コスモス寺花だより
12・31
◇水仙:≪見ごろ≫
「百茎の水仙花を君のため」山口青邨
一年最後の日、大晦日となりました。今年は異常気象と新型コロナで大変な年でしたが、何とか乗り切ってこられたことをみ仏様に感謝したいと思います。来年も空気や水など自然界をこわさない生活様式を模索し、地球にご迷惑をかけないように生きたいものです。
・種類:日本水仙(一重咲き、白色)
チャフルネス(八重咲、白色、匂い水仙)
・本数:3万本
・花の期間:12月~2月
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(10月~11月)
お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下いちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)