コスモス寺花だより
9・26
〔コスモス〕
≪咲きはじめ≫
「風去れば色とり戻す秋桜」稲畑汀子
○花期:10月上旬~11月中旬
昨日の雨でコスモスはいきいきと背を伸ばしました。石塔の基壇の周りではイエローガーデンの薄黄色がさきだしましたし、石仏の前では大きな花が咲き出しています。石灯籠や笠塔婆とのコントラストがコスモスを引き立てています。
今年は1週間ほど開花が遅れた分、11月まで満開が続きそうです。
○種類:いま咲いている種類は、サイケ、美色コスモス、センセーション、ディアボロ、ハッピーリング、ダブルクリック、シーシェルです。
あとは秋咲大輪、イエローガーデン、キャンパスオレンジ、ピコティ
○花の本数:10万本。
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。
今、お茶の花が咲いています。花は椿の花を小さくしたような白い花です。
「おもひでは茶の花のなつかしさ供へ」種田山頭火
〔いま咲いている花〕
◇しおん(紫苑):≪見ごろ≫
◇さるすべり(百日紅):≪見ごろ≫
◇ひがんばな(彼岸花):≪見ごろ≫野生の花ですからいたるところに咲きます。
◇白い彼岸花:≪見ごろ≫鉢植えで4鉢。
◇萩:≪見ごろ≫ヤマハギ3株。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月下旬~11月上旬)
お茶(9月~11月)
・冬:水仙(12月中旬~2月上旬)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)
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