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2018年11月

2018年11月30日 (金)

コスモス寺花だより 11・30

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

花は初夏(6月)と秋(10月)に咲きます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1092

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【惣而云之。僧中之法則者。冝為先穏便。然則七箇日之間。長時念誦者。鎮用地声。若欲励心之時者。冝交中音。軽勿出高声。若猛利信心発起之人。忽然而雖出高声不及変色損顔而叫喚。又有同心之人者。四五人助音。不得挙衆学之。】

 

〔惣じてこれを云うは、僧中の法則はよろしく穏便を先となすべし。しかれば則ち七箇日の間、長時の念誦は鎮めに地声を用いる。若し心を励まさんと欲するの時は、よろしく中音を交え、軽(かるがる)しく高声を出だすこと勿れ。もし猛く信心発起の人を利せんとするならば、忽然として高声を出だすと雖も、変色損顔(へんしょくそんがん①)して叫喚に及ばざれ。また同心の人有れば、四五人助音し、衆を挙げて之を学ぶことを得ざれ。〕

 

 変色損顔=顔色を変えたり、形相を変えること。

(つづく)

 

 

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2018年11月28日 (水)

コスモス寺花だより 11・28

 

昨日には、「まほろば会」の会員さん20人がボランティア作業でコスモスの後片付けをしてくださいました。十三重石塔とカンマン石のまわりがきれいになりました。来月には、「美咲会」と「朱雀ボランティアガイドの会」が作業を予定されています。お正月までにはすべて片付けが終わり、水仙の季節を迎えられそうです。尊い奉仕作業、ありがたいことです。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

来年も初夏(6月)と秋(10月)に咲かせますのでご期待ください。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1092

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【依之。且課前事。且顧後非。殊所定置制禁也。先於道場内。不可合頭私語。露齒戯笑。所詮自非誦神呪。輙勿出余言。非制之限。〈是一〉次互調音声之高下。共計拍子之緩急。和合勤之。不得参差。〈是二〉又皆集会幷当番行道之時。極老僧現所労之外。輙不可著座。〈是三〉】

 

〔之に依り、且つは前事に課し、且つは後非を顧み、殊には定置する所を制禁するなり。

先ずは道場内に於いて、頭を合せ私語し、歯を露わにして戯笑すべからず。所詮は神呪を誦するに非ざるにより、輙(すなわ)ち余言を出だすことなかれ。但だ、要言に於いては制の限りに非ず。〈是れ一〉

次に、互いに音声の高下を調(ととの)え、ともに調子の緩急を計(はか)り、和合して之を勤めよ。参差(しんし①)することを得ざれ。〈是れ二〉

また皆集会ならびに当番行道の時、きわめて老いたる僧の所労(しょろう②)を現わすのほかは、すなわち着座すべからず。〈是れ三〉〕

 

 参差=高さ長さがそろわないこと。

 所労=つかれ。病気。

(つづく)

 

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2018年11月26日 (月)

コスモス寺花だより 11・26

 

昨日で、この秋最後の三連休は秋晴れのうちに終わりました。朝晩は寒いでしたが日中は過ごし易い暖かさで、紅葉見物などの行楽日和でした。

あと数日で12月になり、年末モードに切り替わってゆきます。

当山では、コスモスから水仙の季節にかわり、

寒空に凛と咲く水仙をめでる人たちで静かな賑わいを見せることでしょう。。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

 

「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉

 

コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1092

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【依之。且課前事。且顧後非。殊所定置制禁也。先於道場内。不可合頭私語。露齒戯笑。所詮自非誦神呪。輙勿出余言。非制之限。〈是一〉次互調音声之高下。共計拍子之緩急。和合勤之。不得参差。〈是二〉又皆集会幷当番行道之時。極老僧現所労之外。輙不可著座。〈是三〉】

 

〔之に依り、且つは前事に課し、且つは後非を顧み、殊には定置する所を制禁するなり。

先ずは道場内に於いて、頭を合せ私語し、歯を露わにして戯笑すべからず。所詮は神呪を誦するに非ざるにより、輙(すなわ)ち余言を出だすことなかれ。但だ、要言に於いては制の限りに非ず。〈是れ一〉

次に、互いに音声の高下を調(ととの)え、ともに調子の緩急を計(はか)り、和合して之を勤めよ。参差(しんし①)することを得ざれ。〈是れ二〉

また皆集会ならびに当番行道の時、きわめて老いたる僧の所労(しょろう②)を現わすのほかは、すなわち着座すべからず。〈是れ三〉〕

 

 参差=高さ長さがそろわないこと。

 所労=つかれ。病気。

(つづく)

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2018年11月25日 (日)

コスモス寺花だより 11・25

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

 

「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉

 

コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1092

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【依之。且課前事。且顧後非。殊所定置制禁也。先於道場内。不可合頭私語。露齒戯笑。所詮自非誦神呪。輙勿出余言。非制之限。〈是一〉次互調音声之高下。共計拍子之緩急。和合勤之。不得参差。〈是二〉又皆集会幷当番行道之時。極老僧現所労之外。輙不可著座。〈是三〉】

 

〔之に依り、且つは前事に課し、且つは後非を顧み、殊には定置する所を制禁するなり。

先ずは道場内に於いて、頭を合せ私語し、歯を露わにして戯笑すべからず。所詮は神呪を誦するに非ざるにより、輙(すなわ)ち余言を出だすことなかれ。但だ、要言に於いては制の限りに非ず。〈是れ一〉

次に、互いに音声の高下を調(ととの)え、ともに調子の緩急を計(はか)り、和合して之を勤めよ。参差(しんし①)することを得ざれ。〈是れ二〉

また皆集会ならびに当番行道の時、きわめて老いたる僧の所労(しょろう②)を現わすのほかは、すなわち着座すべからず。〈是れ三〉〕

 

 参差=高さ長さがそろわないこと。

 所労=つかれ。病気。

(つづく)

 

 

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2018年11月24日 (土)

コスモス寺花だより 11・24

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

 

「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉

 

コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1092

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【依之。且課前事。且顧後非。殊所定置制禁也。先於道場内。不可合頭私語。露齒戯笑。所詮自非誦神呪。輙勿出余言。非制之限。〈是一〉次互調音声之高下。共計拍子之緩急。和合勤之。不得参差。〈是二〉又皆集会幷当番行道之時。極老僧現所労之外。輙不可著座。〈是三〉】

 

〔之に依り、且つは前事に課し、且つは後非を顧み、殊には定置する所を制禁するなり。

先ずは道場内に於いて、頭を合せ私語し、歯を露わにして戯笑すべからず。所詮は神呪を誦するに非ざるにより、輙(すなわ)ち余言を出だすことなかれ。但だ、要言に於いては制の限りに非ず。〈是れ一〉

次に、互いに音声の高下を調(ととの)え、ともに調子の緩急を計(はか)り、和合して之を勤めよ。参差(しんし①)することを得ざれ。〈是れ二〉

また皆集会ならびに当番行道の時、きわめて老いたる僧の所労(しょろう②)を現わすのほかは、すなわち着座すべからず。〈是れ三〉〕

 

 参差=高さ長さがそろわないこと。

 所労=つかれ。病気。

(つづく)

 

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2018年11月23日 (金)

コスモス寺花だより 11・23

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

 

「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉

 

コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1091

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 於道場内殊愼三業可防護非法事。

右此行法者。須本如説衆等各三業凝誠。一心勤修。抑勤行衆之内。初心之人。少年之輩。四儀未染法澤之間。挙動誤有招人謗歟。】

 

〔一つ 道場内に於いては殊に三業を慎み非法を防護すべき事

右、この行法は、すべからく本より説のごとし。衆等おのおの三業に誠を凝らし、一心に勤修せよ。そもそも勤行衆の内、初心の人、少年の輩、四儀は未だ法澤に染まざるの間 、挙動の誤りは人の謗りを招くこと有るか。〕

(つづく)

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2018年11月22日 (木)

コスモス寺花だより 11・22

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

「真中の小さき黄色のさかづきに 

    甘き香もれる水仙の花」木下利玄

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。

 

◇コスモス:≪終わりました≫

 

「コスモスの 白が終りの やうに咲く」細見綾子

 

コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1090

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 七箇日間抛余事一向可勤修事。

右七箇日之間者。不交余念余事。不論自番他番。隨力之堪。一向勤修。夫人倫而誰無恩所。而此時若不報者。更可期何時乎。今者我雖訪人。明終人可訪我。我若疎訪人疎。人亦訪我疎。然則懶堕睡眠。勵我心而慚愧。終日竟夜不待人勧而競勤耳。】

 

〔一 七箇日の間、余事を抛(なげう)って一向に勤修すべき事

右、七箇日の間は、余念余事を交えず、自番他番を論ぜず、力の堪えるに随い一向に勤修するは、夫れ人倫にして誰か恩所無からん。而してこの時に若し報いずんば、さらにいずれの時を期すべきや。今は我れ、人を訪うといえども、明けて終りなば人我を訪うべし。我れ人を訪うことおろそかなれば、人また我を訪うことおろそかなり。しかれば則ち懶惰して睡眠することあれば、我が心を励まして慚愧すべし。終日竟夜(しゅうじつきょうや①)人の勧めるを待たずして競いて勤めるのみ。〕

 

 終日竟夜=一日中、夜通し。

(つづく)

 

 

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2018年11月20日 (火)

コスモス寺花だより 11・20

 

◇コスモス:≪名残りの花≫

 

「コスモスの 白が終りの やうに咲く」細見綾子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりました。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろは歳の瀬からお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1090

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 七箇日間抛余事一向可勤修事。

右七箇日之間者。不交余念余事。不論自番他番。隨力之堪。一向勤修。夫人倫而誰無恩所。而此時若不報者。更可期何時乎。今者我雖訪人。明終人可訪我。我若疎訪人疎。人亦訪我疎。然則懶堕睡眠。勵我心而慚愧。終日竟夜不待人勧而競勤耳。】

 

〔一 七箇日の間、余事を抛(なげう)って一向に勤修すべき事

右、七箇日の間は、余念余事を交えず、自番他番を論ぜず、力の堪えるに随い一向に勤修するは、夫れ人倫にして誰か恩所無からん。而してこの時に若し報いずんば、さらにいずれの時を期すべきや。今は我れ、人を訪うといえども、明けて終りなば人我を訪うべし。我れ人を訪うことおろそかなれば、人また我を訪うことおろそかなり。しかれば則ち懶惰して睡眠することあれば、我が心を励まして慚愧すべし。終日竟夜(しゅうじつきょうや①)人の勧めるを待たずして競いて勤めるのみ。〕

 

 終日竟夜=一日中、夜通し。

(つづく)

 

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2018年11月18日 (日)

コスモス寺花だより 11・18

 

◇コスモス:≪名残りの花≫

 

「コスモスの 月夜月光に 消ゆる花も」山口青邨

 

コスモスの「見ごろ」は終わりました。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろは歳の瀬からお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1090

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 七箇日間抛余事一向可勤修事。

右七箇日之間者。不交余念余事。不論自番他番。隨力之堪。一向勤修。夫人倫而誰無恩所。而此時若不報者。更可期何時乎。今者我雖訪人。明終人可訪我。我若疎訪人疎。人亦訪我疎。然則懶堕睡眠。勵我心而慚愧。終日竟夜不待人勧而競勤耳。】

 

〔一 七箇日の間、余事を抛(なげう)って一向に勤修すべき事

右、七箇日の間は、余念余事を交えず、自番他番を論ぜず、力の堪えるに随い一向に勤修するは、夫れ人倫にして誰か恩所無からん。而してこの時に若し報いずんば、さらにいずれの時を期すべきや。今は我れ、人を訪うといえども、明けて終りなば人我を訪うべし。我れ人を訪うことおろそかなれば、人また我を訪うことおろそかなり。しかれば則ち懶惰して睡眠することあれば、我が心を励まして慚愧すべし。終日竟夜(しゅうじつきょうや①)人の勧めるを待たずして競いて勤めるのみ。〕

 

 終日竟夜=一日中、夜通し。

(つづく)

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コスモス寺花だより 11・18

 

◇コスモス:≪名残りの花≫

 

「コスモスの 月夜月光に 消ゆる花も」山口青邨

 

コスモスの「見ごろ」は終わりました。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろは歳の瀬からお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1090

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 七箇日間抛余事一向可勤修事。

右七箇日之間者。不交余念余事。不論自番他番。隨力之堪。一向勤修。夫人倫而誰無恩所。而此時若不報者。更可期何時乎。今者我雖訪人。明終人可訪我。我若疎訪人疎。人亦訪我疎。然則懶堕睡眠。勵我心而慚愧。終日竟夜不待人勧而競勤耳。】

 

〔一 七箇日の間、余事を抛(なげう)って一向に勤修すべき事

右、七箇日の間は、余念余事を交えず、自番他番を論ぜず、力の堪えるに随い一向に勤修するは、夫れ人倫にして誰か恩所無からん。而してこの時に若し報いずんば、さらにいずれの時を期すべきや。今は我れ、人を訪うといえども、明けて終りなば人我を訪うべし。我れ人を訪うことおろそかなれば、人また我を訪うことおろそかなり。しかれば則ち懶惰して睡眠することあれば、我が心を励まして慚愧すべし。終日竟夜(しゅうじつきょうや①)人の勧めるを待たずして競いて勤めるのみ。〕

 

 終日竟夜=一日中、夜通し。

(つづく)

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2018年11月17日 (土)

コスモス寺花だより 11・17

 

◇コスモス:≪名残りの花≫

 

「望郷や 土塀コスモス 咲き乱れ」星野立子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりました。

来年の花は、6月(3万本)と10月(15万本)に咲かせますので、

またの御来山いただけますようお願い申しあげます。

 

◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本

 

種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)

剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろは歳の瀬からお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1089

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【十一日未時。結願。聞供鐘声。諸衆集会未時欲終之時。供養法師打金。諸衆合掌。満一百八反。殊可凝精誠。重打金之時。諸人可止音。其後後供養。次誦讃。後後作法如常。若結願座有捧諷誦者。依時可修之。】

 

〔十一日未の時、結願。供鐘の声を聞き、諸衆集会の未時に終らんとする時、供養法師金を打つ。諸衆合掌して一百八反に満つれば、殊に精誠を凝らすべし。重ねて金を打つの時、諸人音を止むべし。その後、後供養。次に讃を誦す。後後(ごご)の作法常の如し。若し結願の座に諷誦を捧げる者あらば、時に依りて之を修すべし。〕

(つづく)

 

 

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2018年11月16日 (金)

コスモス寺花だより 11・16

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「望郷や 土塀コスモス 咲き乱れ」星野立子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりましたが、遅れて咲いた花はまだ咲いています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1089

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【十一日未時。結願。聞供鐘声。諸衆集会未時欲終之時。供養法師打金。諸衆合掌。満一百八反。殊可凝精誠。重打金之時。諸人可止音。其後後供養。次誦讃。後後作法如常。若結願座有捧諷誦者。依時可修之。】

 

〔十一日未の時、結願。供鐘の声を聞き、諸衆集会の未時に終らんとする時、供養法師金を打つ。諸衆合掌して一百八反に満つれば、殊に精誠を凝らすべし。重ねて金を打つの時、諸人音を止むべし。その後、後供養。次に讃を誦す。後後(ごご)の作法常の如し。若し結願の座に諷誦を捧げる者あらば、時に依りて之を修すべし。〕

(つづく)

 

 

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コスモス寺花だより 11・16

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「望郷や 土塀コスモス 咲き乱れ」星野立子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりましたが、遅れて咲いた花はまだ咲いています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1089

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【十一日未時。結願。聞供鐘声。諸衆集会未時欲終之時。供養法師打金。諸衆合掌。満一百八反。殊可凝精誠。重打金之時。諸人可止音。其後後供養。次誦讃。後後作法如常。若結願座有捧諷誦者。依時可修之。】

 

〔十一日未の時、結願。供鐘の声を聞き、諸衆集会の未時に終らんとする時、供養法師金を打つ。諸衆合掌して一百八反に満つれば、殊に精誠を凝らすべし。重ねて金を打つの時、諸人音を止むべし。その後、後供養。次に讃を誦す。後後(ごご)の作法常の如し。若し結願の座に諷誦を捧げる者あらば、時に依りて之を修すべし。〕

(つづく)

 

 

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2018年11月15日 (木)

コスモス寺花だより 11・15

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「望郷や 土塀コスモス 咲き乱れ」星野立子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりましたが、遅れて咲いた花はまだ咲いています。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

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2018年11月14日 (水)

コスモス寺花だより 11・14

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「望郷や 土塀コスモス 咲き乱れ」星野立子

 

コスモスの「見ごろ」は終わりましたが、花はもう少し咲きつづけます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

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2018年11月13日 (火)

コスモス寺花だより 11・13

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「常にわが コスモスは彼の 花圃の花」中村汀女

 

コスモスの「見ごろ」は終わりましたが、花はもう少し咲きつづけます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

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2018年11月12日 (月)

コスモス寺花だより 11・12

 

コスモス:≪名残りの花≫

 

「朱印帖干す 秋桜からの風」伊丹三樹彦

 

コスモスの「見ごろ」は終わりました。それでも花は、今月中は咲き残るでしょう。

 

10月の初めから咲き出したコスモスの花たちには、

「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉をおくりたいと思います。

また、ご愛好いただいたご参詣の皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

コスモスが終わり、12月になれば水仙が咲き出します。見ごろはお正月の頃です。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

 

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2018年11月11日 (日)

コスモス寺花だより 11・11

 

コスモス:≪満開すぎました≫

 

「鉄柵の中 コスモス咲きみちて 揺る」種田山頭火

 

コスモスの花は終わりに近づいています。

しばらくは花は残りますが、これからはなごりの花となります。

 

10月の初めから咲き出したコスモスの花たちには

「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉をおくりたいと思います。

また、ご愛好いただいたご参詣の皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

白鳳阿弥陀仏などの秘仏公開は明日、11日までです。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

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コスモス寺花だより 11・11

 

コスモス:≪満開すぎました≫

 

「鉄柵の中 コスモス咲きみちて 揺る」種田山頭火

 

コスモスの花は終わりに近づいています。

しばらくは花は残りますが、これからはなごりの花となります。

 

10月の初めから咲き出したコスモスの花たちには

「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉をおくりたいと思います。

また、ご愛好いただいたご参詣の皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

白鳳阿弥陀仏などの秘仏公開は明日、11日までです。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

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2018年11月10日 (土)

コスモス寺花だより 11・10

 

コスモス:≪満開すぎました≫

 

「コスモスに 空の時雨の 来はじめる」右城暮石


 

二日つづきの夜の雨でコスモスの花は半分ほどが散り、

終わりに近づいています。

今しばらく花は残りますが、明日までの「見ごろ」とご案内させていただきます。

 

10月の初めから咲き出したコスモスの花たちには

「ご苦労さまでした」とねぎらいの言葉をおくりたいと思います。

また、ご愛好いただいたご参詣の皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

白鳳阿弥陀仏などの秘仏公開は明日、11日までです。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》108

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【又寅時訖。而卯時供養法師着礼盤之時。止行道暫可安座。振鈴之後。又起行道。可及天曙。又大小食之時者。当番衆五人留道場。令声不絶。自余之衆者。悉可入食堂。此間近住衆於外陣可助音。当番供養法師暫抑後供養。可待後番食訖来。】

 

〔又、寅の時に訖る。而して卯時の供養法師礼盤に着くの時、行道を止め暫く安座すべし。振鈴の後、また起ちて行道し、天曙(てんしょ①)に及ぶべし。又、大小食の時、当番衆五人は道場に留まり声を絶えざらしむ。自余の衆はことごとく食堂に入るべし。この間、近住の衆は外陣において音を助くべし。当番供養法師しばらく抑え後供養す。後番の食訖りて来るを待つべし。〕

 

 天曙=夜明けがた。

(つづく)

 

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2018年11月 9日 (金)

コスモス寺花だより 11・9

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスや 花おとろへず みだれそめ」水原秋櫻子

 

今日はめずらしく朝からの雨、花もいっぷくです。雨はいのちをよみがえらせます。雨上がりのコスモスはきらきらと輝きます。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1087

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

 

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(つづく)

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2018年11月 8日 (木)

コスモス寺花だより 11・8

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「山内の いずこも顔施 秋桜」伊丹三樹彦

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1087

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

 

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(つづく)

 

 

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2018年11月 7日 (水)

コスモス寺花だより 11・7

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスの 花ゆれて来て 唇に」星野立子

 

今日は立冬です。でも冬の始まりとは思えないほど暖かいです。

 

当寺ではコスモスの花満開の中、白鳳阿弥陀仏、その体内仏の特別御開扉中です(今月11日まで)。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1087

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

 

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(つづく)

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2018年11月 6日 (火)

コスモス寺花だより 11・6

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスに 朝の煙 流れそめたり」尾崎放哉

 

古都の秋たけなわ、正倉院展、興福寺中金堂内陣拝観、をはじめ各寺社で秘仏非宝の御開帳が行われています。

 

当寺ではコスモスの花満開の中、白鳳阿弥陀仏、その体内仏の特別御開扉中です(今月11日まで)。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1087

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

 

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(つづく)

 

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2018年11月 5日 (月)

コスモス寺花だより 11・5

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスも すがれる蝶も 露しとど」水原秋櫻子

 

古都の秋たけなわ、正倉院展、興福寺中金堂内陣拝観、をはじめ各寺社で秘仏非宝の御開帳が行われています。

 

当寺ではコスモスの花満開の中、白鳳阿弥陀仏、その体内仏の特別御開扉中です(今月11日まで)。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1087

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

 

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(つづく)

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2018年11月 4日 (日)

コスモス寺花だより 11・4

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「日輪と 透かし絵遊び 秋桜」伊丹三樹彦

 

古都の秋たけなわ、正倉院展、興福寺中金堂内陣拝観、をはじめ各寺社で秘仏非宝の御開帳が行われています。

 

当寺ではコスモスは満開の中、白鳳阿弥陀仏、その体内仏の特別御開扉中です(今月11日まで)。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行始中終作法事。

右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】

 

〔一 勤行始中終の作法の事

右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕

(つづく)

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2018年11月 3日 (土)

コスモス寺花だより 11・3

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスの 夜は一色に 花そむき」中村汀女

 

古都の秋たけなわ、「文化の日」。

奈良は毎日10度を切る寒い朝ですが、

コスモスは満開の状態が続いています。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行始中終作法事。

右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】

 

〔一 勤行始中終の作法の事

右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕

(つづく)

 

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2018年11月 2日 (金)

コスモス寺花だより 11・2

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ ~11月中旬

 

「コスモスの 咲き乱るるよ 旅人に」村山故郷

 

11月は霜の降る月と言いますが、

コスモスはまだ満開の状態が続いています。

 

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花いっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを花供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのは秋咲大輪オータム・ビューティーです。1111日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行始中終作法事。

右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】

 

〔一 勤行始中終の作法の事

右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕

(つづく)

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2018年11月 1日 (木)

コスモス寺花だより 11・1

 

コスモス:≪満開≫

15万本・25種類

見ごろ 10月中旬~11中旬

 

「コスモスの やうなといへば ふりむきぬ」星野麥丘人

 

11月、霜月となりました。

コスモスはまだ満開の状態が続いています。

今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。

 

境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花がいっぱいです。

赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを供養しています。

 

コスモスには多くの種類があります。

花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。

 

なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。

 

〔四季の花暦〕

・春:山吹(4月)

・夏:初夏咲きコスモス(6月)

   紫陽花(6月) 

・秋:コスモス(9月~11月)

・冬:水仙(12月~2月)

 

〔お知らせ〕

 

◇参詣入口の変更:

当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。

バス停「般若寺」から北へ50mのところ。

 

◇駐車場有料化のおしらせ:

・乗用車 500円

・バス 1000円

を駐車場運営協力金として申し受けています。

なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。

 

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086

『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下

(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

 

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』

(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

 

◆【一 勤行始中終作法事。

右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】

 

〔一 勤行始中終の作法の事

右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕

(つづく)

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