ゆ)かざらんや。〕

 

 深重=深く大きい

 本願=もとからの誓願。

 飜廻=ひるがえりめぐる。

 雪鳳鸞袖=雪におおとり、鸞(鳳凰の一種、形は鶏に似て、羽毛は赤色を主として五色がまじり、声は音楽的で美しいという。)の袖。意味不詳。

 懇念=心をこめて念ずること。

 哀憐=悲しみ哀れむこと。

 衰末広廃=末世になれば世はおとろえ広く廃れていく。

 杖葉も修栄す=大きな木の幹が堅ければ枝葉も栄える。

(つづく)

 

《古都奈良の宗教的文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

 

古都奈良は1300年の歴史と仏教伝来以来の宗教的、文化的伝統があります。仏教という宗教文化抜きには奈良の歴史は語れません。しかし長い歴史の中では人間の無知と欲望のため貴重な文化遺産が壊されてきました。現在を生きる私たちには、先祖から受け継いだ人類の宝としての宗教的文化遺産を未来へつなぐ責任があります。日本の文化遺産は世界に誇れる高度な精神文化のあかしです。古きよきものを大切にしましょう。

 

 

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