コスモス寺花だより 5・24
「苔あをし 更に影置く 若楓」水原秋櫻子
【コスモス開花情報】
≪3分咲き≫
8種類、3万本。
1. センセーション :大輪で赤白ピンクの三色。
2. ピコティ :ピンクの花びらに白や赤の斑が入る。
3. サイケ :大輪で花芯からも小さな複弁を出す。三色。
4. シーシェル :花びらが巻貝のような筒状になる。三色。
5. 美色混合:昔からある普通のコスモス。三色。
6. ダブルクリック :花びらが菊かダリヤのような複弁になり、コスモスの中で最も豪華な花。三色。
7. ディアボロ :黄花コスモス(サルフレアス種)の一種で、低い草丈に真っ赤な花が咲きます。
8. カップケーキ :カップケーキ状の花。大きなカップ状の花の中にもう一つの小さなカップが見られる珍しい種類。
いちばん早く咲くのはピコティという種類で、ピンク色の花びらに白い斑が入り様々な変化を見せています。その他、赤白ピンクで大輪のセンセーション、小ぶりで花数が多い美色コスモスも咲いています。続いてシーシェルも。
〔いま咲いている花〕
〇矢車草:≪見ごろ≫
〇花菱草:≪見ごろ≫
〇コスモス:≪咲きはじめ≫
この3種類の花は同じ場所に共生し、赤・白・ピンク・青・黄金色と、色の調和を見せています。
〇紫陽花:≪つぼみ≫
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)
≪ニュース≫
◇参詣入口の変更:
当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。
バス停「般若寺」から北へ50mのところ。
◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。
《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1041
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)
◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】
〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕
(つづく)
| 固定リンク
コメント