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2020年1月17日 (金)

コスモス寺花だより


◇水仙:≪満開≫

水仙は冬枯れの庭に剣のような青い葉をしげらせ、
小さな純白の花を咲かせています。
その花びらには宝石のような小さな粒があり、
光が当たるとキラキラと輝きます。
美しくもひかえめ、「清楚」という言葉が似合う花です。

水仙は地中海沿岸が原産地で、ギリシャ神話のナルキッソスが名前の由来です。
シルクロードを通って中国まで運ばれ、泉に住まう水の精、水の仙人と名づけられたのでしょう。日本へは遣唐使が持ちかえったと言われています。
寒水仙、日本水仙、雪中花の名もあります。

花期 12月~2月
    本数 3万本。
種類は一重咲きの寒水仙と
八重咲きのチャフルネスの2種類。

「水仙や江戸の辰巳のかぢけ坊」小林一茶
(小林一茶、1763-1827、信濃柏原の人 ) 
・かじけ(悴)=寒がりや。やつれること。落ちぶれること。

◇蝋梅(ろうばい):≪見ごろ≫
◇山茶花(さざんか):≪見ごろ≫
◇椿:≪咲きはじめ≫ 

〔来年のコスモス〕
・初夏のコスモス:5月下旬~6月下旬
・秋のコスモス:9月中旬~11月上旬
(例年は9月15日ごろから咲きはじめ、月末から見ごろとなり、10月10日には満開になりました。そして11月中頃までその状態を維持していました。
しかし、最近は異常気象のため、夏の猛暑が秋までずれ込んで開花が遅れています。そして花の状態は年によりよかったり悪かったりで予測がつきません。
今年の気象はどうなりますやら。「人事を尽くして天命を待つ」ことになります。)

〔四季の花暦〕
・冬:水仙(12月~2月)
・春:山吹(4月)
・夏:初夏咲きコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月~11月)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1180
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

『西大寺毎年七日七夜不断光明真言勤行式』
(さいだいじまいねんなぬかななよふだんこうみょうしんごんごんぎょうしき)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

◆【一 以今年会合次可差定明年行事事
右結願之後。成衆会。差一人限年中。可令料理勤行間大小事。当其次之仁。更勿致辞遁矣。】

〔一、今年の会合を以って次に明年の行事を差定(さじょう①)すべき事
右、結願の後、衆会を成し、一人を差し年中に限る。勤行の間の大小事を料理(りょうり②)せしむべき事。その次に当たらんの仁(ひと)は、さらに辞遁(じとん③)を致すことなかれ。〕

① 差定=法要の配役などを記して各人に通知し、その承認を求めること。
② 料理=物事を整えおさめること。うまく処理すること。
③ 辞遁=ことわりのがれること。

(つづく)

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