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2020年12月22日 (火)

コスモス寺花だより

12・22

◇水仙:≪五分咲き≫

「水仙に氷のごとき光塵かな」赤尾兜子

冬至を過ぎると暦は春に向かいます。新暦では今の1月から、旧暦では2月から3か月間が春ですね。それでお正月には「新春おめでとうございます」と言うのでしょう。でも今のお正月は冬のさ中で、ここから厳冬の季節となるというのが実感ではないでしょうか。
水仙はこれからが見ごろですから、これは冬の花か、春の花かどちらになるのでしょう。
・種類:日本水仙(一重咲き、白色)
チャフルネス(八重咲、白色、匂い水仙)
・本数:3万本
・花の期間:12月~2月

◇さざんか(山茶花):≪見ごろ≫
◇茶:≪見ごろ≫

「茶の花はこぼれ染めつつ霜日和」西島麦南

椿の花を小さくしたような可愛い白い花で、かすかな香りを持っています。
・花の期間:10月~12月

〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。

〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(例年は9月下旬~11月上旬)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月上旬)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下いちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

(休止中)

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