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2019年12月10日 (火)

コスモス寺花だより


◇水仙:≪咲きはじめ≫

水仙は地中海沿岸が原産地で、ギリシャ神話のナルキッソスが名前の由来です。
シルクロードを通って中国まで運ばれ、泉に住まう水の精、水の仙人と名づけられたのでしょう。日本へは遣唐使が持ちかえったと言われています。
寒水仙、日本水仙、雪中花の名もあります。

花期 12月~2月
    本数 3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネスの2種類。

「此こころ一すじやさし水仙花」岩田涼菟
(いわたりょうと、1659-1717、伊勢の人、蕉門) 

◇山茶花:≪見ごろ≫
◇南天の実:≪見ごろ≫ 

〔来年のコスモス〕
・初夏のコスモス:5月下旬~6月下旬
・秋のコスモス:9月中旬~11月上旬

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(12月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1166
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【一 道場荘厳事。

右座之寛狭。衆之多少。依時隨境。不可一定。臨期相議。然而於大概者。非可不存知。先中央餝密壇。其傍可安土砂箱幷過去帳。辨備香花灯明。皆如常儀。〈毎時可備四面閼伽。〉】

〔一 道場荘厳の事

右、座の寛狭、衆の多少は時に依り境に随って、一定すべからず。期に臨んで相議すべし。しかれども大概に於いては、存知せざるべきに非ず。先ず中央に密壇(みつだん①)を餝(かざ)って、その傍に土砂の箱ならびに過去帳を安んずべし。香花灯明を弁備(べんび②)することは、みな常儀の如し。〈時ごとに四面に閼伽を備うべし。〉〕

① 密壇=現在の密壇といえば、一面器の密教法具を飾る長方形の檀を言うが、この頃は壇塔(国宝舎利塔)をまつり、四面器等をかざる正方形の大壇のことを言うのであろう。西大寺愛染堂には当時の大壇(重要文化財)が現存する。この節の最期に「四面の閼伽」とあり、四面器を用いたことが分かる。
② 弁備=わきまえ備えること。弁供。

(つづく)

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