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2019年11月

2019年11月18日 (月)

コスモス寺花だより

数は少なくなりましたが、名残りのコスモスが
存在感を見せています。
背丈は7,80㎝と低いのに大きな花です。
赤い花、白い花、ピンク色の花、
どれもけなげに晩秋の景色に彩りを添えています。

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「きせ綿や菊のぬぎ置く水仙花」服部土芳
(どほう、蕉門、蓑虫庵、1657-1730、伊賀上野の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1160
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                


◆【又行法訖後者。行法訖後者。記録行事幷施主之名字。撒置僧名及両通〈陀羅尼供養法〉之番帳。可令(ナシ)為後年之鬼鏡。又土砂箱安置浄処。有所望之人者。不擇親疎。分与之。慇懃勤之。勿捲繁重矣。以前十一箇条。大概如斯。衆皆守之。敢勿忽諸矣。
文永元年甲子九月十八日。任衆僧之議定記之。
同三年丙寅九月廿二日。依重衆議。同加添削畢。
比 丘 性 海】

〔また、行法訖って後は、行事ならびに施主の名字を記録し、僧名および両通〔陀羅尼供養法〕の番帳を撒置(さんち①)し、後年の亀鏡(ききょう②)となすべし。また、土砂(どしゃ③)の箱を淨処に安置し、所望の人有れば、親疎を撰ばずこれを分与し、慇懃にこれを勤め繁重(はんじゅう④)を倦むことなかれ。
以上、十一箇条、大概はかくの如し。衆みなこれを守り、あえて忽諸(こっしょ⑤)することなかれ。
  文永元年甲子九月十八日、衆僧の議定に任せてこれを記す。
  同三年丙寅九月二十二日、衆議を重ねるに依り同じく添削を加え畢る。
                  比 丘 性 海(びくしょうかい⑥)〕

① 撒置=はなちおく。
② 亀鏡=キケイとも。てほん。模範。
③ 土砂=光明真言により加持された砂。
④ 繁重=忙しく煩わしさが重なること。
⑤ 忽諸=おろそかにすること。
⑥ 比丘性海=覚性房性海(一二三五~?)。大和喜光寺長老。興正菩薩に近侍して記録係を勤めた。『般若寺無遮大会』を記録するも失われた。

(了)


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2019年11月17日 (日)

コスモス寺花だより

数は少なくなりましたが、名残りのコスモスが存在感を見せています。
背丈は7,80㎝と低いのに大きな花です。
赤い花、白い花、ピンク色の花、
どれもけなげに晩秋の景色に彩りを添えています。

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「からき世をぬけて出るや水仙花」程已(ていい、近江の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1160
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【又行法訖後者。行法訖後者。記録行事幷施主之名字。撒置僧名及両通〈陀羅尼供養法〉之番帳。可令(ナシ)為後年之鬼鏡。又土砂箱安置浄処。有所望之人者。不擇親疎。分与之。慇懃勤之。勿捲繁重矣。以前十一箇条。大概如斯。衆皆守之。敢勿忽諸矣。
文永元年甲子九月十八日。任衆僧之議定記之。
同三年丙寅九月廿二日。依重衆議。同加添削畢。
比 丘 性 海】

〔また、行法訖って後は、行事ならびに施主の名字を記録し、僧名および両通〔陀羅尼供養法〕の番帳を撒置(さんち①)し、後年の亀鏡(ききょう②)となすべし。また、土砂(どしゃ③)の箱を淨処に安置し、所望の人有れば、親疎を撰ばずこれを分与し、慇懃にこれを勤め繁重(はんじゅう④)を倦むことなかれ。
以上、十一箇条、大概はかくの如し。衆みなこれを守り、あえて忽諸(こっしょ⑤)することなかれ。
  文永元年甲子九月十八日、衆僧の議定に任せてこれを記す。
  同三年丙寅九月二十二日、衆議を重ねるに依り同じく添削を加え畢る。
                  比 丘 性 海(びくしょうかい⑥)〕

① 撒置=はなちおく。
② 亀鏡=キケイとも。てほん。模範。
③ 土砂=光明真言により加持された砂。
④ 繁重=忙しく煩わしさが重なること。
⑤ 忽諸=おろそかにすること。
⑥ 比丘性海=覚性房性海(一二三五~?)。大和喜光寺長老。興正菩薩に近侍して記録係を勤めた。『般若寺無遮大会』を記録するも失われた。

(了)

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2019年11月16日 (土)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「一すじもあだなるはなし水仙花」涼菟
(りょうと、岩田氏、伊勢国山田の神官、蕉門、1659-1717)


〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1160
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【又行法訖後者。行法訖後者。記録行事幷施主之名字。撒置僧名及両通〈陀羅尼供養法〉之番帳。可令(ナシ)為後年之鬼鏡。又土砂箱安置浄処。有所望之人者。不擇親疎。分与之。慇懃勤之。勿捲繁重矣。以前十一箇条。大概如斯。衆皆守之。敢勿忽諸矣。
文永元年甲子九月十八日。任衆僧之議定記之。
同三年丙寅九月廿二日。依重衆議。同加添削畢。
比 丘 性 海】

〔また、行法訖って後は、行事ならびに施主の名字を記録し、僧名および両通〔陀羅尼供養法〕の番帳を撒置(さんち①)し、後年の亀鏡(ききょう②)となすべし。また、土砂(どしゃ③)の箱を淨処に安置し、所望の人有れば、親疎を撰ばずこれを分与し、慇懃にこれを勤め繁重(はんじゅう④)を倦むことなかれ。
以上、十一箇条、大概はかくの如し。衆みなこれを守り、あえて忽諸(こっしょ⑤)することなかれ。
  文永元年甲子九月十八日、衆僧の議定に任せてこれを記す。
  同三年丙寅九月二十二日、衆議を重ねるに依り同じく添削を加え畢る。
                  比 丘 性 海(びくしょうかい⑥)〕

① 撒置=はなちおく。
② 亀鏡=キケイとも。てほん。模範。
③ 土砂=光明真言により加持された砂。
④ 繁重=忙しく煩わしさが重なること。
⑤ 忽諸=おろそかにすること。
⑥ 比丘性海=覚性房性海(一二三五~?)。大和喜光寺長老。興正菩薩に近侍して記録係を勤めた。『般若寺無遮大会』を記録するも失われた。

(了)

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2019年11月15日 (金)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「なを清く咲や葉がちの水仙花」非群
(松本氏、蕉門、伊賀の人、氷固とも)


〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1160
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【又行法訖後者。行法訖後者。記録行事幷施主之名字。撒置僧名及両通〈陀羅尼供養法〉之番帳。可令(ナシ)為後年之鬼鏡。又土砂箱安置浄処。有所望之人者。不擇親疎。分与之。慇懃勤之。勿捲繁重矣。以前十一箇条。大概如斯。衆皆守之。敢勿忽諸矣。
文永元年甲子九月十八日。任衆僧之議定記之。
同三年丙寅九月廿二日。依重衆議。同加添削畢。
比 丘 性 海】

〔また、行法訖って後は、行事ならびに施主の名字を記録し、僧名および両通〔陀羅尼供養法〕の番帳を撒置(さんち①)し、後年の亀鏡(ききょう②)となすべし。また、土砂(どしゃ③)の箱を淨処に安置し、所望の人有れば、親疎を撰ばずこれを分与し、慇懃にこれを勤め繁重(はんじゅう④)を倦むことなかれ。
以上、十一箇条、大概はかくの如し。衆みなこれを守り、あえて忽諸(こっしょ⑤)することなかれ。
  文永元年甲子九月十八日、衆僧の議定に任せてこれを記す。
  同三年丙寅九月二十二日、衆議を重ねるに依り同じく添削を加え畢る。
                  比 丘 性 海(びくしょうかい⑥)〕

① 撒置=はなちおく。
② 亀鏡=キケイとも。てほん。模範。
③ 土砂=光明真言により加持された砂。
④ 繁重=忙しく煩わしさが重なること。
⑤ 忽諸=おろそかにすること。
⑥ 比丘性海=覚性房性海(一二三五~?)。大和喜光寺長老。興正菩薩に近侍して記録係を勤めた。『般若寺無遮大会』を記録するも失われた。

(了)


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2019年11月14日 (木)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月末~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「思ひ出すたぐひやはやき水仙花」舍羅(榎並氏、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月13日 (水)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「暖さ水仙がああ莟んだぞ」広瀬惟然
(いぜん、?‐1711、美濃国関の人、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月12日 (火)

コスモス寺花だより


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「暖さ水仙がああ莟んだぞ」広瀬惟然
(いぜん、?‐1711、美濃国関の人、蕉門)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1159
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【此外道場荘厳等法会作法者。可為綱維之奉行。朝粥中食等世間料理者。可為知事之沙汰。但置此法式者。為令存大概也。然則強勿云綱維之奉行。依事相助。偏勿云知事沙汰。隨時相議。三人共成乳水之思。一会無為可令成就者也。】

〔このほか道場荘厳(どうじょうしょうごん①)など法会の作法は、綱維の奉行(ぶぎょう②)とするべし。朝粥中食など世間の料理は、知事(ちじ③)の沙汰(さた④)とするべし。但だこの法式(ほっしき⑤)を置くは、大概(たいがい⑥)を存せしめんがため也。しかれば則ち、あながちに綱維の奉行というなかれ。事に依りて相助く。偏に知事の沙汰という勿れ。臨時に相議し、三人ともに乳水(にゅうすい⑦)の思いを成す。一会の無為(むい⑧)は成就せしむべきもの也。〕

① 道場荘厳=光明真言堂の法会道場。曼荼羅、祖師像などの画幅、大壇上の舎利塔、密教法具、幢幡、華鬘などの荘厳法具。
② 奉行=仏の教えを奉じ、それを実践すること。
③ 知事=寺院の雑事や庶務をつかさどるもの。
④ 沙汰=決裁されたことについての指令、指図、命令。
⑤ 法式=法会などを行うその作法と儀式。
⑥ 大概=大部分。
⑦ 乳水=乳と水が混じれば、区別ができないほど溶け合う状態。

(続く)

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2019年11月11日 (月)

コスモス寺花だより

◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や茎みじかくと己が園」炭太祇(たんたいぎ、1709-1771)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1158
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)


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2019年11月10日 (日)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」中村汀女

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙やぞつと出揃ふ畑のすみ」岱水(たいすい、江戸蕉門の一人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1158
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 9日 (土)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスや我より問ひてきく話」星野立子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や武士風俗の美少年」三宅嘯山
     (みやけしょうざん、1718-1801)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1157
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 8日 (金)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「コスモスの花はあれども冬の空」原石鼎

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や藪の付いたる売屋敷」浪化
     (ろうか、1672-1703、越中井波の瑞泉寺十一世。)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1157
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【然則撿知油之分齊。談議綱維。可相計灯明之多少。兼又今式文之内。別書出定時節。誡道場内非法。策勵諸衆之三段。諸衆群衆之時。可授室々依止寺々衆首。是則為令面々集所摂之衆。一一講式文之趣。於勤行者。慇懃増策勵。於非法者。未然加柄誡也。】

〔然れば則ち油の分斉(ぶんざい①)を撿知し、綱維(こうい②)に談議し、灯明の多少を相計るべし。兼ねてまた、今の式文の内、別して定時節に書き出だし、道場内の非法を誡む。諸衆の三段を策励(さくれい③)し、諸衆群集の時、室室の依止(えじ④)、寺寺の衆首(しゅうしゅ⑤)に授くべし。これ則ち面々をして所摂の衆を集めしめんがため、一々の講式文の趣、勤行に於いては慇懃に策励を増し、非法に於いては未然に柄誡(へいかい⑥)を加うるなり。〕

① 分斉=与えられた内容。程度。
② 綱維=寺で一般の僧を監督、指導する僧。法会を取り仕切る僧。都維那。
③ 策励=はげますこと。
④ 依止=よりどころ。僧坊の室々の長。
⑤ 衆首=一寺の長、長老。
⑥ 柄誡=柄は炳の誤り。炳誡はあきらかないましめ。

(続く)

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2019年11月 7日 (木)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「風去れば色とり戻す秋桜」稲畑汀子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「寒いめにあふてやひらく水仙花」涼菟(りょうと、1661-1717)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1156
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)


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2019年11月 6日 (水)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「風去れば色とり戻す秋桜」稲畑汀子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた最後の苗が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙の葉は綿入と見ゆるかな」桜井梅室
         (1769-1852、加賀金沢の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1156
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)


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2019年11月 5日 (火)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「常にわがコスモスは彼の花園の花」中村汀女

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた「最終ランナー」が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙の名所らしき月夜かな」成田蒼虬
         (なりたそうきゅう、1761-1842、加賀金沢の人)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1155
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 行法前後行事可用意條々事
右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿勵越度。又勤行間道場以下処々灯明者。寺々僧衆面々奉加也。】

〔一、行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事
右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、若し亡者あれば過去帳を開き之を注載し、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せ之を記し置く。また、九月四日をもって定日と為すと雖も、若し延捉(えんそく⑥)あらば子細を諸寺に相触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。度を越さしむる勿れ。また、勤行の間、道場以下処々の灯明は、寺々の僧衆面々の奉加なり。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=風雅なおもむき。
⑤ 約諾=誓約して承諾する内容。
⑥ 延捉=延長すること。

(続く)

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2019年11月 4日 (月)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
「望郷や土塀コスモス咲き乱れ」星野立子

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた「最終ランナー」が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。

秋のコスモスにとって、今年の夏から秋への暑さは過酷でした。
来年には、まず「初夏のコスモス」をしっかり育てようと思います。
春から初夏にかけての気候はコスモスにとって
最適の環境をととのえてくれます。
その頃はまだ台風もありませんし、梅雨のしとしと雨が緑したたる葉を育て、花のあざやかさを引き立ててくれます。
花の時期は5月終わりごろから6月いっぱいまでです。

◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「どれとつて捨る葉もなし水仙花」
岩田涼菟(いわたりょうと、1659-1717、伊勢山田の神職、蕉門。)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1155
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

となかれ、止むのみ。〕

◆【一 以今年会合次可差定明年行事事
右結願之後。成衆会。差一人限年中。可令料理勤行間大小事。当其次之仁。更勿致辞遁矣。】

〔一、今年の会合を以って次に明年の行事を差定(さじょう①)すべき事
右、結願の後、衆会を成し、一人を差し年中に限る。勤行の間の大小事を料理(りょうり②)せしむべき事。当にその次の仁は、さらに辞遁(じとん③)を致すことなかれ。〕

① 差定=法要の配役などを記して各人に通知し、その承認を求めること。
② 料理=物事を整えおさめること。うまく処理すること。
③ 辞遁=ことわりのがれること。

(続く)

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2019年11月 3日 (日)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫

「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦

背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた「最終ランナー」が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。

秋のコスモスにとって、今年の夏から秋への暑さは過酷でした。
来年には、まず「初夏のコスモス」をしっかり育てようと思います。
春から初夏にかけての気候はコスモスにとって
最適の環境をととのえてくれます。
その頃はまだ台風もありませんし、梅雨のしとしと雨が緑したたる葉を育て、花のあざやかさを引き立ててくれます。
花の時期は5月終わりごろから6月いっぱいまでです。

◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「花もなき水仙埋む落ばかな」(たんたいぎ、1709-1771)


〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1155
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【凡如此之事。依時隨縁不覚而来。兼加用意。謹勿違失。然則寺々衆首。室々依止開白以前。面々集所摂之衆。以上之趣。可加教誡。然後行法之間。若有誤違犯者。招出閑処。懇可令教誡。乍見有違失。莫黙然止而已。】

〔およそかくの如きの事、時に依り、縁に随って覚えずして来る。兼ねて用意を加えれば、謹んで違失(いしつ)する勿かれ。しかれば則ち寺々の衆首(しゅうしゅ)、室室の依止(えじ)は開白(かいびゃく)以前、面々に所摂の衆を集む。以上の趣、教誡を加うべし。しかる後、行法の間、もし誤って違犯する者あらば、閑処に招き出だし、ねんごろに教誡を加うべし。違失あるを見ながら黙然することなかれ、止むのみ。〕

(続く)

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2019年11月 2日 (土)

コスモス寺花だより


◇コスモス:≪終わりました≫
背の高いコスモスは終わりましたが、
10月になって植え付けた「最終ランナー」が7,80センチの高さで咲いています。苗が若いので花は生き生きしています。今月10日ごろまでの名残りのコスモスです。

秋のコスモスにとって、今年の夏から秋への暑さは過酷でした。
来年には、まず「初夏のコスモス」をしっかり育てようと思います。
春から初夏にかけての気候はコスモスにとって
最適の環境をととのえてくれます。
その頃はまだ台風もありませんし、梅雨のしとしと雨が緑したたる葉を育て、花のあざやかさを引き立ててくれます。
花の時期は5月終わりごろから6月いっぱいまでです。

◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「水仙や門を出づれば江の月夜」各務支考(かがみしこう)
(1665-1731、美濃国の人、蕉門。)


〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1155
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【凡如此之事。依時隨縁不覚而来。兼加用意。謹勿違失。然則寺々衆首。室々依止開白以前。面々集所摂之衆。以上之趣。可加教誡。然後行法之間。若有誤違犯者。招出閑処。懇可令教誡。乍見有違失。莫黙然止而已。】

〔およそかくの如きの事、時に依り、縁に随って覚えずして来る。兼ねて用意を加えれば、謹んで違失(いしつ)する勿かれ。しかれば則ち寺々の衆首(しゅうしゅ)、室室の依止(えじ)は開白(かいびゃく)以前、面々に所摂の衆を集む。以上の趣、教誡を加うべし。しかる後、行法の間、もし誤って違犯する者あらば、閑処に招き出だし、ねんごろに教誡を加うべし。違失あるを見ながら黙然することなかれ、止むのみ。〕

(続く)

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2019年11月 1日 (金)

コスモス寺花だより


◇水仙:11月中頃~2月
    本数3万本。
種類は二つ、一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネス。

「朝露に水仙しづむ蕾かな」江左尚白
(1650-1722、近江大津の医者、蕉門のち離反す。)

◇コスモス:≪終わりました≫
秋のコスモスにとって、今年の夏から秋への暑さは過酷でした。
来年には、まず初夏のコスモスをしっかり育てようと思います。
春から初夏にかけての気候はコスモスには最適の条件を満たしてくれます。
その頃はまだ台風もありませんし。
花の時期は5月終わりごろから6月いっぱいまでです。

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(11月中頃~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《白鳳秘仏公開》
・期間:11月11日まで
・拝観時間:9時から16時まで
・特別拝観料:一人200円
昭和39年(1964)に十三重石宝塔(鎌倉時代、重要文化財)の大修理の際、五重目よりご出現の、白鳳金銅阿弥陀如来立像とその体内仏をはじめ、水晶製五輪塔型舎利塔、丈六文殊の脇侍像の太刀と手首、嵯峨天皇御宸翰の門額、神功皇后の大絵馬などを御開帳しています。

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1154
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【所以然者。蚊声雖微。集之成雷。何况数百之道俗。合声而大叫乎。臨座之人。猶以可驚耳。外聞之輩。必然而反唇者歟。尤有用意也。又行道之儀。同以准之。而欲出高声之外。更無余念之間。殆不知手舞足踏。是雖似勇猛之体。還可為軽哢之基。】

〔ゆえんしからば、蚊の声は微かなりといえども、これを集むれば雷となる。何ぞ況や数百の道俗、声を合わせ大に叫ぶや臨座の人なお以って耳を驚かすべし。外で聞く輩は、必然にして唇を反すものか。もっとも用意あるなり。また行道の儀は、同じく以ってこれに准ず。高声を出ださんと欲するの外、更に余念無きの間、ほとんど手舞、足踏を知らず。これ勇猛の体に似たりといえども、かえって
軽哢の基となすべし。〕

(続く)

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