コスモス寺花だより
10・18
〔コスモス〕
≪満開≫
「コスモスの繚乱たるは景をなし」清崎敏郎
○花期:10月上旬~11月中旬
昨日の雨は朝から晩まで本当によく降りました。からのバケツに三分の一ほど水が溜まっていたから50ミリ以上の雨でした。
コスモスは雨の中でも花はしっかりと咲いていて、参詣者が次々やってこられるのを嬉しそうに出迎えているようでした。足元がしるくて歩きづらいのに本当にたくさんのご参詣でした。心より御礼申し上げます。
今日は雨も上がり、天気予報では徐々に晴れ間が見えるそうです。秋の青空にコスモスの花となったらいいですね。花は満開になっていますからぜひコスモス日和となってほしいです。
十三重大石塔の柵内ではうすい黄色の「イエローガーデン」が咲いています。そして背が高くて花の大きい「センセーション」や「秋咲き大輪」もいっせいに咲き出しました。ピンクの花びらに白い紋様が入るピコティや花弁が筒状のシーシェル、複弁のサイケも咲いています。
今年はこれから11月半ばまで見ごろが続きます。
○種類:10種類
○花の本数:10万本。
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。
今、お茶の花が咲いてます。花は椿の花を小さくした白い花です。
「茶の花に引れて恋のほつれけり」長野りん女
〔白鳳秘仏御開帳〕
宝蔵堂に於いて、9月20日~11月10日。
(別途拝観料200円を申し受けています)
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(9月下旬~11月上旬)
お茶(9月~11月)
・冬:水仙(12月中旬~2月上旬)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)
| 固定リンク
コメント