コスモス寺花だより
4・24
〔今咲いている花〕
◇ 初夏咲きコスモス:≪つぼみ≫
・コスモスの苗はすくすくと育ち、30㎝になりました。うす緑のの葉が盛り上がるように茂っています。小さいながらもちらほらと、花が咲いているのもあります。
花期:6月~7月(5月中に咲き出すかもしれないです)
花数:5万本。種類:5種類。
◇ヤマブキ(山吹):≪終り近し≫
・黄色一重咲、黄色八重咲、白山吹。
「山吹や何がさはつて散りはじめ」正岡子規
◇ ツルニチニチソウ(蔓日々草):≪見ごろ≫
つる性の丸い葉に紫色の花がいっぱい咲いています。
原産地は南ヨーロッパから北アフリカ。学名はVinca major(ビンカマジョール)。
◇ ヤグルマギク(矢車菊):≪見ごろ≫
◇ ハナビシソウ(花菱草):≪見ごろ≫
◇ カラタネオガタマノキ(唐種小賀玉木):≪見ごろ≫花は緑色なので目立たない。香りがバナナそっくりなので「バナナの木」とも。
◇ シウンラン(紫雲蘭):≪見ごろ≫石塔の基壇石畳に咲く薄紫の花。
◇ やまあじさい(山紫陽花):≪つぼみ≫
〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。集められた種類は今のところ、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」そして境内に自生する「般若寺茶」です
〔四季の花暦〕
・春:桜・山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(6月)
未草・百日紅・秋海棠(7月~8月)
・秋:萩・紫苑(9月)
コスモス(10月~11月)
お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)
〔西大寺のこと〕
~真言律宗総本山西大寺の興隆と饒益有情(にょうやくうじょう)のために~
① 4月の≪ご案内企画Ⅴ≫毎回午後2時から1時間ていど。
・特典:東塔基壇に上り、奈良時代の礎石群拝見を許可。
(1)前半の4日と18日は本堂でおつとめと仏様のお話です。
そして4月20日~5月10日の間には聚宝館(宝物殿)で「寺宝特別公開」がありますので、
(2)後半の24日、25日、29日は本堂と聚宝館の両方で案内法話があります。聚宝館は密集を避けるため、本堂または入口付近の屋外でお話があります。
・今回は博物館に長年寄託されている「国宝・金銅透彫舎利塔」が一時返還で里帰りされ、寺での初公開となります。この舎利塔は金属工芸の最高傑作と評価されている素晴らしい作品です。
・また京都市の太子堂白毫寺所蔵の「重文・聖徳太子二歳像」が特別出陳されます。
・本日、24日の講師僧は中野祥圓師です。
② 5月の≪ご案内企画Ⅵ≫の舞台は四王堂に移ります。そして聚宝館の公開期間中は両方で、後半には四王堂のみでお勤めとご案内法話があります。日程は1~5,8,9,16,23,30日を予定。
③ 宗祖興正菩薩御尊像(国宝)は21日から京都国立博物館で御開帳されます。
(お問い合わせは:西大寺 ℡0742-45-4700)
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