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2018年5月 1日 (火)

コスモス寺花だより   5・1

 

5月は「さつき」「さなえづき」と言います。仏教では、三長斎月(1月、5月、9月)の一つで、前半の15日間は精進して身を慎む斎日とされています。

 

白鳳秘仏公開:429日~510日。

  午前9時~午後4時。於・宝蔵堂。特別拝観料・200

 

「藍々と 五月の穂高 雲をいづ」飯田蛇笏

 

初夏咲きのコスモスは30㎝ほどですが、もう78輪の花が咲いています。今年の花は気が早いですね、苗はまだ幼児のようなのに背伸びして花を咲かそうとしています。

この時期のコスモスの種類は、

1.センセーション 2.ピコティ 3.サイケ 4.シーシェル 5.美色 6.ダブルクリック 7.ディアボロ 8.カップケーキ です。

 

〔いま咲いている花〕

〇射干(しゃが):≪見ごろ≫

〇蔓日日草(つるにちにちそう):≪見ごろ≫

〇矢車草:≪咲きはじめ≫

〇花菱草:≪咲きはじめ≫

〇梅花空木:≪つぼみ≫

〇紫陽花:≪つぼみ≫

〇コスモス:≪苗育成中、今年は開花が早く5月後半から≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(5月後半~6月)

   紫陽花(5月後半~6月)

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

その他、山茱萸、梅、蠟梅、侘助、桜、椿、紫雲蘭、射干、金鳳花、真弓木、樒、梅花空木、烏瓜、唐種小賀玉木、枇杷、定家葛、酔葛、黄菖蒲、山紫陽花、未草、百日紅、秋海棠等が咲いて四季を彩ります。

 

〔小林一茶の俳句〕

「つつじから 出てつつじの 清水哉」

訳:つつじの根元から出て、つつじの根元に戻って行く清水よ。

 

〔秋艸道人会津八一歌集『鹿鳴集』。奈良愛惜の名歌〕

〈春日野にて〉

「をぐさはむ しかのあぎとの をやみなく

       ながるるつきひ とどめかねつも」

(小草食む鹿の顎の小止みなく 流るる月日止どめかねつも)

 

≪ニュース≫

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、9月より県道754号線に面した東参道「東口」を入って、かつての中大門跡近くの「南表口」に変わり、本来の「四天王寺様式」の南面伽藍となりました。

なお、駐車場の場内安全管理のため従来の「西口」は閉鎖されています。旧道より来られた場合、ご足労ですが「たねや」さんの角を東へ曲がり、100メートルあまりの「東口」へお越しください。

バス停「般若寺」からはまっすぐ北へ50mです。

 

◇参詣駐車場ご利用について:ご参詣の方の駐車は1時間まで無料。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1029

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

『西大寺光明真言会縁起』

(さいだいじこうみょうしんごんええんぎ)

 

◆【弘法大師釈一無量一也。抑真言功能勝余法。得益越諸教。且出一二分勝劣。不撰浄不浄。常誦持。仏親勧事。此真言独勝余行。彼他力易行称名不論不浄。不撰時処。】

 

〔弘法大師の釈に、一は無量の一なりと。そもそも真言の功能は余法に勝れり。得益は諸教を越ゆ。且つは一二分の勝劣を出づ。淨不浄を撰ばず。常に誦持すれば、仏は親しく事を勧む。この真言独り余行に勝れり。彼の他力易行の称名は不淨を論ぜず。時処を撰ばず。〕

(つづく)

 

《古都奈良の宗教的文化遺産とそれを取り巻く環境を守るために》

 

古都奈良は1300年の歴史と仏教伝来以来の宗教的、文化的伝統があります。仏教という宗教文化抜きには奈良の歴史は語れません。しかし長い歴史の中では人間の無知と欲望のため貴重な文化遺産が壊されてきました。現在を生きる私たちには、先祖から受け継いだ人類の宝としての宗教的文化遺産を未来へつなぐ責任があります。日本の文化遺産は世界に誇れる高度な精神文化のあかしです。古きよきものを大切にしましょう。

 

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