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2018年10月11日 (木)

コスモス寺花だより 10・11

 

コスモス:≪見ごろ―5分咲き

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの 花吹きしなひ 立もどり」高濱虚子

 

いま、十三重の大石塔のまわりがとくによく咲いています。赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように塔の四方の御仏を花供養しています。

 

今年の花は2週間おくれなので11月の半ばまで見ごろが続きます。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、豪華な複弁花ダブルクリック、黄色のイエローガーデンなどです。

 

これから咲く「秋咲き大輪種」(別名・オータムビューティ)はその名の通り、12㎝もの色鮮やかな大輪で本数も多く、最盛期の主役となります。

 

ピコティに珍しい花を見つけました。ふつうは単弁なのにサイケのようにコラレット咲きになっています。いろんな変種咲きが見られるのがコスモスの魅力です。どうぞ新種花を見つけてください。

 

「コスモス花あかり」 (拝観時間の延長)

拝観時間は平常、午後5時までですが、

コスモスの花が見ごろになる頃、拝観時間を延長します。

(10月13日からの土曜と日曜日に予定、雨天中止)

お堂の前に8基の行灯をともし、暮れなずむ宵の光の中、

静けさの中で鳴く虫の音を聞きながら

お花を鑑賞していただきます。

電気照明はありませんので、日没で暗くなれば終了します。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔季節の名句〕

「コスモスの 揺れ返すとき 色乱れ」稲畑汀子

「透きとほる 日ざしの中の 秋ざくら」木村享史

「コスモスの 風なきときも 色こぼす」三村純也

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1083

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 結番事。

右不論衆多少。必可結四番。於一番者。諸衆皆集会。自余三番者。各守番可来勤。〈但除供養法衆。〉又結番以後。中間右来勤之人者。号結縁衆。番帳奥別可書載名字。又撰已灌頂人六人。結六番。昼夜各一時。可令勤修大法。若堪能人多之時者。撰十二人。結十二番。一昼夜之間。各可令勤一時。依人数之多少。可相計者也。】

 

〔一 結番の事

右、衆の多少を論ぜず、必ず四番を結ぶべし。一番に於いては、諸衆みな集会し自余(じよ①)、三番はおのおの番を守り来勤すべし。〔ただし供養法衆を除く〕又、結番以後、中間に来勤ある人は結縁衆と号す。番帳の奥に別して名字を書載すべし。又、灌頂の人六人を撰び已(や)み、六番を結ぶ。昼夜おのおの一時、大法(だいほう②)を勤修せしむべし。もし堪能の人多き時は、十二人を撰び十二番を結ぶ。一昼夜の間、おのおの一時を勤めしむべし。人数の多少により相計るべきものなり。〕

 

 自余=爾余。そのほか。その他。

 大法=光明真言法

(つづく)


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