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2019年9月19日 (木)

コスモス寺花だより


2019/09/19 般若寺コスモス開花情報

◇コスモス:≪見ごろ≫
・早咲き種の「美色コスモス」、「ハッピーリング」は盛りをこえ、代わって「センセーション」、「サイケ」などの大きな花が咲き出しました。「ソナタ」、「ダブルクリック」、「ピコティ」も。
・「オータムビューティ」などの遅咲き種は9月の終わりに咲き出し、
10月10日ごろ満開となります。

「コスモスの凡そ百輪色同じ」水原秋櫻子

〇花の見ごろ;9月~11月

今年の花はすこし早く咲いています。
早咲きの種類が盛りをこえる頃、お彼岸の日を境に遅咲きのオータムビューティなどが咲き出します。

〇種類と本数;25種類。15万本。
2019年度 般若寺に咲くコスモスの種類

〈遅咲きの種類・9月下旬から咲き出し11月上旬まで花が見られる〉
① オータムビューティ(秋の美、秋美人);10月になれば咲き出し、11月上旬まで見ごろ。草丈は150㎝をこえる。花は大きく(8~10㎝)赤・白・ピンクの3色。般若寺では主力の品種。別名、秋咲き巨大輪。
② イエローガーデン;玉川大学農学部が20年かけて品種改良し、世界で初めて黄色いコスモスを作出。1987年品種登録される。レモンイエローと呼ばれる黄色。
③ イエローキャンパス;イエローガーデンから改良されて黄色があざやかになった。咲きはじめは白っぽいが気温が下がるにつれ黄色みが増す。
④ キャンパス・オレンジ;淡橙色。ピンクと黄色が混ざっているようにさまざまな濃淡を見せる。

〈早咲きの種類・種まきをずらすと春から秋まで花が見られる〉
⑤ センセーション混合;最も普及している品種で変化種が多い。背が高くなり、大きな花を咲かせる。赤・白・ピンクの色鮮やかな三色咲き。般若寺では2番目に多数。
⑥ シーシェル混合;花びらの形が巻貝のように筒状となる。赤・白・ピンクの3色。
⑦ ピコティ;花びらは白にピンクのふちどりがあったり、紅色に白い絞りが入るなど変化に富んだ咲き方をする。
⑧ ベルサイユ・レッド;切り花用に作出された品種で、茎や花がしっかりしている。レッドはビロードのような光沢感がある紅赤色。ほかにホワイト、ピンクがある。
⑨ スーパービッキー;草丈は低い(5,60㎝)が、大きな花を咲かせる。赤白・ピンクの3色。
⑩ ハッピーリング;草丈は80センチくらい。花は全体にピンク色であるが、花弁の中心に濃いピンクのリング状模様が入り、外側にいくほど白くなる。
⑪ サイケ;花芯から小さな複弁を出すコラレット咲きで、赤・白・ピンクの3色。草丈は高い。
⑫ ソナタプレミアム混合;草丈は60㎝と低いが大輪の花を咲かせる。色は赤紫・白・ピンクの3色。
⑬ ディアボロ;黄花コスモス(サルフレアス種)から改良された品種。草丈は60㎝程度であるが、目のさめるような赤色、橙色の花を多くつける。
⑭ 日の丸;白に近い薄ピンクの花びらの中心部が赤くなるので日の丸のように見える。花は小さめであるが花数が多い。
⑮ レッドイリュージョン;花の色はピンクを基調にして濃淡の変化があり、ワインレッドの覆輪を見せる。花芯から複弁を出すコラレット咲き。
⑯ カサノバ混合;草丈の低いコンパクトサイズ。鉢植えにもできる。赤・白・ピンクの3色。
⑰ 美色コスモス;草丈は100㎝程度、花の大きさ中くらいで、花数が多い種類。赤白ピンク3色。秋のはじまりから咲き出す。

〈ダブルクリック〉
新品種。草丈は100㎝くらい。種の産地はフランス。コスモスの中では最も豪華な花を咲かせる。まるでダリアか菊のような複弁を持つ。花の色彩、形は豊富で5種類ある。
⑱ ローズボンボン;形は八重咲きから八重咲きとなる。ピンク色。
⑲ バイカラーピンク;ピンクの花弁のふちが桃赤色の覆輪になる。八重咲。6㎝の大きさ。バイカラーは二色の配色のこと。
⑳ クランベリー;八重咲、濃い赤色。
㉑ スノーパフ;純白の八重咲。
㉒ バイカラーバイオレット;八重咲。あざやかな赤紫色のピコティ咲き。

〈カップケーキ〉
  新品種。草丈は100㎝くらい。種の産地はオランダとチリ。コスモスは元来、花弁は8弁であるが、この品種は花弁が一つにつながりカップ状になる珍しい花形。その花芯からは小さな複弁が出るものもありカップケーキの名となった。
㉓カップケーキホワイト;カップ咲きの可愛らしいコスモス。さわやかな白色花。
㉔カップケーキブラッシュ;花はやわらかい淡桃色でカップ状の花と花芯からも複弁を出す。
㉕カップケーキ&ソーサ―ズ;カップ状の複弁花と皿(ソーサ―)状の一重咲きがバランスよく開花する。


*参詣駐車場のご利用について
ふだんは参詣者には無料でご利用いただいておりますが、
秋のコスモスシーズンには、安全確保とスムーズな運用を図るため、
多数の運営スタッフを雇用しなければなりません。
つきましては、ご利用の皆様に「御利用協力金」(奉賽料)を
ご負担していただきたくお願い申し上げます。

・時期は9月21日から11月中頃まで。
(門前の県道754号線は交通量が多く、危険ですから並ぶことができません。最混雑の日は入場を制限させていただきます。ピーク時を避けるなど運営スタッフの指示に従ってください。)

〔いま咲いている他の花〕
 
◇ひつじ草、姫スイレン:≪見ごろ≫ 

◇秋海棠(しゅうかいどう):≪見ごろ≫

◇彼岸花:≪つぼみ≫別名、曼殊沙華、キツネノカミソリ。

〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1139
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

〔このほかに於いては、輙(すなわ)ち之を載せるべからず。これ似たりと雖も親疎を別つ(べし)。若し広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪え難し。披読(ひどく②)に煩いあり。還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。何ぞいわんや、廻向は法界に及び、あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆の位は道俗交異の間を別ける。階級を簡別せんが為、類集して十巻と作すものなり。
〈十巻の内、前九巻は悉くこれを読むべし。第十巻に至りては、羊羊(⑤)数十人の亡者を書載するの間、已に大巻なればこれを悉く読まんと欲すれば時尅推遷す。還って衆会の疲労と為る。すなわち衆議ありて、自今以後は当年書き入れの分を読むべし、云々。〉〕

① 広博=ひろいこと。
② 披読=ひらいて読むこと
③ 退転=だんだんに衰えていくこと。
④ 漏脱=もれおちること。

(続く)

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