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2020年12月17日 (木)

コスモス寺花だより

12・17

◇水仙:≪三分咲き≫

「句碑の径水仙咲けり野のごとく」山口青邨

おそく色づいたイチョウの葉が散っています。その根方に阿波野青畝さんの句碑がぽつんと立っています。普段は目立たないのですが、この季節には黄金色のじゅうたんの上に立っているようです。
「般若櫃うつろの秋のふかさかな」
この句は、『太平記』に記された大塔宮護良親王が当寺の大般若経のお経櫃に隠れて追手の難を逃れられた逸話を詠んでおられます。
「うつろ」はお櫃の蓋を開けても親王様がおられなかったことに、「ふかさ」は春秋すなわち寺の歴史の深さにかけてあるようです。

・種類:日本水仙(一重咲き、白色)
チャフルネス(八重咲、白色、匂い水仙)
・本数:3万本
・花の期間:12月~2月

◇さざんか(山茶花):≪見ごろ≫
◇茶:≪見ごろ≫

「茶の花のつぶやく年の名残かな」森澄雄

椿の花を小さくしたような可愛い白い花。
かすかな香りを持った清楚な花です。
・花の期間:10月~12月

〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。

〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
   紫陽花(6月) 
・秋:コスモス(例年は9月下旬~11月上旬)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月上旬)

《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
    京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録

(休止中)

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