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2021年4月 4日 (日)

コスモス寺花だより

4・4
〔今咲いている花〕
◇ヤマブキ(山吹):≪見ごろ≫黄色一重咲、黄色八重咲、白山吹。
「山吹や三角の蕾一列に」正岡子規
◇リキュウバイ(利休梅):≪見ごろ≫    
◇ ツルニチニチソウ(蔓日々草):≪見ごろ≫
◇ シャガ(射干):≪見ごろ≫
◇ ヤエザクラ(八重桜):≪咲きはじめ≫
◇ ヤグルマギク(矢車菊):≪咲きはじめ≫
◇ 初夏咲きコスモス:≪播種育成中≫
花期:6月初め~7月
花数:5万本。種類:5種類。

〔お茶の名産地般若寺の復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。集められた種類は今のところ、「やぶ北」、「狭山かおり」、「紅ふうき」、「奥みどり」、そして境内に自生する「般若寺茶」です

〔四季の花暦〕
・春:桜・山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(6月)
   未草・百日紅・秋海棠(7月~8月) 
・秋:萩・紫苑(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔西大寺のこと〕
~真言律宗総本山西大寺の興隆と饒益有情(にょうやくうじょう)のために~
① 4月の≪ご案内企画Ⅴ≫
(1)前半の4日と18日は本堂でおつとめと仏様のお話です。
そして4月20日~5月10日の間には聚宝館(宝物殿)で「寺宝特別公開」がありますので、
(2)後半の24日、25日、29日は本堂と聚宝館の両方で案内法話があります。
今回は博物館に寄託されている「国宝・金銅透彫舎利塔」が一時返還で里帰り公開されます。この舎利塔は金属工芸の最高傑作と評価されている素晴らしい作品です。
また京都市の太子堂白毫寺所蔵の「重文・聖徳太子二歳像」が特別出陳されます。
・本日、4日の講師僧は酒部浩明師です。
(お問い合わせは:西大寺 ℡0742-45-4700)

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