コスモス寺花だより 11・23
◇水仙:≪つぼみ≫12月~2月 3万本
「真中の小さき黄色のさかづきに
甘き香もれる水仙の花」木下利玄
種類;一重咲きの日本水仙(寒水仙、雪中花)。複弁咲きのチャフルネス(匂い水仙)
剣のような葉の間に、ちらほらと蕾が見えています。一番花が咲き出しました。
◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスに 大空の青さ 暮れ初む」尾崎放哉
コスモスの花はまだ少し咲き残っていますが、これからお正月に向けて、水仙の花が見えるように枯れ枝を片付ける作業に入りますので、終了といたします。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)
《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1091
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)
◆【一 於道場内殊愼三業可防護非法事。
右此行法者。須本如説衆等各三業凝誠。一心勤修。抑勤行衆之内。初心之人。少年之輩。四儀未染法澤之間。挙動誤有招人謗歟。】
〔一つ 道場内に於いては殊に三業を慎み非法を防護すべき事
右、この行法は、すべからく本より説のごとし。衆等おのおの三業に誠を凝らし、一心に勤修せよ。そもそも勤行衆の内、初心の人、少年の輩、四儀は未だ法澤に染まざるの間 、挙動の誤りは人の謗りを招くこと有るか。〕
(つづく)
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