コスモス寺花だより
10・26
〔コスモス〕
≪満開≫
「コスモスや我より問ひてきく話」星野立子
○花期:10月上旬~11月中旬
昨日は絶好の行楽日和でした。真っ青な空、風もなく暑からず寒からずの秋らしいお天気でした。そのおかげで参詣者も多くなり、今年2番目の賑わいでした。ただ先週一般車向けに使えたバススペースがバス専用となり、乗用車の収容台数が減ったため満車状態となりました。そのため駐車入場をお断りせざるを得なくなりました。入山できなかったお客様には本当に申し訳ないことでした。心よりお詫び申し上げます。駐車場は機会があるごとに拡張してまいりましたが、なかなか来られる車の数には対応しきれません。できましたら休日を避けてお出でいただけますようお願いいたします。この先1週間は晴れの日が続くそうです。それとバスの入る予定はありませんので静かな環境が保たれます。
十三重大石塔の柵内ではうすい黄色の「イエローガーデン」が咲いています。そして背が高くて花の大きい「センセーション」や「秋咲き大輪」もいっせいに咲き出しました。ピンクの花びらに白い紋様が入る「ピコティ」や花弁が筒状の「シーシェル」、複弁の「サイケ」、黄色に赤みがさした「キャンパスオレンジ」も咲いています。
今年はこれから11月半ばまで見ごろが続きます。
○種類:10種類
○花の本数:10万本。
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。
今、お茶の花が咲いてます。花は椿の花を小さくしたような白い花です。
「眼の高さにて茶の花が咲くことも」岡井省二
〔白鳳秘仏御開帳〕
宝蔵堂に於いて、9月20日~11月10日。
(別途拝観料200円を申し受けています)
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月下旬~11月上旬)
お茶(9月~11月)
・冬:水仙(12月中旬~2月上旬)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)
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