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2019年11月29日 (金)

コスモス寺花だより

◇水仙:≪咲きはじめ≫

水仙は地中海沿岸が原産地で、ギリシャ神話のナルキッソスが名前の由来です。
シルクロードを通って中国まで運ばれ、泉に住まう水の精、水の仙人と名づけられたのでしょう。日本へは遣唐使が持ちかえったと言われています。
寒水仙、日本水仙、雪中花の名もあります。

花期 12月~2月
    本数 3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネスの2種。

「長閑さの侘しからまし水仙花」服部土芳
  (はっとりとほう、伊賀の人、蕉門、1657-1730)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(12月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1161
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                


◆【一 定時節事

右以九月初四日。可為開白之日。是則当冬分長斎之月。迎本願御忌之日之故也。諸寺之僧衆。不待催促。不嬾長途。期日以前可会合。若臨時有延促者。当年行事。兼日可相觸其由於諸寺者也。】

〔一 時節(じせつ①)を定む事

右、九月の初めの四日を以って開白の日となすべし。是れ則ち冬分(とうぶん②)長斎の月(ちょうさいのつき③)に当たり、本願御忌(ほんがんぎょき④)の日を迎えるの故也。諸寺の僧衆、催促を待たず、長途(ちょうと⑤)を嬾(ものう)くせず、期日以前に会合すべし。若し時に臨んで延促(えんそく⑥)あらば、当年の行事(ぎょうじ⑦)は兼日(けんじつ⑧)、その由を諸寺に相触れるべきべきもの也。〕

① 時節=時間。時期。物事を行うのにふさわしい機会。
② 冬分=陰暦では十月から十二月までをいう。九月は秋に入るのに何故かここでは冬としている。
③ 長斎の月=長斎は長く持斎を続けることで、正月と五月と九月をいう。
④ 本願御忌=西大寺を創建した本願称徳天皇の御忌日(御命日)。
⑤ 長途=長い旅路。遠路。
⑥ 延促=法会の期日を遅らせたり、早めたりすること。
⑦ 行事=法会を執り行う責任者、会行事。
⑧ 兼日=かねての日。あらかじめ。
(つづく)

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