コスモス寺花だより
12・15
◇水仙:≪三分咲き≫
「君見よやむらがる水仙青莟」山口青邨
寒さがつのり冬らしい気候になってきましたが、水仙の花は日に日に花数がふえています。場所によっては五分咲きから満開になったところもあります。
・種類:日本水仙(一重咲き、白色)
チャフルネス(八重咲、白色、匂い水仙)
・本数:3万本
・花の期間:12月~2月
◇さざんか(山茶花):≪見ごろ≫
◇茶:≪見ごろ≫
「医王寺の朝に逢ひ茶が咲けるなり」岡井省二
椿の花を小さくしたような可愛い白い花。
かすかな香りを持った清楚な花です。
・花の期間:10月~12月
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。
〔四季の花暦〕
・春:山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス(6月)
紫陽花(6月)
・秋:コスモス(例年は9月下旬~11月上旬)
お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月上旬)
《真言律宗の祖、叡尊興正菩薩(えいそんこうしょうぼさつ)
一代記を読む》1185
『西大勅謚興正菩薩行実年譜附録』巻の下
(さいだいちょくしこうしょうぼさつぎょうじつねんぷふろく)
京都葉室浄住寺沙門 慧日房慈光 編録
(休止中)
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