« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »

2020年1月19日 (日)

コスモス寺花だより

コスモス寺花だより 1・19


◇水仙:≪満開≫

水仙は冬枯れの庭に剣のような青い葉をしげらせ、
小さな純白の花を咲かせています。
その花びらには宝石のような小さな粒があり、
光が当たるとキラキラと輝きます。
美しくもひかえめ、「清楚」という言葉が似合う花です。

水仙は地中海沿岸が原産地で、ギリシャ神話のナルキッソスが名前の由来です。
シルクロードを通って中国まで運ばれ、泉に住まう水の精、水の仙人と名づけられたのでしょう。日本へは遣唐使が持ちかえったと言われています。
寒水仙、日本水仙、雪中花の名もあります。

花期 12月~2月
    本数 3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネスの2種類。

「水仙や七日目ごとの夜のはな」秋之坊
(あきのぼう、加賀金沢の人、蕉門、生没年不詳) 

◇蝋梅(ろうばい):≪見ごろ≫
◇山茶花(さざんか):≪見ごろ≫
◇椿:≪咲きはじめ≫ 

〔来年のコスモス〕
・初夏のコスモス:5月下旬~6月下旬
・秋のコスモス:9月中旬~11月上旬

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(12月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1181
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【一 行法前後行事可用意條々事

右当行之人者。先解了今之式文。守其雅趣。可致沙汰也。所謂若有亡者。開過去帳注載之。兼有壇越者。任其約諾記置之。又以九月四日。雖為定日。若有延促者。可相觸子細於諸寺。又期日相近者。土砂以下事。兼可用意之。勿令越度。】

〔一、 行法(ぎょうぼう①)前後の行事(ぎょうじ②)に用意すべき条々の事

右、行事に当たるの人は、先ず今の式文(しきぶん③)を解了し、その雅趣(がしゅ④)を守り沙汰を致すべき也。所謂、もし亡者あれば過去帳を開いてこれを注(しる)し載せ、兼ねて檀越あればその約諾(やくだく⑤)に任せてこれを記し置くべし。また、九月四日をもって定日と為すといえども、若し延捉(えんそく)あらば子細を諸寺へ相ひ触れるべし。また、期日相近ければ土砂以下のこと、兼ねて之を用意すべし。越度(おつど⑥)せしむる勿れ。〕

① 行法=密教の修法。ここでは光明真言法。
② 行事=恒例の法会。それを執り行う人。
③ 式文=一定の作法のある行事、儀式の文章。
④ 雅趣=語意は「風雅なおもむき」であるが、あるいは旨趣の意で用いたか。
⑤ 約諾=約束して承知すること。
⑥ 越度=「おちど」とも。「のりをこゆる」の意から、過失、手落ちの意味に使う。

(つづく)

|

« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »