コスモス寺花だより
7・31
〔いま咲いている花〕
◇ひつじぐさ(未草):≪見ごろ≫
日本の睡蓮の原生種、小さな白い花がかわいいです。未の刻(午後1時から3時)に咲くのが名前の由来です。
花期:6月~9月上旬
「未草を遠まなざしに観世音」粟倉昌子
◇しゅうかいどう(秋海棠):≪咲きはじめ≫
江戸時代の寛永年間に中国から伝わる。原産地は東南アジア。葉は変形のハート形をしている。
赤花と白花の2種類。
花期:7月~9月
「手拭に紅のつきてや秋海棠」各務支考
◇さるすべり(百日紅):≪咲きはじめ≫
花期:8月
「これそげに夏の花なる百日紅」正岡子規
◇秋のコスモス:≪育成中≫
*本堂の基壇南西の角に100株ほどのコスモスの花を残しています。数は少ないですが、これから夏中を咲き続けると思います。
花期:9月下旬~11月上旬。満開は10月中。
20種類、15万本。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月下旬~11月上旬)
・冬:水仙(12月中旬~2月上旬)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)