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2019年3月25日 (月)

コスモス寺花だより 

 3・25

〔山吹〕

「もらひ風なる山吹のゆれにけり」阿波野青畝

太田道灌の逸話で知られる山吹は日本の野山に自生した花で、万葉集以来多くの和歌に詠まれています。般若寺では江戸時代から境内に植えられ、春の会式を彩る花とされてきました。
種類は、黄色一重咲き、黄色八重咲、白山吹の三種です。
◇山吹:≪つぼみ≫ 

〔いま咲いている花〕
◇侘助(わびすけ):≪見ごろ≫
◇椿:≪見ごろ≫
◇沈丁花:≪見ごろ≫
◇山茱萸:≪咲きはじめ≫
◇連翹:≪咲きはじめ≫

〔コスモス〕
◇初夏咲きコスモス:≪栽培中≫
2月末に苗床へまいた種が発芽して双葉となっています。まだ成長温度の20度に達していないので本葉は出ていません。
・開花時期―5月下旬~7月上旬
・種類と本数―8種類、3万本
・特徴―種類、本数は秋に比べ少ないが、葉っぱの緑が鮮やかなので、赤・白・ピンクの花の色が際立ちきれいです。また、同時に紫陽花の花も楽しめます。

〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)

《真言律宗の祖、叡尊(えいそん)興正菩薩一代記を読む》1117
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)

『西大寺光明真言会縁起』
(さいだいじこうみょうしんごんええんぎ)

◆【正安二年。持明院御宇。忝預菩薩勅号。其文云。伝灯大法師位叡尊者。一天四海大導師。濁世末代生身仏也。済度衆生為己任。大悲闡提為我願。仍王侯脇士之帰智行也。皆約現当値遇。勇猛精進之住堅固也。】

〔正安二年、持明院の御宇(じみょういんのぎょう①)、忝(かたじけな)くも菩薩の勅号に預かる。その文に云う。伝灯大法師位(でんとうだいほっしい②)叡尊は、一天四海の大導師、濁世末代の生身仏なり。済度衆生を己が任と為し、大悲闡提(だいひせんだい③)を我が願と為す。すなわち王侯脇(卿ヵ)士の智行に帰するや、皆現当(げんとう④)の値遇を約す。勇猛精進の住い堅固なり。〕

① 持明院の御宇=当時は大覚寺統と持明院統が交互に天皇位を継いでいた。興正菩薩号は持明院統の後伏見天皇が勅諡されたことをいう。
② 伝灯大法師位=奈良時代に置かれた僧の位階の一つ。四位九階の僧位の最高位。
③ 大悲闡提=菩薩は大慈悲心により一切衆生を済度するまでは成仏しないことをいう。
④ 現当=現在と未来。現世と来世。
(つづく)

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