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2018年1月 3日 (水)

コスモス寺花だより   1・3

奈良ではまだ雪は降っていませんが、日本海側や高い山では例年の二倍の積雪量があるそうです。屋根に積もった雪を降ろす作業は危険で重労働だとお察しいたします。でも雪が積もるから日本の川は水が豊富で清らかなのでしょう。自然の恵みとして感謝ですね。

 

〔いま咲いている花〕

〇水仙:≪見ごろ≫

種類:日本水仙、寒水仙。

白一重咲、白八重咲。

本数:数万本

花期:12月~2月。

冬枯れの庭に、清楚な白い花が咲いています。

場所によっては5分咲き以上になっています。

 

「水仙を 遠ざかるとき 近づく香」稲畑汀子

 

〇山茶花:≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月中旬~下旬)

・夏:初夏咲きコスモス(6月上旬~7月上旬)

   紫陽花(6月上旬~6月下旬)

・秋:コスモス(9月中旬~11月上旬)

・冬:水仙(12月上旬~2月上旬)

 

その他、山茱萸、梅、蠟梅、侘助、桜、椿、紫雲蘭、射干、金鳳花、真弓木、樒、梅花空木、烏瓜、唐種小賀玉木、枇杷、定家葛、酔葛、黄菖蒲、山紫陽花、未草、百日紅、秋海棠等が咲いて四季を彩ります。

 

〔小林一茶の俳句〕

「人並の 正月もせぬ しだら哉」

訳:人並の正月もしない、なんともていたらくだなあ。

・しだら=自堕落に近く、だらしないさま。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈春日野〉

「かすがのに ふれるしらゆき あすのごと

       けぬべくわれは いにしへおもほゆ」

(春日野に降れる白雪褪すのごと 消ぬべく我は古しえ思ほゆ)

 

≪ニュース≫

◇当寺の入口は県道754号線に面した東参道「東口」よりご参詣いただきます。駐車場の場内安全管理のため従来の「西口」は閉まっています。京街道旧道より来られた場合、ご足労ですが「たねや」さんの角を東へ曲がり、100メートルあまりで「東口」に至ります。バス停「般若寺」からは北へ50mです。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》968

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の上

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

如意輪精舎後裔苾芻慈光 編録

『興正菩薩三百五十年忌表白』

(こうしょうぼさつさんびゃくごじゅうねんきひょうはく) 

 

◆【右取香炉。左取念珠杵。】

 

〔右に香炉を取り左に念珠、杵(しょ①)を取る〕

 

 杵=五鈷杵。

(つづく)

 

《古都奈良の宗教的文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

 

古都奈良は1300年の歴史と仏教伝来以来の宗教的、文化的伝統があります。仏教という宗教文化抜きには奈良の歴史は語れません。しかし長い歴史の中では人間の無知と欲望のため貴重な文化遺産が壊されてきました。現在を生きる私たちには、先祖から受け継いだ人類の宝としての宗教的文化遺産を未来へつなぐ責任があります。日本の文化遺産は世界に誇れる高度な精神文化のあかしです。古きよきものを大切にしましょう。

 

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