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2018年10月

2018年10月31日 (水)

コスモス寺花だより 10・31

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの やうなといへば ふりむきぬ」星野麥丘人

 

10月の末になりましたが、まだ満開の状態が続いています。

今年のコスモスは背丈もあり、花も大きくしっかりしています。

 

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行始中終作法事。

右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】

 

〔一 勤行始中終の作法の事

右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕

(つづく)

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2018年10月30日 (火)

コスモス寺花だより 10・30

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの みだるるひかり 空よりす」大野林火

 

満開の状態が続いています。

今年のコスモスは背丈もあり、花も大きくしっかりしています。

 

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【次時香正燃訖之時。打大鼓一匝。幷可打時数。又大小食時者。雖有食堂之作相。道場内之衆口。満神呪之間。耳作相不聞歟。仍別だ大鼓。可令知時到。七日之間。時之作法。以此可存知者也。】

 

〔次に時香が正しく燃え訖(おわ)るの時、大鼓一匝を打つ。ならびに時数を打つべし。又、大小食の時は、食堂の作相あると雖も、道場内の衆口は神呪満つるのあいだ、耳に作相を聞かざるか。すなわち、別して大鼓を打つべし。時の到るを知らしむべし。七日の間、時の作法はこれを以って存知すべきもの也。〕

(つづく)

 

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2018年10月29日 (月)

コスモス寺花だより 10・29

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスに 藍濃き衣 好み着る」三橋鷹女

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータム・ビューティーです。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1085

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【次時香正燃訖之時。打大鼓一匝。幷可打時数。又大小食時者。雖有食堂之作相。道場内之衆口。満神呪之間。耳作相不聞歟。仍別だ大鼓。可令知時到。七日之間。時之作法。以此可存知者也。】

 

〔次に時香が正しく燃え訖(おわ)るの時、大鼓一匝を打つ。ならびに時数を打つべし。又、大小食の時は、食堂の作相あると雖も、道場内の衆口は神呪満つるのあいだ、耳に作相を聞かざるか。すなわち、別して大鼓を打つべし。時の到るを知らしむべし。七日の間、時の作法はこれを以って存知すべきもの也。〕

(つづく)

 

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2018年10月28日 (日)

コスモス寺花だより 10・28

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1085

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【次時香正燃訖之時。打大鼓一匝。幷可打時数。又大小食時者。雖有食堂之作相。道場内之衆口。満神呪之間。耳作相不聞歟。仍別だ大鼓。可令知時到。七日之間。時之作法。以此可存知者也。】

 

〔次に時香が正しく燃え訖(おわ)るの時、大鼓一匝を打つ。ならびに時数を打つべし。又、大小食の時は、食堂の作相あると雖も、道場内の衆口は神呪満つるのあいだ、耳に作相を聞かざるか。すなわち、別して大鼓を打つべし。時の到るを知らしむべし。七日の間、時の作法はこれを以って存知すべきもの也。〕

(つづく)

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2018年10月27日 (土)

コスモス寺花だより 10・27

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスに 日の匂ひして 人近づく」細見綾子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1085

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【次時香正燃訖之時。打大鼓一匝。幷可打時数。又大小食時者。雖有食堂之作相。道場内之衆口。満神呪之間。耳作相不聞歟。仍別だ大鼓。可令知時到。七日之間。時之作法。以此可存知者也。】

 

〔次に時香が正しく燃え訖(おわ)るの時、大鼓一匝を打つ。ならびに時数を打つべし。又、大小食の時は、食堂の作相あると雖も、道場内の衆口は神呪満つるのあいだ、耳に作相を聞かざるか。すなわち、別して大鼓を打つべし。時の到るを知らしむべし。七日の間、時の作法はこれを以って存知すべきもの也。〕

(つづく)

 

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2018年10月26日 (金)

コスモス寺花だより 10・26

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 色の分かれ目 通れそう」稲畑汀子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1085

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【次時香正燃訖之時。打大鼓一匝。幷可打時数。又大小食時者。雖有食堂之作相。道場内之衆口。満神呪之間。耳作相不聞歟。仍別だ大鼓。可令知時到。七日之間。時之作法。以此可存知者也。】

 

〔次に時香が正しく燃え訖(おわ)るの時、大鼓一匝を打つ。ならびに時数を打つべし。又、大小食の時は、食堂の作相あると雖も、道場内の衆口は神呪満つるのあいだ、耳に作相を聞かざるか。すなわち、別して大鼓を打つべし。時の到るを知らしむべし。七日の間、時の作法はこれを以って存知すべきもの也。〕

(つづく)


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2018年10月25日 (木)

コスモス寺花だより 10・25

10・25

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)

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2018年10月24日 (水)

コスモス寺花だより 10・24

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)

 

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2018年10月23日 (火)

コスモス寺花だより 10・23

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスや 花おとろへず みだれそめ」水原秋櫻子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわり、本堂の周囲、楼門への道沿い、どこも花でうもれています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

午後5時~6時、

ロウソク行燈16基を点灯して

夕暮れ時の花を鑑賞していただきます。

540分には暗くなり急に冷え込みます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)


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2018年10月22日 (月)

コスモス寺花だより 10・22

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「この頃の 空コスモスの 色似合う」後藤比奈夫

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

27(土)、28日(日)実施。

6時までの延長ですが、

ロウソク行燈16基を点灯して花を鑑賞していただきます。

ただし、540分には陽が落ちて

あたりは真っ暗になります。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)

 

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2018年10月21日 (日)

コスモス寺花だより 10・21

10・21

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「この頃の 空コスモスの 色似合う」後藤比奈夫

 

満開、今が一番きれいな状態です。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

本日、21日(日)実施。

6時までの延長ですが、

ロウソク行燈16基を点灯して花を鑑賞していただきます。

ただし、540分には陽が落ちて

あたりは真っ暗になります。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)


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2018年10月20日 (土)

コスモス寺花だより 10・20

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「四面仏 在(おは)し四面の 秋桜」伊丹三樹彦

 

満開、今が一番きれいな状態です。

例年より10日ほど遅れましたが、その分遅くまで咲きます。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

1020日(土)、21日(日)実施。

6時までの延長ですが、

ロウソク行燈16基を点灯して花を鑑賞していただきます。

ただし、540分には陽が落ちて

あたりは真っ暗になります。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又皆集会之三時〈未亥卯〉者。此三匝大鼓之後。即打洪鐘三匝。是為令諸衆知皆集会之時已近。預参儲道場也。但寅終者。残時香二寸。可打大鼓。是為令卯時皆集会以前行煎物於諸衆也。】

 

〔また、皆が集会の三時〔未亥卯(ひつじ、い、う①)〕は、この三匝太鼓の後、即ち洪鐘(こうしょう②)三匝を打つ。これ、諸衆をして皆が集会の時は已に近きを知らしめんが為、預(あらかじ)め道場に参儲(さんちょ③)するなり。但、寅(とら④)終らば残時の香は二寸。太鼓を打つべし。これ、卯(う⑤)の時皆が集会以前に、煎物(せんぶつ⑥)を諸衆に行わしめんが為なり。

 

 未亥卯=未時、午後一時~三時。午後九時~十一時。午前五時~七時。

 洪鐘=大きな梵鐘。

 参儲=儲はもうける、用意しておく。参じて用意しておく。

 寅=午前三時~五時。

 卯=午前五時~七時。

煎物=煎(い)り物。米、麦、豆などを煎ったもの。    

(つづく)

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2018年10月19日 (金)

コスモス寺花だより 10・19

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

 

満開、今が一番きれいな状態です。

例年より10日ほど遅れましたが、その分遅くまで咲きます。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

普段は5時までですが、6時まで延長します。

1020日(土)、21日(日)実施予定。

お堂の前に16基の行燈をともし、暮れゆくやわらかい光の中で

お花を鑑賞していただきます。

拝観料は平常通り、雨天中止。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行間作相事。

右先時將終而時香一寸燃残之時。可打大鼓三匝。〈乱声。〉是為令後番衆及供養法師知時已欲終兼加用意預入儲道場也。若無此権儀者。定臨時周章。幷有遅参歟。】

 

〔一 勤行の間の作相(さそう①)の事

右、まず時まさに終わらんとして、時香(じこう②)一寸燃え残るのとき、太鼓三匝(さんそう③)を打つべし〔乱声(らんじょう④)〕。これ後番衆(ごばんしゅう⑤)および供養法師(くようぼうし⑥)をして時を知らしめんが為、已に終らんと欲し、兼ねて用意を加え預け入れ、道場を儲けるなり。もしこの権儀無ければ、さだめて時に臨み周章(しゅうしょう⑦)す。幷に遅参あるか。

 

 作相=作法。

 時香=時間をはかるためにお香を焚く道具、お香盤。

 三匝=三めぐり。

 乱声=雅楽の曲名。龍笛あるいは高麗笛を主体として打楽器(太鼓、鉦鼓)が加わって奏する前奏曲、後奏曲。

 後番衆=あとの時番を勤める僧衆。

 供養法師=供養法を行う導師。

 周章=あわてること。

(つづく)

 

 

 

 

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2018年10月18日 (木)

コスモス寺花だより 10・18

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 繚乱たるは 景をなし」清崎敏郎

 

満開、今が一番きれいな状態です。

例年より10日ほど遅れましたが、その分遅くまで咲きます。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 

拝観時間の延長。

普段は5時までですが、6時まで延長します。

1020日(土)、21日(日)実施予定。

お堂の前に16基の行燈をともし、暮れゆくやわらかい光の中で

お花を鑑賞していただきます。

拝観料は平常通り、雨天中止。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1084

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行間作相事。

右先時將終而時香一寸燃残之時。可打大鼓三匝。〈乱声。〉是為令後番衆及供養法師知時已欲終兼加用意預入儲道場也。若無此権儀者。定臨時周章。幷有遅参歟。】

 

〔一 勤行の間の作相(さそう①)の事

右、まず時まさに終わらんとして、時香(じこう②)一寸燃え残るのとき、太鼓三匝(さんそう③)を打つべし〔乱声(らんじょう④)〕。これ後番衆(ごばんしゅう⑤)および供養法師(くようぼうし⑥)をして時を知らしめんが為、已に終らんと欲し、兼ねて用意を加え預け入れ、道場を儲けるなり。もしこの権儀無ければ、さだめて時に臨み周章(しゅうしょう⑦)す。幷に遅参あるか。

 

 作相=作法。

 時香=時間をはかるためにお香を焚く道具、お香盤。

 三匝=三めぐり。

 乱声=雅楽の曲名。龍笛あるいは高麗笛を主体として打楽器(太鼓、鉦鼓)が加わって奏する前奏曲、後奏曲。

 後番衆=あとの時番を勤める僧衆。

 供養法師=供養法を行う導師。

 周章=あわてること。

(つづく)

 

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2018年10月17日 (水)

コスモス寺花だより 10・17

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 夕(ゆうべ)やさしく ものがたり」松本たかし

 

満開、今が一番きれいな状態です。

例年より10日ほど遅れましたが、その分遅くまで咲きます。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長、6時まで)

1020日(土)、21日(日)実施予定。

お堂の前に16基の行燈をともし、暮れゆくやわらかい光の中で

お花を鑑賞していただきます。

拝観料は平常通り、雨天中止。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)

 

 

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2018年10月16日 (火)

コスモス寺花だより 10・16

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 君と言はれし 人思ふ」山口青邨

 

いよいよ満開になりました。

例年より10日おくれですが、おくれた御陰で台風禍を逃れたといえます。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長、6時まで)

1020日(土)、21日(日)実施予定。

お堂の前に16基の行燈をともし、暮れゆくやわらかい光の中で

お花を鑑賞していただきます。

拝観料は平常通り、雨天中止。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)

 

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2018年10月15日 (月)

コスモス寺花だより 10・15

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 君と言はれし 人思ふ」山口青邨

 

いよいよ満開になりました。

例年より10日おくれですが、おくれた御陰で台風禍を逃れられました。

草丈は1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、

仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティ(別名、秋咲大輪美色)で、これから11月まで見ごろとなります。

 

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長、6時まで)

お堂の前に16基の行燈をともし、暮れゆくやわらかい光の中で

お花を鑑賞していただきます。

1020日(土)、21日(日)実施予定、

拝観料は平常通り、雨天中止。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)


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2018年10月14日 (日)

コスモス寺花だより 10・14

 

コスモス:≪見ごろ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスに 見えざる支へ してありぬ」右城暮石

 

草丈が1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

まだ満開ではありませんが、花としては今が一番きれいです。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長、6時まで)

本日実施。

お堂の前に8基の行灯をともし、暮れゆく宵の光の中で

お花を鑑賞していただきます。

1013日からの土・日曜日に予定、

拝観料は平常通り、雨天中止)

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 夜の花びらの 冷えわたり」中村汀女

「コスモスが 咲けば地表の うるほへり」細見綾子

「コスモスの 一輪月に とどきたる」山口青邨

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)

 

 

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2018年10月13日 (土)

コスモス寺花だより 10・13

 

コスモス:≪見ごろ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 花吹きしなひ 立もどり」高濱虚子

 

草丈が1,5から1,8mになり、大きな頂上花が咲きそろいました。

まだ満開ではありませんが、花としては今が一番きれいです。

境内の十三重大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方仏を色どり、仏さまを供養しています。

 

今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長、6時まで)

本日実施。

お堂の前に8基の行灯をともし、暮れゆく宵の光の中で

お花を鑑賞していただきます。

1013日からの土・日曜日に予定、

拝観料は平常通り、雨天中止)

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)

 

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2018年10月12日 (金)

コスモス寺花だより 10・12




コスモス:≪見ごろ≫



15万本・25種類



見ごろ 10月中旬~11中旬





「コスモスの 花吹きしなひ 立もどり」高濱虚子





コスモスの花はようやく見ごろとなりました。



いま、十三重の大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方の御仏を花供養しています。





今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。





コスモスには多くの種類があります。



花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。





これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。





ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。





「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)



拝観時間は平常、午後5時までですが、



コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。



(10月13日からの土曜と日曜日に予定、雨天中止)



お堂の前に8基の行灯をともし、暮れなずむ宵の光の中、



鳴く虫の音を聞きながら



お花を鑑賞していただきます。



電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。





〔四季の花暦〕



・春:山吹(4月)



・夏:初夏咲きコスモス(6月)



   紫陽花(6月) 



・秋:コスモス(9月~11月)



・冬:水仙(12月~2月)





〔季節の名句〕



「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子



「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史



「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也





〔お知らせ〕





◇参詣入口の変更:



当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。



バス停「般若寺」から北へ50mのところ。





◇駐車場有料化のおしらせ:



・乗用車 500円



・バス 1000円



を駐車場運営協力金として申し受けています。



なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。





《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083



『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下



(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)





『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』



(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)





◆【一 結番事。



右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】





〔一 結番の事



右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕





自余=爾余。そのほか。その他。



大法=光明真言法



(つづく)
















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2018年10月11日 (木)

コスモス寺花だより 10・11

 

コスモス:≪見ごろ―5分咲き

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 花吹きしなひ 立もどり」高濱虚子

 

いま、十三重の大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方の御仏を花供養しています。

 

今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

拝観時間は平常、午後5時までですが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

(10月13日からの土曜と日曜日に予定、雨天中止)

お堂の前に8基の行灯をともし、暮れなずむ宵の光の中、

静けさの中で鳴く虫の音を聞きながら

お花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)


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2018年10月10日 (水)

コスモス寺花だより 10・10

 

コスモス:≪5分咲き≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 花吹きしなひ 立もどり」高濱虚子

 

先日の台風で倒れたコスモスも支柱をして起こしてあげたので、空に向かって真っすぐに伸びあがり、てっぺんに大きな花を咲かせています。

十三重の大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方の御仏を花供養しています。

 

今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

ライトアップ行事ではありませんが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

(10月13日からの土曜と日曜日に予定、雨天中止)

お堂の前にロウソク行灯を8基だけともし、自然光の中で

すだく虫の音をめでながらお花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 道場荘厳事。

右座之寛狭。衆之多少。依時隨境。不可一定。臨期相議。然而於大概者。非可不存知。先中央餝密壇。其傍可安土砂箱〈幷〉過去帳。辨備香花灯明。皆如常儀。〈毎時可備四面閼伽。〉

 

〔一 道場荘厳の事

右、座の寛狭、衆の多少は時に依り境に随う。一定すべからず。期に臨んで相議す。しかれども大概に於いては、存知せざるべきに非ず。先ず中央に密壇を餝(かざ)り、その傍に土砂の箱幷びに過去帳を安んずべし。香花灯明を弁え備うことは、皆常儀の如し。〈毎時四面に閼伽を備うべし。〉〕

(つづく)

 

 

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2018年10月 9日 (火)

コスモス寺花だより 10・9

 

コスモス:≪5分咲き≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスを コスモスらしく するは風」蔦三郎

 

秋らしい青空の見える日が続き、花は次々と咲いています。今年は開花がおくれたので11月の半ばまで見ごろとなるでしょう。

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

ライトアップ行事ではありませんが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

お堂の前にロウソク行灯を8基だけともし、自然光の中で

すだく虫の音をめでながらお花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

雨天中止。

 

期間:10月13日からの土曜・日曜日に実施。(11月中ごろまで)

 

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 道場荘厳事。

右座之寛狭。衆之多少。依時隨境。不可一定。臨期相議。然而於大概者。非可不存知。先中央餝密壇。其傍可安土砂箱〈幷〉過去帳。辨備香花灯明。皆如常儀。〈毎時可備四面閼伽。〉

 

〔一 道場荘厳の事

右、座の寛狭、衆の多少は時に依り境に随う。一定すべからず。期に臨んで相議す。しかれども大概に於いては、存知せざるべきに非ず。先ず中央に密壇を餝(かざ)り、その傍に土砂の箱幷びに過去帳を安んずべし。香花灯明を弁え備うことは、皆常儀の如し。〈毎時四面に閼伽を備うべし。〉〕

(つづく)

 

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2018年10月 8日 (月)

コスモス寺花だより 10・8

 

コスモス:≪3分咲き≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

(今年はコスモスの開花が2週間ほど遅れましたが、

ようやくお天気も秋らしくなり晴天が続きそうです。

これからはコスモスの咲き乱れる季節となります)

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

ライトアップ行事ではありませんが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

お堂の前にロウソク行灯を8基だけともし、自然光の中で

すだく虫の音をめでながらお花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

雨天中止。

 

期間:10月13日からの土曜・日曜日に実施。(11月中ごろまで)

 

 

「コスモスを コスモスらしく するは風」蔦三郎

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

 

〔このほかに於いては、輙(すなわ)ち之を載せるべからず。これ似たりと雖も親疎を別つ(べし)。若し広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪え難し。披読(ひどく②)に煩いあり。還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。何ぞいわんや、廻向は法界に及び、あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆の位は道俗交異の間を別ける。階級を簡別せんが為、類集して十巻と作すものなり。

〈十巻の内、前九巻は悉くこれを読むべし。第十巻に至りては、羊羊(⑤)数十人の亡者を書載するの間、已に大巻なればこれを悉く読まんと欲すれば時尅推遷す。還って衆会の疲労と為る。すなわち衆議ありて、自今以後は当年書き入れの分を読むべし、云々。〉〕

 

 広博=ひろいこと。

 披読=ひらいて読むこと

 退転=だんだんに衰えていくこと。

 漏脱=もれおちること。

(つづく)


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2018年10月 7日 (日)

コスモス寺花だより 10・7

 

コスモス:≪3分咲き≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

(長雨と台風のため開花が2週間ほど遅れましたが、

ようやくお天気も秋らしくなり、

コスモスの咲き乱れる季節となりそうです)

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

ライトアップ行事ではありませんが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

お堂の前にロウソク行灯を8基だけともし、自然光の中で

すだく虫の音をめでながらお花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

雨天中止。

 

期間:10月13日からの土曜・日曜日に実施。(11月中ごろまで)

 

 

「コスモスを コスモスらしく するは風」蔦三郎

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

 

〔このほかに於いては、輙(すなわ)ち之を載せるべからず。これ似たりと雖も親疎を別つ(べし)。若し広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪え難し。披読(ひどく②)に煩いあり。還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。何ぞいわんや、廻向は法界に及び、あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆の位は道俗交異の間を別ける。階級を簡別せんが為、類集して十巻と作すものなり。

〈十巻の内、前九巻は悉くこれを読むべし。第十巻に至りては、羊羊(⑤)数十人の亡者を書載するの間、已に大巻なればこれを悉く読まんと欲すれば時尅推遷す。還って衆会の疲労と為る。すなわち衆議ありて、自今以後は当年書き入れの分を読むべし、云々。〉〕

 

 広博=ひろいこと。

 披読=ひらいて読むこと

 退転=だんだんに衰えていくこと。

 漏脱=もれおちること。

(つづく)

 

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2018年10月 6日 (土)

コスモス寺花だより 10・6

10・6

 

コスモス:≪咲きはじめ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

(秋雨前線による長雨と台風のため、開花が2週間ほど遅れています)

 

「コスモスの まだ触れ合はぬ 花の数」石田勝彦

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

◇今年もライトアップ行事はありません。

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

 

〔このほかに於いては、輙(すなわ)ち之を載せるべからず。これ似たりと雖も親疎を別つ(べし)。若し広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪え難し。披読(ひどく②)に煩いあり。還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。何ぞいわんや、廻向は法界に及び、あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆の位は道俗交異の間を別ける。階級を簡別せんが為、類集して十巻と作すものなり。

〈十巻の内、前九巻は悉くこれを読むべし。第十巻に至りては、羊羊(⑤)数十人の亡者を書載するの間、已に大巻なればこれを悉く読まんと欲すれば時尅推遷す。還って衆会の疲労と為る。すなわち衆議ありて、自今以後は当年書き入れの分を読むべし、云々。〉〕

 

 広博=ひろいこと。

 披読=ひらいて読むこと

 退転=だんだんに衰えていくこと。

 漏脱=もれおちること。

(つづく)

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2018年10月 5日 (金)

コスモス寺花だより 10・5

 

コスモス:≪咲きはじめ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

(秋雨前線による長雨と台風のため、開花が2週間ほど遅れています)

 

「コスモスの まだ触れ合はぬ 花の数」石田勝彦

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

 

〔お知らせ〕

◇今年もライトアップ行事はありません。

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1082

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

 

〔このほかに於いては、輙(すなわ)ち之を載せるべからず。これ似たりと雖も親疎を別つ(べし)。若し広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪え難し。披読(ひどく②)に煩いあり。還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。何ぞいわんや、廻向は法界に及び、あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆の位は道俗交異の間を別ける。階級を簡別せんが為、類集して十巻と作すものなり。

〈十巻の内、前九巻は悉くこれを読むべし。第十巻に至りては、羊羊(⑤)数十人の亡者を書載するの間、已に大巻なればこれを悉く読まんと欲すれば時尅推遷す。還って衆会の疲労と為る。すなわち衆議ありて、自今以後は当年書き入れの分を読むべし、云々。〉〕

 

 広博=ひろいこと。

 披読=ひらいて読むこと

 退転=だんだんに衰えていくこと。

 漏脱=もれおちること。

(つづく)

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2018年10月 4日 (木)

コスモス寺花だより 10・4

 

コスモス:≪咲きはじめ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

(長雨と台風のため、開花が2週間遅れています)

 

「コスモスの まだ触れ合はぬ 花の数」石田勝彦

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 色もつれあひ ほどけあひ」本郷昭雄

 

〔お知らせ〕

◇今年もライトアップ行事はありません。

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1081

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【凡於出家之五衆者。広通諸寺。近住男女者。限当寺及末寺。注載恩所事者。唯当寺会合現前僧。及当寺幷常施院近住衆而已。如之於之行法。運志合力。営斎粥。供灯明之輩。幷当寺浄人等。結縁已厚之故。又可載之。

 

〔およそ出家の五衆(しゅっけのごしゅう①)に於いては、広く諸寺に通ず。近住の男女は当寺および末寺に限る。恩所のことを注載するは、ただ当寺へ会合の現前の僧、および当寺ならびに常施院の近住衆のみ。如之(もしこれ)この行法において、志を運び力を合わせ、斎粥(さいしゅく②)を営み、灯明を供えるの輩、ならびに当寺の淨人(じょうにん③)等、結縁已に厚きの故、また之を載すべし。〕

 

 出家の五衆=比丘・比丘尼・式叉摩那・沙弥・沙弥尼の五衆。

 斎粥=斎食。正しい決められた時にとる食事。

 淨人=在俗のままで寺に住み、僧たちに仕える者。寺で働く人。

(つづく)

 

 

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2018年10月 2日 (火)

コスモス寺花だより 10・2

 

コスモス:≪咲きはじめ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11月上旬

(異常気象のため2週間遅れています)

 

「コスモスの まだ触れ合はぬ 花の数」石田勝彦

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

また、これから咲く「秋咲き大輪種」はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 色もつれあひ ほどけあひ」本郷昭雄

 

〔お知らせ〕

◇今年もライトアップ行事はありません。

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1081

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【凡於出家之五衆者。広通諸寺。近住男女者。限当寺及末寺。注載恩所事者。唯当寺会合現前僧。及当寺幷常施院近住衆而已。如之於之行法。運志合力。営斎粥。供灯明之輩。幷当寺浄人等。結縁已厚之故。又可載之。

 

〔およそ出家の五衆(しゅっけのごしゅう①)に於いては、広く諸寺に通ず。近住の男女は当寺および末寺に限る。恩所のことを注載するは、ただ当寺へ会合の現前の僧、および当寺ならびに常施院の近住衆のみ。如之(もしこれ)この行法において、志を運び力を合わせ、斎粥(さいしゅく②)を営み、灯明を供えるの輩、ならびに当寺の淨人(じょうにん③)等、結縁已に厚きの故、また之を載すべし。〕

 

① 出家の五衆=比丘・比丘尼・式叉摩那・沙弥・沙弥尼の五衆。

② 斎粥=斎食。正しい決められた時にとる食事。

③ 淨人=在俗のままで寺に住み、僧たちに仕える者。寺で働く人。

(つづく)


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2018年10月 1日 (月)

コスモス寺花だより 10・1

 

コスモス:≪咲きはじめ≫

15万本・25種類

見ごろ 10月上旬~11月上旬

 

10月最初の朝は台風一過、晴れそうです。

被害が心配されましたが、奈良は進路の北西に当たり前回の21号に比べ雨風は弱く、被害は軽微でした。

コスモスは前日の雨の重みで倒れてはいましたが、風の被害はほとんどありませんでした。

つぼみがいっぱいなので、これから晴れれば咲き出すでしょう。

 

「コスモスの まだ触れ合はぬ 花の数」石田勝彦

 

コスモスには多くの種類があり、それぞれ咲く時期が違います。

「美色」という種類が終わりを迎え、続いて咲き出したのは、花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

10月になって咲く秋咲き大輪美色、とかオータム・ビューティと呼ばれる種類です。「秋咲き大輪」はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、10月最盛期の主役となります。

 

・彼岸花:≪見ごろ≫

・秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

・未草(ひつじぐさ):≪見ごろ≫

・紫苑(しおん):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「我が息を 吹きとどめたる 野分かな」高濱虚子

 

〔お知らせ〕

◇今年もライトアップ行事はありません。

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、昨年8月までは旧道(京街道)に面して開かれた北門(裏口)でしたが、昨年9月より、県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口から入った「南正面口」に変わりました。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

本日、9月22日より参詣者駐車場が有料となります。

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けます。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

(開場は9時、閉場は17時ですので、時間厳守をお願いします)

 

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1080

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【兼復当寺幷末寺近住男女。値遇不浅之故。同可載之。其外為勤行所群集之現前僧。及当寺幷常施院近住面々。恩所雖非七衆之数。恩分難黙止之故。又可載之。】

 

〔兼ねてまた、当寺ならびに末寺の近住(ごんじゅう①)の男女、値遇浅からざるの故、同じく之を載すべし。そのほか勤行のため群集するところの現前の僧、および当寺ならびに常施院(じょうせいん②)の近住衆の面々、恩所(おんじょ③)は七衆(しちしゅ④)の数に非ずといえども、恩分(おんぶん⑤)は黙止(もくし⑥)しがたきの故、また之を載すべし。〕

 

 近住=三宝に親近して住すの意。在家信者で八斎戒をたもつ者。

 常施院=布施物(衣食)を常備して生活困窮者を救済する施設。忍性菩薩が西大寺に設置したと伝えるが、ここの文によれば、西大寺寺内ではないが近い場所にあったと想定される。

 恩所=恩はめぐみ、いつくしみの意。恩人のこと。

 七衆=仏の教えを奉ずる僧俗男女の七種の人。出家の比丘・比丘尼・式叉摩那・沙弥・沙弥尼、在家の優婆塞・優婆夷。

 恩分=

 黙止=口をつぐんでそのままにしておくこと。無言ですます。

(つづく)


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