« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »

2020年9月 4日 (金)

コスモス寺花だより


9・4

〔お茶の名産地・般若寺〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。11月には小さな白い花が咲きます。

〔コスモス〕
≪育成中≫
・花期:今年は残暑がきびしく、コスモスの開花は遅れて10月になりそうです。今のところ苗は30~50センチほどで、例年の半分の草丈です。猛暑と日照りが影響したようです。雨が降れば持ち直すのですが。
・花の本数:10万本。(今年は通路を少し広くしましたので数は減りました。)
・品種:10種類(20種類の種を蒔きましたが、酷暑のため減っているかもしれません。)
*新型コロナ対策として過密状態を避けなければなりません。もしも参詣の人出が過密になるようでしたら、駐車の台数を制限させていただきます。

〔いま咲いている花〕

◇ひつじぐさ(未草):≪見ごろ≫
                                                                                     
花期:6月~9月上旬                                                                

「二時の陽を鋭角に受けひつじ草」上野紫泉 
                                                                                                                                                                                                                                                                                       
◇さるすべり(百日紅):≪見ごろ≫
花期:8月~9月

「百日紅あはき眩暈をおぼえけり」阿波野青畝


〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(9月下旬~11月上旬)
・冬:水仙(12月中旬~2月上旬)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

(休止中)

|

« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« コスモス寺花だより | トップページ | コスモス寺花だより »