コスモス寺花だより 11・1
コスモス:≪満開≫
15万本・25種類
見ごろ 10月中旬~11中旬
「コスモスの やうなといへば ふりむきぬ」星野麥丘人
11月、霜月となりました。
コスモスはまだ満開の状態が続いています。
今年のコスモスは背も高く、花も大きいです。
境内の十三重大石塔、本堂のまわり、楼門への道沿い、どこも花がいっぱいです。
赤、白、ピンク、黄色の花が星をちりばめたように石塔四方仏、三十三番観音石仏をかざりたて、仏さまを供養しています。
コスモスには多くの種類があります。
花びらが巻貝のように筒状になっているシーシェル、花の芯から複弁を出すサイケ、白にピンクの縁取りが付くピコティ、そして大輪のセンセーション、菊かダリヤのように豪華な複弁花をもつダブルクリック、カップの中に小さなケーキが入っているようなカップケーキミックス、黄色のイエローガーデンなどです。
なかでも本数が多く、赤白ピンクの大きな花を咲かせているのはオータムビューティーです(別名、秋咲大輪美色)。これから11月10日ごろまで見ごろがつづきます。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)
〔お知らせ〕
◇参詣入口の変更:
当寺の入口は、かつては旧道(京街道)に面して開かれた西口(裏口)でしたが、一年前から県道754号線(旧国道24号)に面した東参道入口を入った「南正面」に変わりました。昔の伽藍配置では中大門に当たります。
バス停「般若寺」から北へ50mのところ。
◇駐車場有料化のおしらせ:
・乗用車 500円
・バス 1000円
を駐車場運営協力金として申し受けています。
なお、2時間をこえる長時間には追加料金が要ります。
《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1086
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)
◆【一 勤行始中終作法事。
右四日未時。開白。先諸衆入道場。守標列坐。次差一人可令読発願文幷過去帳。其後供養法師登礼盤。表白。〈就法会便。若有捧諷誦者。表白之後可修之。〉五悔等訖下座。誦讃。其後始陀羅尼。〈下座出之。〉】
〔一 勤行始中終の作法の事
右、四日未の時、開白。先ず諸衆道場に入り、標の列坐を守る。次に一人を差して発願文ならびに過去帳を読ましむべし。そののち供養法師礼盤にのぼり表白す〈法会の便に就き、もし諷誦を捧げる者あらば、表白ののち之を修すべし〉。五悔等訖って下座す。讃を誦し、その後陀羅尼を始む。〈下座して之を出だす。〉〕
(つづく)
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