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2019年12月 8日 (日)

コスモス寺花だより


◇水仙:≪咲きはじめ≫

水仙は地中海沿岸が原産地で、ギリシャ神話のナルキッソスが名前の由来です。
シルクロードを通って中国まで運ばれ、泉に住まう水の精、水の仙人と名づけられたのでしょう。日本へは遣唐使が持ちかえったと言われています。
寒水仙、日本水仙、雪中花の名もあります。

花期 12月~2月
    本数 3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネスの2種類。

「おもかげの透通りけり水仙花」三宅嘯山
(みやけしょうざん、1718-1803、京都の人) 

◇山茶花:≪見ごろ≫
◇南天の実:≪見ごろ≫ 

〔来年のコスモス〕
・初夏のコスモス:5月下旬~6月下旬
・秋のコスモス:9月中旬~11月上旬

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(12月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1165
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【於此外者。輙不可載之。是雖似別親疎。若及広博者。筆紙難堪。被読有煩。還可為退転之因縁。何况廻向及法界。豈敢有漏脱乎。凡七衆位別道俗交異之間。為簡別階級。類集作十巻者也。〈十巻内前九巻者。悉可読之。至第十巻者。羊羊書載数十人亡者之間。已大巻欲之悉読。時剋推遷。還為衆会之疲労。仍有衆議自今以後者。可読当年書入之分云云。〉】

〔このほかに於いては、輙(たやす)く之を載するべからず。これ親疎を別つに似たりと雖も、もし広博(こうはく①)に及べば、筆紙は堪えがたく、披読(ひどく②)するに煩いあって還って退転(たいてん③)の因縁となるべし。いかにいわんや、廻向は法界に及ぶ。あに敢えて漏脱(ろうだつ④)あらんや。およそ七衆は位を別つに、道俗は交わり異なるのあいだ、階級を簡別せんがため、類集して十巻と作すものなり。
〈十巻の内、前の九巻は悉くこれを読むべし。第十の巻に至りては、羊羊(⑤)たるに数十人の亡者を書載するの間、已に大巻にしてこれを悉く読まんと欲すれば時刻推遷(すいせん⑥)し、かえって衆会の疲労となる。すなわち衆議あって、今より以後は当年書き入るるの分を読むべし。云々。〉〕

① 広博=ひろいこと。
② 披読=ひらいて読むこと
③ 退転=だんだんに衰えていくこと。
④ 漏脱=もれおちること。
⑤ 羊羊=洋洋。水が満ちあふれるさま。限りないさま。
⑥ 推遷=うつりかわること。推移。経過。

(つづく)

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