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2018年8月24日 (金)

コスモス寺花だより 8・24

 

台風は昨夜9時ごろ徳島に上陸し、兵庫県を通り抜けて日本海へ出ました。奈良では吉野郡の山岳地帯は早くから相当な風雨だったようですが、北部の盆地では真夜中になって、本格的に雨風が強まり風の音がすさまじい音をたてていました。

雨量がどの程度あったのかわかりませんが、旱を解消させるに十分でした。

早くから干上がっていた当寺の井戸も回復したことでしょう。

コスモスは幸いにも背丈が低いので全く風の影響は受けていません。逆に雨で生き返ったようです。葉が青々と茂っています。

苗の植付けは8割がた終わっていたので、これからは日照りで枯れたところを捕植します。

コスモスはこの雨を出発点として秋へ向かい、美しい花を咲かせてくれるでしょう。

 

〔いま咲いている花〕

〇コスモス:≪ちらほら咲き≫

8月のコスモスは珍しいですが、秋咲きのコスモスで早い種類が少し咲き出しています。朱色の花を咲かせているのはディアボロというサルフレアス種(黄花コスモス)です。赤白ピンクのおなじみの花は「美色混合」という名の昔なつかしいコスモスです。

 

〇百日紅(さるすべり):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

 

今、コスモスの苗を育て、境内に植える作業をしています。あちらこちらを耕していますので庭が見苦しくなっているかもしれません。秋に向けての準備段階ですからご容赦ください。

 

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

 

「野分の灯 一つに寄りし 母子かな」長谷川かな女

 

〔お知らせ〕

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇参詣駐車場ご利用について:

本年922日より10月末までのコスモス開花期の間、参詣者駐車場の維持運営のため、駐車場の有料化を実施いたします。

 

(駐車時間2時間まで500円、

時間超過は追加500円を申し受けます)

 

なお、開門9時、閉門は午後5時ですので時間厳守でお願いいたします。

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1058

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺光明真言会縁起』

(さいだいじこうみょうしんごんええんぎ)

 

◆【然弘安四年七月廿日。為異賊降伏御祈祷後宇多院勅使光泰卿至当寺。下向及再三。然先師上人。男山八幡宮在参籠七日七夜。搆七壇。伴僧七百人。抽精誠処。七日〈八日朔日也〉満夜之戌刻。八幡宮玉殿振動。而放鏑箭。】

 

〔然れば弘安四年七月廿日、異賊降伏の御祈祷の為、後宇多院の勅使光泰卿、当寺に至り、下向は再三に及ぶ。然れば先師上人、男山八幡宮に参籠在ること七日七夜。七壇(しちだん①)を構える。伴僧七百人精誠(せいせい②)を抽(ひ)く処、七日〈八日朔日也〉満夜の戌の刻(いぬのこく③)、八幡宮玉殿振動して鏑箭(かぶらや④)を放つ。〕

 

 七壇=七壇護摩秘法。中壇は愛染明王尊勝法(叡尊師)、不動法(性瑜師)、軍荼利法(信空師)、降三世法(玄基師)、大威徳法(雙円師)、金剛夜叉法(禅海)

 精誠=純粋で誠実なこと。まごころをこめること。

 戌の刻=午後七時頃から九時頃まで。

 鏑箭=矢の先に鏑をつけ、その先に鏃をつけたもので、射ると鏑の穴から空気が入って大きな音響を発して飛ぶ。

(つづく)

 

 

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