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2018年5月18日 (金)

コスモス寺花だより   5・18

 

これからの季節は、晴れればコスモス、雨降ればアジサイの花を鑑賞できます。どちらも日本の風土になじんでいて、誰からも愛好される花です。

 

「葉がくれに ありと思ほゆ 実梅かな」高濱虚子

 

【コスモス開花情報】

≪咲きはじめ・12分咲き≫

「初夏咲きコスモス」は草丈780㎝ほどで咲き出しています。中には1mをこえるものもあり、日に日に花数を増やします。

みずみずしい緑の葉っぱの中で鮮やかな赤、ピンクの花が目を引きます。

今年の花は早いですから、今月末には見ごろを迎えるでしょう。

 

この時期のコスモスの種類は8種類、35万本。

1. センセーション :大輪で赤白ピンクの三色。

2. ピコティ :ピンクの花びらに白や赤の斑が入る。

3. サイケ :大輪で花芯からも小さな複弁を出す。三色。

4. シーシェル :花びらが巻貝のような筒状になる。三色。

5. 美色混合:昔からある普通のコスモス。三色。

6. ダブルクリック :花びらが菊かダリヤのような複弁で豪華に咲く。三色。

7. ディアボロ :黄花コスモス(サルフレアス種)の一種で、低い草丈に真っ赤な花が咲きます。

8. カップケーキ :カップ状の花の中に、もう一つの小さなカップが見られる珍しい種類。

いちばん早く咲くのはピコティという種類で、ピンク色の花びらに白い斑が入り様々な変化を見せています。その他、赤白ピンクで大輪のセンセーション、小ぶりで花数が多い美色コスモスも咲いています。

 

〔いま咲いている花〕

 

〇矢車草:≪見ごろ≫

〇花菱草:≪見ごろ≫

〇定家葛:≪見ごろ≫芳香あり。

〇梅花空木:≪散りはじめ≫純白の四弁の花、芳香あり。

〇コスモス:≪咲きはじめ≫

〇紫陽花:≪つぼみ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(5月後半~6月)

   紫陽花(5月後半~6月)

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

≪ニュース≫

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、9月より県道754号線に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1038

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行間作相事。

右先時將終而時香一寸燃残之時。可打大鼓三匝。〈乱声。〉是為令後番衆及供養法師知時已欲終兼加用意預入儲道場也。若無此権儀者。定臨時周章。幷有遅参歟。】

 

〔一 勤行の間、作相(さそう①)の事

右、まず時まさに終わらんとして、時香(じこう②)一寸燃え残るのとき、太鼓三匝(さんそう③)を打つべし〔乱声(らんじょう④)〕。これ後番衆(ごばんしゅう⑤)および供養法師(くようぼうし⑥)をして時を知らしめんが為、已に終らんと欲し、兼ねて用意を加え預け入れ、道場を儲けるなり。もしこの権儀無ければ、さだめて時に臨み周章(しゅうしょう⑦)す。幷に遅参あるか。

 

 作相=

 時香=時間をはかるためにお香を焚く道具、お香盤。

 三匝=三めぐり。

 乱声=雅楽の曲名。龍笛あるいは高麗笛を主体として打楽器(太鼓、鉦鼓)が加わって奏する前奏曲、後奏曲。

 後番衆=

 供養法師=供養法を行う導師。

 周章=あわてること。

(つづく)

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