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2019年10月13日 (日)

コスモス寺花だより


2019/10/13 般若寺コスモス開花情報

◇コスモス:≪満開≫
満開になり、境内の古さびた堂塔伽藍や石ぼとけはコスモスに彩られています。さながら花曼荼羅の世界となりました。
大輪の「オータムビューティ」は人の背丈ほどになって、大きな赤・白・ピンクの花を咲かせています。黄色いコスモスは浅緑の葉っぱから細い茎をのばして可憐な花を見せています。

台風は当初の予測より東へ離れていたので、奈良では雨台風となり、風はほとんど吹きませんでした。
コスモスは風に弱く倒されますが、ネットの支えもありほとんどが無事でした。
たっぷりと水を与えられ、残っているつぼみもこれから咲きそろい大きな花を見せてくれるでしょう。
・早咲き種の「センセーション」、「シーシェル」、「サイケ」、「ピコティ」、「ベルサイユ」、「ダブルクリック」なども咲いています。

「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」種田山頭火

○コスモスの開花時期;9月下旬~11月上旬

〇種類と本数;25種類。15万本。
2019年度 般若寺に咲くコスモスの種類

〈遅咲きの種類・9月下旬から咲き出し11月上旬まで花が見られる〉
① オータムビューティ(秋の美、秋美人);10月になれば咲き出し、11月上旬まで見ごろ。草丈は150㎝をこえる。花は大きく(8~10㎝)赤・白・ピンクの3色。般若寺では主力の品種。別名、秋咲き巨大輪。
② イエローガーデン;玉川大学農学部が20年かけて品種改良し、世界で初めて黄色いコスモスを作出。1987年品種登録される。レモンイエローと呼ばれる黄色。
③ イエローキャンパス;イエローガーデンから改良されて黄色があざやかになった。咲きはじめは白っぽいが気温が下がるにつれ黄色みが増す。
④ キャンパス・オレンジ;淡橙色。ピンクと黄色が混ざっているようにさまざまな濃淡を見せる。

〈早咲きの種類・種まきをずらすと春から秋まで花が見られる〉
⑤ センセーション混合;最も普及している品種で変化種が多い。背が高くなり、大きな花を咲かせる。赤・白・ピンクの色鮮やかな三色咲き。般若寺では2番目に多数。
⑥ シーシェル混合;花びらの形が巻貝のように筒状となる。赤・白・ピンクの3色。
⑦ ピコティ;花びらは白にピンクのふちどりがあったり、紅色に白い絞りが入るなど変化に富んだ咲き方をする。
⑧ ベルサイユ・レッド;切り花用に作出された品種で、茎や花がしっかりしている。レッドはビロードのような光沢感がある紅赤色。ほかにホワイト、ピンクがある。
⑨ スーパービッキー;草丈は低い(5,60㎝)が、大きな花を咲かせる。赤白・ピンクの3色。
⑩ ハッピーリング;草丈は80センチくらい。花は全体にピンク色であるが、花弁の中心に濃いピンクのリング状模様が入り、外側にいくほど白くなる。
⑪ サイケ;花芯から小さな複弁を出すコラレット咲きで、赤・白・ピンクの3色。草丈は高い。
⑫ ソナタプレミアム混合;草丈は60㎝と低いが大輪の花を咲かせる。色は赤紫・白・ピンクの3色。
⑬ ディアボロ;黄花コスモス(サルフレアス種)から改良された品種。草丈は60㎝程度であるが、目のさめるような赤色、橙色の花を多くつける。
⑭ 日の丸;白に近い薄ピンクの花びらの中心部が赤くなるので日の丸のように見える。花は小さめであるが花数が多い。
⑮ レッドイリュージョン;花の色はピンクを基調にして濃淡の変化があり、ワインレッドの覆輪を見せる。花芯から複弁を出すコラレット咲き。
⑯ カサノバ混合;草丈の低いコンパクトサイズ。鉢植えにもできる。赤・白・ピンクの3色。
⑰ 美色コスモス;草丈は100㎝程度、花の大きさ中くらいで、花数が多い種類。赤白ピンク3色。秋のはじまりから咲き出す。

〈ダブルクリック〉
新品種。草丈は100㎝くらい。種の産地はフランス。コスモスの中では最も豪華な花を咲かせる。まるでダリアか菊のような複弁を持つ。花の色彩、形は豊富で5種類ある。
⑱ ローズボンボン;形は半八重咲きから八重咲きとなる。ピンク色。
⑲ バイカラーピンク;ピンクの花弁のふちが桃赤色の覆輪になる。八重咲。6㎝の大きさ。バイカラーは二色の配色のこと。
⑳ クランベリー;八重咲、濃い赤色。
㉑ スノーパフ;純白の八重咲。
㉒ バイカラーバイオレット;八重咲。あざやかな赤紫色のピコティ咲き。

〈カップケーキ〉
  新品種。草丈は100㎝くらい。種の産地はオランダとチリ。コスモスは元来、花弁は8弁であるが、この品種は花弁が一つにつながりカップ状になる珍しい花形。その花芯からは小さな複弁が出るものもありカップケーキの名となった。
㉓カップケーキホワイト;カップ咲きの可愛らしいコスモス。さわやかな白色花。
㉔カップケーキブラッシュ;花はやわらかい淡桃色でカップ状の花と花芯からも複弁を出す。
㉕カップケーキ&ソーサ―ズ;カップ状の複弁花と皿(ソーサ―)状の一重咲きがバランスよく開花する。


*参詣駐車場のご利用について
ふだんは参詣者には無料でご利用いただいておりますが、
秋のコスモスシーズンには、安全確保とスムーズな運用を図るため、
多数の運営スタッフを雇用しなければなりません。
つきましては、ご利用の皆様に「御利用協力金」(奉賽料)を
ご負担していただきたくお願い申し上げます。

・時期は9月21日から11月中頃まで。
(門前の県道754号線は交通量が多く、危険ですから並ぶことができません。最混雑の日は入場を制限させていただきます。ピーク時を避けるなど運営スタッフの指示に従ってください。)

〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)
・冬:水仙(12月~2月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1139
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【未時訖。而打大鼓之時。後供養。俄而後番供養法師起座礼拝。前番下於礼盤。後番続登礼盤。為令座不冷也。凡四番之内。於一番〈未亥卯〉者。諸衆皆集会。余三時者。守番可勤仕。又昼者安坐。而満夜者行道可誦。亥時振鈴之後。可始行道。皆集会之時者。諸衆悉行道。於余時者。当番衆者皆行道。余衆者可任心。】

〔未の時に訖る。而して大鼓を打つの時。後供養。俄かに後番供養法師、座を起ちて礼拝す。前番は礼盤を下り、後番続いて礼盤に登るは、座をして冷えざらしめんが為なり。およそ四番の内、一番〈未亥卯〉に於いては、諸衆みな集会す。余の三時は、番を守り勤士すべし。又、昼は安坐して、夜満つれば行道して誦(じゅ)すべし。亥の時、振鈴の後、行道を始むべし。皆集会の時は諸衆ことごとく行道す。余時に於いては当番衆は皆行道す。余衆は心に任すべし。〕

(続く)

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