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2021年4月27日 (火)

コスモス寺花だより

4・27

〔今咲いている花〕
◇ 初夏咲きコスモス:≪咲きはじめ≫
・コスモスの苗はすくすく育ち、草丈40~50㎝になっています。小さいながらもちらほらと、花が咲き出しました。
例年は6月からなのに、今年は1か月近く早いです。
・花期:5月中旬~7月
・花数:5万本。種類:5種類(センセーション、シーシェル、サイケ、ピコティ、美色混合)。
   
◇ ツルニチニチソウ(蔓日々草):≪見ごろ≫
つる性の丸い葉に紫色の花がいっぱい咲いています。
原産地は南ヨーロッパから北アフリカ。学名はVinca major(ビンカマジョール)。
◇ ヤグルマギク(矢車菊):≪見ごろ≫
◇ ハナビシソウ(花菱草):≪見ごろ≫
◇ カラタネオガタマノキ(唐種小賀玉木):≪見ごろ≫花は緑色なので目立たない。香りがバナナそっくりなので「バナナの木」とも。
◇ シウンラン(紫雲蘭):≪見ごろ≫石塔の基壇石畳に咲く薄紫の花。
◇ やまあじさい(山紫陽花):≪つぼみ≫

〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」を植えています。

〔四季の花暦〕
・春:桜・山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(6月)
   未草・百日紅・秋海棠(7月~8月) 
・秋:萩・紫苑(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔西大寺のこと〕
~真言律宗総本山西大寺の興隆と饒益有情(にょうやくうじょう)のために~
① 4月の≪ご案内企画Ⅴ≫毎回午後2時から1時間ていど。
・特典:東塔基壇に上り、奈良時代の礎石群拝見を許可。
(1)前半の4日と18日は本堂でおつとめと仏様のお話です。
そして4月20日~5月10日の間には聚宝館(宝物殿)で「寺宝特別公開」がありますので、
(2)後半の24日、25日、29日は本堂と聚宝館の両方で案内法話があります。聚宝館は密集を避けるため、本堂または入口付近の屋外でお話があります。
・今回は博物館に長年寄託されている「国宝・金銅透彫舎利塔」が一時返還で里帰りされ、寺での初公開となります。この舎利塔は金属工芸の最高傑作と評価されている素晴らしい作品です。
・また京都市の太子堂白毫寺所蔵の「重文・聖徳太子二歳像」が特別出陳されます。
・29日の講師僧は般若寺住職の担当です。
② 5月の≪ご案内企画Ⅵ≫の舞台は四王堂に移ります。そして聚宝館の公開期間中は両方で、後半には四王堂のみでお勤めとご案内法話があります。日程は1~5,8,9,16,23,30日を予定。
③ 宗祖興正菩薩御尊像(国宝)は21日から京都国立博物館で御開帳されます。
(お問い合わせは:西大寺 ℡0742-45-4700)

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